2016年(平成28年)釧路作成図書一覧




2016年(平成28年)釧路点字図書館作成点訳図書一覧(2017.3.9.修正)



「ラブレイン 上」 原作 呉 水娟(オ・スヨン)  著者 金 重明(キム・チュンミョン) 5巻
 1997年、ソウル韓国大学での事。医学部に通うドンウク。美術学部に通うイナ。友人のチャンモ。わずか3秒で恋におちたイナ。ベンチで本を読む彼女の姿をとどめようとスケッチするイナ。彼女の名はユニ。家政学科の後輩である。雨の日傘にさそい??親友のドンウクが見初めた。でも病気でユニはアメリカに行く。

「裸の華 小説すばる12月号 抜粋」 桜木 紫乃 1巻
 店を閉め、すすきのを去ったノリカは、熱海に来ていた。師匠にあい、本当の 振り出しに戻るためにーー。 

「卓上四季 2015年10月」 北海道新聞社 1巻
 その時の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞朝刊連載コラム。

「正直」 松浦 弥太郎 2巻
 「暮らしの手帖」編集長を辞し、新天地へ! 49才になった著者が今伝えたい著者の人生。さまよう人を激励する熱い半世紀にしてあたたかな人生論。

「55歳からのハローライフ」 村上 龍 5巻
 離婚したものの経済的困難から結婚相談所を訪れた女。早期退職後、妻と旅する計画を拒絶された男。みんな溜め息をつきながら生きている。ささやかだけど、もう一度人生をやり直したい人々に寄り添う「再出発」の物語集。

「水の柩」 道尾 秀介 5巻
 平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。また、祖母が50年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が祖母と敦子の過去と未来をつないでいく。

「ビジョンの条件」 森村 誠一 5巻
 EM社という江本一族の同族会社の理不尽で横暴な経営のため父を殺されたよしの。妻を殺された井川。恋人を殺された春菜。自分もあぶない目にあう荻村。それに元警察官で今は探偵をしている岡野が加わり、EM社江本一族を追いつめていくサスペンス。

「中原の虹 第2巻」 浅田 次郎 6巻
 半世紀にわたり落日の清王朝を一人で支えた西太后が人生の幕を閉じようとするころ、張作霖や袁世凱は着々と力を蓄えていた。死期を悟った西太后が考え抜いて出した結論は自らの手で王朝をほろぼすということだった。次の皇帝として指名したのは、わずか3歳のプーイー。その悲壮な決意を前に春児は、そして光緒帝はーー。

「陽だまりの天使たち ソウルメイトU」 馳 星周 5巻
 病と闘う少女のそばに寄り添う「トイ・プードル」。絶望した男の前に現れた捨て犬「フレンチ・ブルドッグ」。亡き妻が愛した犬「ミックス」。犬との暮らしが教えてくれる、今を大切に生きることの素晴らしさ。

「ウラル(霧)」 桜木 紫乃 5巻
 〈自分の居場所は自分で見つけるしかない。〉根室の花街にいきる女、珠生(たまき)は地元の有力者である河之辺家の3姉妹の次女。15歳で家を出て芸者になったのは自分の意思を貫きたかったから。そんな珠生が惚れたのは恩義から汚名をかぶって刑務所へ行く男、相羽だった。出所してきた相羽は、地元の汚れ仕事を引き受ける組織を興す。珠生はヤクザの女房に・・・。

「心霊探偵八雲 9  救いの魂」  神永 学 6巻
 八雲は高校時代の同級生の妹の生霊を目撃する。その頃遊び半分で樹海に入った大学生が死体を発見、幽霊からデンワがかかってるようになり、調査を探偵になった後藤に依頼。後藤はそのデンワ受けて霊にとりつかれた。樹海では両眼の赤い男の目撃情報もあり、何者かの罠と思われたが。シリーズ最高のクライマックスが迫る!!

「銀河パトロール隊 −− レンズマン・シリーズ1」  E・E・スミス  小西 宏 訳  7巻
1937年に発表されたレンズマン・シリーズ1の「銀河パトロール隊」。グレーレンズマンに成長したキムボール・キニスンが宇宙海賊とたたかう話。

「お鳥見女房」 諸田 玲子  4巻
将軍のタカ狩りの下準備をするお鳥見役には、幕府の密偵という裏の役割りがあった。江戸郊外に暮らす矢島家の女房、珠世は当主の留守宅を切り盛りしている。さまざまな難題を持前の明るさと機転で解決していく、人情味あふれる物語。

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音」 太田 紫織  4巻
高校2年生になった正太郎。仲のいい今居と百合子と同じクラスになったものの百合子がゴスロリの転校生・蘭香に「親友になって」と言われたことからバランスが崩れ・・・。彼女の謎を櫻子さんが解く。ほか、一緒に出かけた美瑛の美しい池で見つけた遺体の謎など、櫻子さんの推理が冴える大人気ミステリ!

「黒いカーニバル (新装版)」 レイ・ブラッドベリ  伊藤 典夫 訳  5巻
深夜のカーニバルで、団長が乗った観覧車がくるくる逆まわりするたびに奇怪なことが起こる「Kい観覧車」、かつての想い人である少女を失った湖を男が婚約者とともに再び訪れる「みずうみ」など、叙情SFの名手が贈る恐怖と幻想にあふれた24篇の物語。

「卓上四季 2015年11月」 北海道新聞社  1巻
その時々の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞朝刊掲載コラム

「美ら海、血の海」(ちゅらうみ、ちのうみ)  馳 星周(はせ せいしゅう)  5巻
東日本大震災発生から3日後、石巻に入った老人・真栄原幸甚は眼前の惨状に、60数年前の沖縄戦を思い出す。1945年の沖縄、14歳だった幸甚は、強制的に徴用された。米軍が沖縄へ上陸し、激しく攻撃する中、必死に生き延びようとするが、それはあまりに過酷な日々だった。

「アレス −ー天命探偵 Next Gearー−」  神永 学  5巻
二人の男が凶弾に倒れた −− クロノスシステムが予見する死を阻止すべく駆けつけた〈次世代犯罪情報室〉メンバーの前に、最強の男と女が現れた。やがて浮上する秘密組織と恐怖のテロ計画。奴らの真の目的とは何か? 

「暖簾」  山崎 豊子  3巻
 親子二代のれんに全力を傾ける不屈の気骨と大阪商人の姿を描く。

「日暮らし 上」  宮部 みゆき  7巻
 浅草の似顔絵師が、素人とは思えない鮮やかな手口で殺された。本所深川のぼんくら同心、井筒平四郎と美形の甥の子、弓之助が動き出す。岡っ引きの政五郎の手下、おでこの悩み、佐吉夫婦の心、、煮売り屋のお徳の商売敵著者渾身の時代ミステリー。

「どうしてもヤセられなかった人たちが “おデブ習慣” に気づいたらみるみる10Kgヤセました」 ダイエットコーチ EICO  2巻
 ヤセないひと共通のNG行為を改めれば誰でもスリムになれる! そのノウハウを実録コミックエッセイで伝授!゛気づくだけ“でダイエットは成功する!

「一流の集中力 イチロー、中村俊輔も実践する「本番力」の鍛え方」  豊田 一茂  2巻
 イチロー、中村俊輔といったアスリートたちの精神面を鍛え上げ世に送り出したメンタルトレーニングのカリスマが「呼吸法」「内言」「イメージング」「気功体操」の」4つを組み合わせて持てる能力を100%発揮させるための精神状態をつくり出す「心身統一的手法」を手ほどき。

「闇の嫡流」  渡辺 裕之  6巻
 病に倒れた祖父・竜弦の命で涼は紀伊半島へ飛ぶ。そこで目にしたのは、外国のエコテロリスト団体の横暴なふるまいだった。やがてそれが、日本の食料自給率を管理しようとするアメリカの陰謀だと知り、憤る涼。しかし敵は竜弦にかわって頭領代行となった涼に対し、さらに巧妙な罠を仕掛けてきて・・・。

「となりの蔵のつくも神」  伊藤 遊  3巻
 老朽化の進むマンションで両親と中学に入って荒れはじめた兄と暮らすほのかは、古い土蔵がある隣の家のおばあさんが気になっている。実はその土蔵には、つくも神が住んでいた。古道具に宿ったつくも神と人々の交流を描く温かなファンタジー。

「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ」  大崎  梢  4巻
 「いいよんさんわん」−−近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵がさまざまな謎に取り組んでいく。

「自分のためにもっとお金を使おう」  中谷 彰宏  2巻
 今日使うお金が明日のあなたを作る。成功者の共通点は、お金に対してクヨクヨしないこと。お金で苦労しない54のヒントがあります。

「ロスト」  呉  勝浩  9巻
「ムラセアズサを預かっている。これはイタズラではなく、正真正銘の営利誘拐だ」 無断欠勤を続けていた村瀬梓が勤めるコールセンターに掛かってきた犯行電話。身代金の要求額は1億円、輸送役は100人の警官。なぜ、家族ではなく、会社にかけてきたのか。なぜ」、1億円なのか。なぜ、100人も必要なのか。警察と関係者たちは、ピュワイトを名乗る犯人に翻弄されていくーー。

「卓上四季 2015年12月」 北海道新聞社 連載  1巻

「二人の夫をもつ女」 5巻  夏樹 静子
 愛妻家の夫が謎の失踪。打ちひしがれる妻・祥子にやさしく寄り添う夫の上司・里見。二人はいつしか「再婚」を意識し始めるが、祥子はやがて夫の「真相」をつきとめる。彼女が最後に下した決断とは? 表題作を含む珠玉の短編集。

「あい 永遠に在り」 6巻  高田 郁(たかだ かおる)
 齢73歳で北海道開拓を志した医師 関寛斎。これまでの医師としての地位や名誉を捨ててまで北の大地を目指す夫を傍らで支え続けた妻あい。幕末から明治への激動の時代を生きた夫婦の生涯を通じて、愛すること、生きることの意味を問う感動の実在した夫婦の物語。

「中原の虹 第3巻」 6巻  浅田 次郎
西太后を喪い、清王朝の混迷は極まる。国内の革命勢力の蜂起と諸外国の圧力に対処するため袁世凱が再び北京に呼び戻される。一方満州を支配する張作霖は有能なブレーン玉永江を得て名実ともに「東北王」となる。幼き皇帝プーイーにおそいかかる革命の嵐の中ついに清朝は滅亡する。 

「東京ミステリー」 3巻  西村京太郎
 江戸川区内の交番に勤務する山中のモットーは、地元の住民と仲良くすること。アパートに住む一人暮らしの老女が大家とトラブルを起こし、追い出されそうになってしまう。見るに見かねた山中は、妻の勧めで箱根の別荘を購入し、気になっている5名の人たちを住まわせる。別荘に移った後、1人の住民が失踪。さらにもう1人いなくなり・・・。東京と箱根にまたがる捜査が開始され、十津川警部は事件を追って箱根へ向かう。

「眠れないほどおもしろい哲学の本」 3巻  富増 章成(とます あきなり)
 ソクラテス、カント、ニーチェからサンデル教授まで・・・。「強く生きたい」「幸せになりたい」 あなたのための哲学案内!

「通りすぎた奴」 3巻  眉村 卓
 超立体的に構築された未来都市。人は高速エレベーターで上下に移動していた。そんな都市の中で出会ったスケッチを描いていた浮浪者風の男ーー。彼は何百日もかけて、この高層都市を最上階まで旅していたのだ・・・。そして衝撃的なラスト・・・?!! 表題作「通りすぎた奴」他。人間社会に潜む様々な意識の暗部を抉る問題SF。全9篇収録。

「スウィート・ヒアアフター」 2巻  よしもとばなな
 恋人と事故に遭い、一人生き残った主人公小夜子は生き残りの重みを抱えながら暮らしている。惨劇にあっても消えない”生命の輝き”と”日常の力”を描き、静かで確実な再生の物語。

「降魔弓事件」 4巻  太田 忠司(ただし)
 街の名家、森名家に伝わる巨大な降魔弓から矢が放たれ、矢は10kmはなれた森名家の孫・保一の胸を貫いた。一体誰が4mもある巨大な弓を扱ったのか? 石神探偵事務所の野上英太郎と助手の狩野俊介が謎を解く。

「大人の時間 上巻」 4巻  五木 寛之
 コンサート会場で知り合った中年の女性二人。主婦として母として生きてきたことを振り返り、何にか心にむなしい気持ちをもちながらこれからの人生をどう生きればよいのか? お互いに女性同士なのに心ひかれるところがあり、二人で過ごす時間だけが倖せを感じる。一方中年になった旗江の夫は若い子に会って話しているのが心休まると・・・

「PK」 3巻  伊坂幸太郎
 人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。勇気と臆病が連鎖し、絡み合って歴史は作られ、小さな決断がドミノを倒すきっかけをつくる。三つの物語を繋ぐものは何か。読み解いた先に、ある世界が浮かび上がる。

「卓上四季 2016年1月」 1巻 北海道新聞社 連載

「小さいおうち」  5巻  中島 京子
 昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。だが平穏な日々にやがて密かに”恋愛事件”の気配が漂いだす。一方戦争の影も刻々と迫りきてーー。晩年のタキが記憶を綴ったノートが意外な形で現代へと継がれてゆく最終章が深い余韻を残す傑作。著者と船曳由美の対談を巻末に収録。

「罪・万華鏡」 佐々木丸美  3巻
 正子は友人の魔作子を殺してしまう。以上心理による犯行と判断され吹原医師が分析を進めるが、そこから意外な事実が。犯罪心理を意欲的に描いたオムニバス。

「歯医者さんが書いた人生をクリーンにする77の方法 −−7つのキレイポケットで心も体もツヤピカ」  綾野 葉月  2巻
 お口の中の状態を改善すれば、心や体まで健康に。しっかり手入れした歯は明るい印象を与え、良好な人間関係を築くことにつながります。自分に自信がつき、恋愛運もアップ!

「つばさ111号の殺人」  西村京太郎  4巻
 ある殺人事件で証人を務めた2人の男女が相次いで突然死する。判決時、「証人全員を殺してやる」と叫んだ殺人犯の松本はすでに獄中で病死していたが、残る3人の証人に十津川警部が接触するが、またひとりが行方不明に。何者かによる復讐なのか?

「狭小邸宅」  新庄 耕(こう)  3巻
 不動産屋で主人公が初めて戸建てを売って一皮むけ、やがて仕事のやりがいを感じている様子が描かれている。

「世界が赫に染まる日に」  櫛木 理宇(くしき りう)  5巻
 中学3年の緒方櫂(おがた かい)は、従兄妹の将来を奪った加害者に復讐を誓った。自分の左目は見た者を石にする”邪眼”だと称する高橋文稀(ふみき)は、15歳の誕生日に自殺をする計画を立てた。夜の公園で出逢った二人は、文稀が死ぬまでの間、櫂の復讐に協力する契約を結ぶ。予行演習として、少年法に守られ罰せられない犯罪者たちを一人ずつ襲っていくが・・・

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間」  太田 紫織  4巻
 北海道・旭川。高校2年の僕・正太郎の夏は、衝撃で始まった。差出人不明の封筒に入っていたのは、愛犬・ウルフの無残な写真。シリアルキラー、花房の仕業と確信したのに、櫻子さんは違うと断言。しかも当の花房からは『ある娘を救って欲しい』と依頼が届き・・・。他、内海巡査が遭遇した事故物件の怪「午前四時のノック」も収録。

「長篇推理小説 宗谷本線殺人事件」  西村 京太郎  3巻
 白雪の宗谷本線をひた走る急行『礼文」。その車内で男が毒殺された。被害者平野康生は死の直前、行きずりのルポライター田島徹に書きかけの原稿を託す。と同時に謎のサングラスの女が平野のスーツケースを奪い去っていった。田島は十津川警部に協力を求めた。

「奇縁まんだら」  瀬戸内寂聴  5巻
 寂聴さんが出逢った、いまは亡き文豪・芸術家との奇なる縁。生前に交わした言葉やかざらない表現からは、創作に対する厳しさとユーモアがにじみ出し、時に飛び出すなまめかしい告白に、人間味豊かな素顔が浮かび上がる。日経の看板エッセイ、いよいよ文庫化スタート! 巻末に故・丸谷才一氏が本書を絶賛したエッセイを収録している。

「卓上四季 2016年2月」  北海道新聞社  1巻
北海道新聞朝刊掲載コラム。

「あの子たちがいた七月・一九四五年 北海道空襲」 菊池 慶一 2巻
「こんな小さな町に敵の飛行機がくるはずがない」そう思っていた人々は、突然の空襲警報にとまどい逃げまどった。終戦のわずか1ケ月前。軍人も民間人もおとなも子供も区別なく爆弾や銃弾がおそいかかった・・・。

「CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」 内藤 了 5巻
 廃屋で見つかった5人の女性の死体。そのどれもが身体の一部を切り取られ、激しく損壊していた。被害者の身元を調べた藤堂比奈子は、彼女たちが若くて色白でストーカーに悩んでいたことを突き止める。損壊された死体が語る犯人の恐るべき目的・・・。猟奇犯 罪を追う藤堂比奈子シリーズ第2弾!

「必殺の三文判」 深山 亮 3巻
 お金の問題、抱えていませんか? 借金を返したのに、抵当に入れた土地の権利が・・・。知り合いに貸したお金、そろそろ返してほしい・・・。そんなときは迷わずこの人を訪ねてください。迅速に、しかも合法的に?解決します。東京の下町にある古びたおもちゃ屋。そこに住む“司法処士”の乱橋衡平がお金にまつわる法律問題をばったばったと斬っていく。

  「日本史の謎は『地形』で解ける ー−文明・文化篇ーー」 竹村 公太郎 4巻
 著者独自の視点で、日本の歴史・文明・文化の様々な謎を解き明かす。定説がひっくり返る興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる。

「1行家計簿 ー−世界一かんたんにお金が貯まる本ーー」 天野 伴 2巻
 家計簿本来の目的を第一に考えて、『非常識な「家計簿の常識」』をそぎ落していった結果が、この「1行家計簿」というツールです。

「卓上四季 2016年3月号」 北海道新聞連載 1巻

「心を軽くする超戦略的『人間関係』論 万年補欠の僕が17年間生き残れたワケ」 小田 幸平 3巻
 人生は人間関係が9割! 落合GM、 清原・桑田コンビから山本昌、阿部慎之助・・・ 一流せんしゅとのエピソードから読み解く幸せに生きる秘訣

「彼女との上手な別れ方」 岡本 貴也 4巻
 ストリップ劇場「ライトスタッフ」へ向う途中、三人の女を乗せたジョニーさんの車が事故を起こした。四人全員が即死で撥ねられたガジローだけが無傷だった。幽霊となった四人と撥ねられたがジローの係り方(成仏をさせる)が、ガジロー、ユーコのパーツで進められ、冷徹な遊び人だったガジローが大金欲しさに奔走する姿と四人と係ることで変わっていくガジローの姿が面白おかしく描かれている。

「あなたのための愛と気づき」 たなか まさこ 1巻
 たくさんの愛につつまれ、自分自身を気づかせてくれる本。「愛のことば」「あなたへの希望のことば」「人生のことば」の3章。

「赤毛のアン」 モンゴメリ  村岡 花子訳 7巻
   11歳で孤児院からもらわれてきた小さなアンが16歳の花ひらく乙女になるまでのシリーズ1。生まれつき持っている空想と夢の国、それに強く人の心をひきつける愛すべき 性情で、彼女は常に前向きで幸福である。

「流される美学」 曽野 綾子 2巻
 人間は妥協する以外に生きていく方法はない。人間には変えられない運命がある。この運命の不条理に流されて生きることもひとつの美学。60年以上人間を見つめてきた作家の究極の人間論。

「海上保安官(改訂版) −−日本の海を守る精鋭たちーー」  住本祐寿(まさかず)・川口 大輔  4巻
 海の警察・消防として日本の海を守る海上保安庁。その任務は、海難救助から犯罪捜査、海洋調査、航行支援まで幅広い。その任務の中で領海警備について、SSTの元隊長が実体験をまじえて、知られざる海上警備の最前線を明かす!

「タフに生きたい −−痛快ナースのアメリカ患者体験ーー」  樽井惠美子  4巻
 夢と希望を持ちアメリカに留学中に交通事故を体験した。看護婦である彼女自身が予想もしなかった事故に直面して、ほぼメチャメチャにこわれた肉体とともに12年間の間、そして現在まで懸命に生きぬいた貴重な体験記録です。

「獄中メモは問うーー作文教育が罪にされた時代」  佐竹 直子 3巻
 戦時下に、北海道の教員が次々と治安維持法違反容疑で逮捕された「北海道綴方教育連盟事件」。道新釧路支社の記者が偶然発見した元教員の70年前の「獄中メモ」を手がかりに、事件の実像に迫ったルポ。治安維持法とはなんだったのか。

「水の精霊 Purifay the Earth 第1部 幻の民」  横山 充男  7巻
 たびたび夢にあらわれた白い花。それは14才の真人の中になにかが目ざめようとしている兆しだった。答えは、祖父の住む高知県四万十川にある。この国にもうひとつの歴史を築いてきた幻の民、「水の精霊」の末裔たちを描く壮大ファンタジー。

「その後とその前」 瀬戸内 寂聴 さだまさし 3巻
 東日本大震災が起こる1年前と、被災から半年後。「この国」を思う二人が、今、日本人はどう生きるべきかを語り尽くした。放射能の恐怖、被災地でのスキンシップ、戦争と死、老人の力、忘己利他の教え、自殺と出家・・・変わるべきことは、なにか。いけないことは、何か。過激で愛に満ちた叱咤とエールが詰まった、必読の書。

「魔使いの復讐」 ジョゼフ・ディレイニー 5巻
〈魔使いシリーズ〉いよいよクライマックス! 魔王の復活をもくろむ闇の勢力との最後の決算を前に、トム、魔使い、グリマルキン、そしてアリス、それぞれの決断は。

「はむ・はたる」 西條 奈加 3巻
 掏摸やかっぱらいで食いつなぐ暮らしをあらためて、まっとうな商売を始めた、勝平をはじめとする十五人の孤児たち。彼らは周囲の小さな事件を解決しながら自分たちの居場所を拓こうとする。周りの人々の助けも借りながら事件解決に奮闘する。

「舟を編む」 三浦 しをん 5巻
 出版社の営業社員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書「大渡海」の完成に向け、彼と編集部の面々の長い旅が始まる。そして、馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作。

「我が妄想」 モハメド・オマル・アブディン 4巻
 アフリカのスーダンを19才で飛び出した盲目の青年アブディンがめざしたのは未知の国ニッポン。言葉も文化もわからない、しかも見えない世界で、ユーモアいっぱいに立ち向かっていく様を音声読み上げソフトで自ら綴った青春記。

「放物線のキセキ ―寄せ集め野球部たった9人の快進撃」 萩原 晴一郎 3巻
 北海道の双葉高校野球部は、1年生部員が5人のみ。必死に勧誘活動を続けた結果、スキー部の3人と、帰宅部一人が助っ人として加わり、ちょうど9人で秋季大会に出場することが可能となった。だが、ベンチ内ではギクシャクした雰囲気と負けムードが漂う。そんな危機を救ったのは、スキー部の助っ人が放ったホームランだった。これをきっかけに快進撃が・・・。

「百年文庫100 朝」 田山 花袋・李 孝石(イ ヒョソク) 2巻
 東京に行きさえすればと、都会に向かう一家の希望を乗せた舟は、夜明けの海を滑り出す「朝」。行商で各地を巡る男たちが月夜の晩、思わぬ昔話から運命の糸がつながり出す「そばの花咲く頃」。田舎町の警察署は朝から晩まで、警官たちがてんてこ舞の「鶯」。どんな逆境の日も、必ず夜明けが訪れる。朝靄に一寸の光をもたらす三篇。

「自力で腸を強くして一生健康!(TJ MOOK 知りたい!得する!ふくろうBOOKS)」  辨野 義己 2巻
 テレビで話題の腸内フローラが生まれ変わる本。毎日の生活の食習慣や生活を少し意識して変えることで、第1の脳ともいわれる腸が元気になります。薬に頼らず、自力で腸を元気にするヒントが満載の本です。

「卓上四季 2016年4月 北海道新聞 連載 1巻

「40代からの毒だしハンドブックーーからだとこころの疲れにすぐ効く!」  蓮村 誠 2巻
 「毒素」たまっていませんか?  消化力(アグニ)を強くし、毒だしする方法をたくさん紹介しています。食材選び、調理法、食事の仕方、そして男の処方箋・女の処方箋、男の食べ方・女の食べ方など、男女別のケア法など、具体的にまとめています。ぜひ参考にして、健康を楽しんでいただきたいと思います。

「感謝の習慣が、いい人生をつくる」   中井 俊巳 2巻
 感謝すると、運が開ける。人間関係がよくなる。すべてがうまくいく。世に成功者と言われる人が実践している最強の習慣。

「出雲大社の巨大な注連縄はなぜ逆向きなのか?」 久能木 紀子 3巻
 平安時代から「雲太(うんた)、和二(わに)、京三(きょうさん)」と当時の三大建築物にうたわれた出雲大社。注連縄から本殿まで、その巨大さが見るものを圧倒する。その巨大さの謎や「縁結びの神様」として知られる大国主神(おおくにぬしのかみ)の真実などを神話や風土記(ふどき)をもとに解明する。

「なにもないことが多すぎる」 片山 恭一  全3巻
 そこらへんにいる高校生だった。ボブ・ディランの遅れてきた熱狂的信者である僕。やがて若い男の子ばかりが死んでいく、原因不明の病気が。そんな世界を、僕はボブ・ディランを信じて生きていく。それのいったいどこが悪い?

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」  東野 圭吾  全6巻
 悪事を働いた3人が逃げこんだ古い家は、かつて悩み相談をしていた雑貨店だった。廃業している店に過去からの相談の手紙が届く。3人は相談の返事を書いていくうちに自分達が育った児童養護施設と雑貨店、相談者との関係に気付いていく。

「1日3行「感謝日記」−−書くだけで理想を実現!」  柳澤三樹夫  全2巻
 自分が成長するためのヒント、理想実現の鍵が見つかる! 3ステップを繰り返して理想の自分になる。嬉しい出来事、悔しい出来事、なんでも書き出してみてください。

「気にしすぎ人間へ」  長沼 睦雄(むつお)  全2巻
 小さなことを気にしすぎてクヨクヨ悩んでしまうのは、単純にあなたの心が齢だからではありません。脳の働き、過去の経験、親や家族との関係、生活スタイル、生まれ持った気質…。さまざまな要因がからまりあって、「気にしすぎ」はつくられるのです。本書ではあなたの心を重くしている原因を一つひとつ、ひもときながら、「クヨクヨしてしまう心」と向き合う方法をお伝えしましょう。

「素直な容疑者」  原田 康子  全3巻
        女の横で朝をむかえるはじめての経験。憂うつに目ざめた少年の目に突然赤く汚れたシーツ、名前も知らない女はすでに冷たい。「素直な容疑者」。他に北国の孤独な風景の中に微妙にゆれ動く女の愛と哀しみを描く「峠」「窓辺の娘」など六篇収録。

「卓上四季 2016年5月」  全1巻
 その時々の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞朝刊掲載コラム。

「中原の虹 第4巻」  浅田 次郎  全6巻
 宋教仁の暗殺により時代は再び混乱し、日本に亡命中の梁文秀の帰国を望む声が高まる。極貧の中で生き別れた宦官春児、馬賊の雄・春雷、文秀の妻となった妹・玲玲はついに再会を果たす。そして龍玉を持つ真の覇者はついに長城を越える…。感動の完結編。

「裸の華」  桜木 柴乃  全6巻
 舞台上の怪我で引退を決意した、元・ストリッパーのノリカは、故郷、札幌で店を開くことに。ダンサーを募集すると、二人の若い女性が現れて…。バーテンダーも意外な人物がすることに。

「できる人は超短眠!」  堀 大輔  全3巻
 一日3時間以下睡眠。眠気・疲労なしで時間・お金・記憶力・集中力・健康…が手に入る。成功率99%、600人のショートスリーパーを育てた驚異のメソッド。

「卓上四季 2016年6月」  北海道新聞社  全1巻
 その時々の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞社朝刊掲載コラム。

「ブルネイでバトミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。」  大河内 博  全5巻
        「ブルネイと日本の架け橋になる」との決意のもと2等書記官としてブルネイに向かう著者。しかし、この国独特の「社会の壁」にぶち当たり、何ひとつ仕事はうまくいかない。そんな中、ストレス発散で中学時代に熱中したバドミントンを始めると・・・。ラケット1本でさまざまな人と出会い、人脈を広げていく。下端外交官が「世界一の金持ち王国」でなしとげた奇跡と感動の実話。

「田辺聖子の恋する文学 ーー 一葉、晶子、芙美子」  田辺 聖子  全2巻
   恋愛小説の名手がたおやかに語る、5人の女性文学者の作品と生涯とは。

「“不機嫌”になる心理(愛蔵版)」  加藤 諦三(たいぞう)  全3巻
 外面はいいのに、家で不機嫌なのはなぜか。いじめられる人はなぜいじめる人から離れないのか。「自分だけは特別」を求める人の感じ方。などさまざまな人間の心理を解説。

「利他 人は人のために生きる」  瀬戸内 寂聴・稲盛 和夫  全3巻
 「誰かのため」なら、もっとよく生きられるーー。悲しみや不安、悩みの多い人生を生き抜くヒントは「利他」にある。作家瀬戸内寂聴と、京セラ創業者で日本航空の再建を果たした稲盛和夫さんの対談。「利他」を実践する二人が仏教の教えや、ユーモアを織り交ぜながらの傑作対談。

「麗しき白骨」 渡辺 淳一 全6巻
 T大の教授を目ざす東都大学医学部整形外科の教授K。全力で力を貸し、その後釜を目標にその事だけにすべてを賭けた男が全信頼を得ていると信じていたその教授に裏切られ、すべてをなくすまでの人間関係の醜いやりとりをとりあげた内容である。

「顔 FACE」 横山 秀夫 全4巻
 「だから女は使えねえ!」 鑑識課長の一言に傷つきながら己の職務に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。追い詰めるのは「顔なき犯人」。異色のD県警シリーズ。

「死相学探偵5 十二の贄」 三津田 信三 全5巻
 死相が見える探偵・俊一郎のもとに遺産相続殺人と思われる事件の捜査依頼が舞い込む。莫大な遺産の配分を示す遺書には遺産相続人13人の生死によって取り分が増減する異様な条件が記されており・・・。大好評シリーズ第5弾!!

「甘くとけあう」 川奈 まり子 全4巻
 お菓子職人の佐藤直樹が自分の店を持ち、中学の時の同級生、店の使用人、主婦、アナウンサー等々と関係して、最後に初恋だった藤原詩織にあい、とろけるような甘い関係に落ちていく。

「グレー・レンズマン(レンズマン・シリーズ2」 E・E・スミス 全8巻
 キニスンの決死的活躍により、銀河文明の敵ボスコーンの首領ヘルマスの総基地は陥落した。しかしヘルマスの身辺にあった謎の球体エネルギーから、キニスンはさらに上部にある機関を予想する。敵の使う超空間チューブ、パトロール隊が使う負の球体爆弾など、スペース・オペラならではの奇想天外な科学兵器の応酬、無重力惑星メドンの出現・・・宿命の対決のときが迫る!

「死ぬことが怖くなくなるたったひとつの方法 『あの世』をめぐる対話」 矢作直樹・坂本政道 全3巻
 人は死んだらどうなる? あの世はいったいどこにある? 東大救急医とヘミシンクトレーナーが「あの世」について語り合う。

「北海道警察 日本で一番悪い奴ら」 織川 隆 全4巻
 2002年北海道で現職警部が覚醒剤使用で逮捕された。その後覚醒剤密売と拳銃不法所持まで発覚。それは北海道警察を舞台にした日本警察史上最大の不祥事が幕を開けた瞬間だった…。道警の闇を暴く衝撃のノンフィクション!

「卓上四季 2016年8月」 北海道新聞社 連載 全1巻
「夢をかなえる口ぐせの心理学」 佐藤 富雄 全3巻
 口ぐせを変えれば人生が変わる。ネガティブな考え方を捨てて楽天思考になれば幸せになれる。かなえたい夢や目標を常に頭の中で想像し続ければ、すべての夢はかなう。自分に対する印象「セルフイメージ」を変えれば、自信がつき、理想の自分に近づく。

「歌おう、感電するほどの喜びを!」 レイ・ブラッドベリ 全7巻
 母さんが死んで悲しみにくれるわが家に、ある日“電子おばあさん”がやってきた。ぼくたちとおばあさんが過ごした輝ける愛に満ちた日々を描いた表題作。ヘミングウェイにオマージュを捧げた『キリマンジャロ・マシーン』など叙情SFの巨匠がおくる幻想味溢れる全18篇を収録。

「殺人者が目覚める朝」 和久 峻三 全4巻
 京見峠で起きた自動車事故。事故か殺人か。奈良から京都へ居を移した、法廷荒らしと異名をとる老弁護士猪狩文助がその真相を究明する。

「ラブレイン 下」 呉水絹 全5巻
 フォトグラファーのジュン、あだ名は3秒。プレイボーイとうわさされる。そんなジュンだが、北海道で会ったガーデナーのハナのことが気になって仕方がない。そんなハナから目がはなせない。ハナをめぐり種々あるが、でも愛はそれぞれの場所にもどってくる。

「卓上四季 2016年7月」 北海道新聞社 連載 全1巻
 その時々の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞朝刊掲載コラム。 「櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし」 太田 紫織 全4巻
 櫻子さんと親しい友人薔子さんがある事件について語り出す。10年前の夏の、娘による凄惨な両親殺害事件。そして夏の終わり、櫻子さんとばあやさんは忽然と姿を消してしまう…。

「障害児3兄弟と父さんと母さんの幸せな20年」 佐々木志穂美 全2巻
 平凡な夫婦が授かったのは3人の障害児だった。長男は重度心身障害で首もすわらない。次男は、高機能自閉症。三男は重度の自閉症。ふつうの子育ては一切通用しない。それでも一家は悲惨な事を笑いに変えて、毎日ゲラゲラ、ドタバタ生きていく。

「水の精霊 Purify the Earth 第2部 赤光」 横山 充男 7巻
 シリーズ名 Teens' best selections:2
 水の旅人・真人と遍路道という旅人・みずき、二人の旅は続いていて、この国の歴史には記されることのなかった幻の民をめぐる。京都で学生生活を送る真人は次第に幻の民としての能力を開花させていた。しかしその背後では、大きな力が動き始めていた。

「ゆうぞらビール」 森沢 明夫  3巻
 著者が学生時代バイクで全国を旅して出会った人や体験を楽しく書いたエッセイ本。

「江戸怪奇草紙」 志村有弘(くにひろ) 3巻
 江戸時代、さまざまな怨霊・妖怪・物の怪たちが飛び交い、怪奇現象が次々と起きる。江戸を代表する不思議な5つの話を収めた傑作怪談集。

「オケ老人!」 荒木 源 5巻
平均年齢おそらく世界最高齢のアマ・オーケストラ「梅が岡交響楽団」(梅響)に、高校教師・中島は間違えて入団してしまう。同じ町にある人気アマオケ「梅が岡フィルハーモニー」(略称・梅フィル)との確執。ロシアの人気指揮者の来日騒動などを経て、日本・ロシアの国家機密の情報漏洩にまで話は大きく展開して行くが・・・・。

「受験必要論 人生の基礎は受験で作りうる」 林 修 3巻
「いつやるか? いまでしょ!」のCMでブレイクした、東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師・林修先生が受験の利点、欠点を教えるとともに、“林修式勉強法”を伝授します。また受験生だけでなく、大学生や社会人にも、やり方ひとつで社会を生き抜く上で不可欠な“考える力”を高めるノウハウを執筆した見どころ満載の1冊です。

「地獄堂霊界通信1」 香月 日輪  3巻
 3人悪のてつし、椎名、リョーケンは上院町で知らぬものはないワルガキども。唯一恐れるのは通称「地獄堂」のおやじ。おやじから授かった不思議な呪札と呪文で異世界の扉を開く。

「氷の轍」 桜木 紫乃  7巻
北海道釧路市の千代の浦海岸で男性の他殺死体が発見された。被害者は札幌市の元タクシー乗務員滝川信夫、80歳。北海道警釧路方面本部刑事第一課の大門真由は、滝川の自宅で北原白秋の詩集を発見する。滝川は青森出身。八戸の歓楽街で働いた後、札幌に移住した。生涯独身で、身寄りもなかったという。真由は滝川のつながろうとした縁を、わずかな糸から紐解いてゆく。

「また次の春へ」 重松 清 3巻
 幼馴染みの慎也は無事高校に合格したのに、分厚い小説を貸してあげたのに、読めないままだった。卒業式の午後、自転車で遠出、楽しみにしていたカレイの投げつりを楽しむため一人で海岸にいた。そして、行方不明になった。彼のお母さんはまだ息子の部屋が片付けられずにいる(『しおり』)。2011年3月11日。震災発生から書き綴った7編のお話。あの日の雪のように、胸になにかを浮かび上がらせてくれたならと願って、祈ってもいる。




2015年(平成27年)釧路点字図書館制作デイジー図書



「ドリーム・ギバー」 ロイス・ローリー 5:02
 物に触れて、記憶をたどり夢を人間に贈ることができるドリームギバーたちの物語です。新米のドリームギバーのリトレストは、心に傷を負った少年ジョンに笑いや勇気の夢を贈り助けるため困難を乗り越えていきます。

「いい男は『や行』でねぎらう いい女は『は行』で癒す」 黒川 伊保子 5:11
 脳をくすぐる「言葉の感触」、語感がもたらす秘密を知れば、恋も仕事も思い通り、家族も円満になる。言葉とは魔法の呪文であると唱える語感感性アナリスト黒川伊保子の一冊。人生が変わる魔法の言葉とは・・・。

「大往生の島」 佐野 眞一 8:29
 瀬戸内海に浮かぶ過疎の島、周防大島。その中の東和町は「高齢化率日本一」の座を保っている。この町で明るく、逞しく生きる老人達。支えあう人々。来たるべき高齢化社会を照らす一条の光明が見える。

「天使の傷痕」 西村 京太郎 8:39
武蔵野の雑木林で殺人事件が発生。瀕死の被害者は「テン」と呟いて息を引き取った。意味不明の「テン」とは何を指すのか。デート中、事件に遭遇した田島は、新聞記者らしい関心から周辺を洗う。第11回江戸川乱歩賞受賞作品。

「カテリーナの旅支度 イタリア二十の追想」 内田 洋子 9:05 イタリアで出会った人々と訪れた街々。人生の春夏秋冬を描く極上のエッセイ。ミラノの自宅で、ヴェネツィアの教会で、ローマのカフェで・・・。三十余年間のイタリア暮らしがもたらした、至宝のエッセイ二十篇。


「歌集 黒き種子(しゅし)」 橋爪 房子  1:07
生まれながら両手に障害を持った作者が、ごく普通に生活していきたいと思いながらも、許されなかった多くの出来事。悲しみ、喜びを歌にこめ、一人の女性の人生を綴った作品を聴いて下さい。

「水声(すいせい)」 川上 弘美  6:20
都と陵。姉と弟。二人はママが死んで三十年近くたってまた二人で一緒に暮らし始める。白い何もない野に二人きりでたたずんでいる景をときおり思う都。死が揺さぶる時間。人生の最も謎めいた部分に迫る静謐なる衝撃。

「温かなお皿」 江國 香織  1:24
12編の短編からなる小説です。一つ一つの作品は短く簡潔ですが、登場人物たちがどこにでもいそうであり、綴られていく日々の断片が、温かくて切ない物語となり、共感を呼ぶ作品です。

「釧路市点字図書館 図書追加目録 平成27年1月〜12月分」 釧路市点字図書館  0:33

「釧路市点字図書館 図書追加目録 平成13年1月〜平成22年12月分」   釧路市点字図書館 3:07

「わるいうさぎ」 中島 さなえ  4:26
ラボから脱走したわるいうさぎ。穴にはさまった饒舌なねずみ。猛獣を愛し食べられたいと願ううさぎ。生き別れた母を探す鳥など。彼らがいる世界はどこかで少しずつ繋がっている。切なさに涙があふれる大人の童話です。

「為吉 北町奉行所ものがたり」 宇江佐 真理 6:53
不幸な過去を持つ中間、後の下っ引き為吉と、八丁堀に住まう人々の六作からなる連作短編集。与力、見習い同心、岡っ引きなど、江戸の治安を守る「狼」達が集う庭の悲喜こもごも人間模様が描かれている。

「不等辺三角形」 内田 康夫 12:18
名古屋の名家に代々伝わる幽霊箪笥の修理を依頼した男が、港の運河で殺された。真相究明を依頼された浅見光彦は箪笥に隠されていた「在不等辺三角形の重心」という謎の一文に目を止めた。謎はどう解けるのでしょうか。

「後妻業」 黒川 博行  13:24
妻に先立たれ、結婚相談所で出会った二十二歳下の小夜子と同居する老人、中瀬耕造。裏で小夜子と結婚する結婚相談所の柏木。財産を手に入れるべく、周到な計画を立て、牙をむく小夜子の本性。色で老人を喰う恐ろしき稼業。

「見てしまう人びと」  オリヴァー・サックス  15:06

 幻覚という奇妙きわまりない現象と、それを体験する人間の心の不思議を描く。視覚が失われた人の中に、はっきりと情景が見えたり、失われた半分の視野に、脳で補われた影像が組み合わされ、全視野で見ているのと同じように見える人もいる。たくさんの人々の実体験を知ると、驚きに満ちているのです。

「光秀の定理(レンマ)」  垣根 涼介  11:50
 戦国の世、信長に仕へ瞬く間に軍団の知将となった明智光秀を、全く違う切り口から追った新しい歴史本の登場。彼のこんなにも誠実、有能そして不器用でありながらも青春と光芒を高らかなリズムで刻む。本能寺の変の真相にも、今違う光が当たろうとしています。

「辛口・幸福論」  曽野 綾子  3:43
 幸せであるという実感は他人からの評価、世間体、「平均的幸せ像」等で得られるものではなく自分でつかみとるしかない。著者のこれまでの著作から抜粋、再構成したエッセイ集。きっぱりと生きる覚悟のある一冊です。

「がまんしなくていい」  鎌田 實  6:39  同じ境遇にあっても、幸福感を感じる人と不幸のオーラを出している人がいる。その違いは体内ホルモンの分泌量。ホルモンの秘密を解き明かし、気持ちも体調も変わってくる生き方を紹介する。

「竃(へっつい)河岸 髪結い伊三次捕り物余話」  宇江佐 真理  8:11
   「おれが小者に使いたいものは他におりません」 伊三次が仕える不破友之進の息子、龍之進も、自らの小者を持つことになり、真先に頭に浮かんだのは、かつて自分が捕えられなかった男だった。

「海松(みる)」  稲葉 真弓  4:58
 光る比喩をちりばめた正確で細密な描写が、魔法のように「失われた時間」を浮かび上がらせ、それにつれて<時は逝く>という人生の真実が現れてくる。静かな戦慄がそこにはあった。川端康成文学賞受賞作。

「女ともだち」 角田 光代 他4名 3:09
 女ともだちは恋人よりも愛おしい。人気女性作家5人による女子小説アンソロジー。奇しくも、主人公は全員未婚の派遣社員。作家の個性溢れる切り口をお楽しみください。

「ミツハの一族」 乾 ルカ 8:44
 未練を残して死んだ者は鬼となり、井戸の水を赤く濁す。鬼となった者の未練を解き、常世に送れるのは“ミツハの一族”の「烏目」と「水守」。大正時代の北海道を抒情豊かに描いた、札幌出身の作者の凄艶なミステリー小説である。

「死んでいない者」 滝口 悠生 3:59
 秋のある日、大往生を遂げた男の通夜に親戚たちが集まった。子ども、孫、ひ孫たち30人余り。一人ひとりが死に思いをめぐらせ、互いを思い家族の記憶が広がってゆく。生の断片が重なり合って、永遠の瞬間が立ち上がるひと晩の記録。

「ふたり旅 −−生きてきた証しをして」 津村 節子 9:25
「おい、おれはお前のヒモになるぞ」 無収入になった吉村は本当に私のヒモになり取材を続けた。夫も妻もただ書く事をひたすら利己的に追い求め続ける。津村文学の素地をなす少女時代から、夫吉村昭との出会いと別離まで作家人生をふり返る。

「浮世女房 洒落日記」 木内 昇 8:14
 お江戸は神田の小間物屋女房・お葛は27。お気楽亭主に愛想つかし、家計は火の車。それでも季節ごとの行事や風物を通し、長屋の住人各々の横顔を、笑いのツボも人情の機微も十分に押さえたお葛の視線で、おもしろく描かれています。

「祭りの日 慶次郎縁側日記」 北原 亜以子 8:00
 親方に認められ憧れの江戸で働く機会を手にした亮太。眼も眩むばかりの町の賑わいに心躍ったのもつかの間、大切な紹介状も財布も消えていた。憧れの江戸は、若者の夢を奪う闇の入り口か。「慶次郎縁側日記」最新刊。

「ペカンペと森のカムイたち」 はたさ みつる 1:45
 新しいすみかを探しに出かけたペカンペ(菱の実)ですが、浅黒い、鋭いトゲがあるせいで、行く先々で嫌われてしまいます。マチネシリからはじまり、アカンの湖、マシュウの湖、クッシャロの湖、トウロの湖へ。ペカンペはクシロの国の雄大な自然や動物と出会いながら、旅を続けます。

「霧(ウラル)」 桜木 紫乃 11:36
 ホテルローヤルの桜木紫乃が到達した記念碑的傑作。桜木版ゴットファーザーであり、極道の妻たちであり、宋家の三姉妹である。国境の町、北海道根室。有力者の娘、珠生(たまき)が恋に落ちたのは、北の海の汚れた仕事を牛耳る相羽組の組長だった。

「母のなみだ 愛しき家族を想う短篇小説集」 リンダブックス編集部 編 7:17
 十年ぶりの故郷でみた母のひたむきな生き様が胸を打つ「運動会」。父親の愛が心にしみる「父へ」など、家族のやさしい愛情を描いた10篇の短篇小説集。

「颶風の王」 河崎 秋子 7:39
 明治の世。捨造は東北から北海道へ。雪崩で馬と遭難し、その馬を食べて生き延び、腹の中の捨造の命を守り切った母の壮絶な人生。北海道の大地で羊を飼い、乳牛を育てながら小説を書き続ける河崎秋子の圧倒的スケールの三浦綾子文学賞受賞作。

「紅花染め秘帳 はやぶさ新八御用旅」 平岩 弓枝 5:25
 謎が謎を呼ぶ「はやぶさ新八御用旅」シリーズ第6弾。謎の住人、変死体、母親の出奔、そして紅花に関する秘伝の書・・・。江戸南町奉行根岸肥前守の命をうけ、新八郎はついに東北へ!!

「愛のようだ」 長嶋 有 5:13
 音楽が流れる瞬間、愛に気づいた。大切なものを失う悲しみをまっすぐに描いた感動作。40歳にして免許を取得した戸倉は、友人須崎とその恋人琴美の三人で伊勢神宮へドライブに出かけた。本当の願掛けに行くのだ。

「食堂のおばちゃん」 山口 恵以子 6:37
 人生いろいろ大変なこともあるけれど、姑の一子と二三が仲良く店を切り盛りしている「はじめ食堂」で、美味しい料理を頂けば、明日の元気がわいてくる!元食堂のおばちゃんが描く、涙あり笑いありの心温まる物語。

「魔女の世界史 女神信仰からアニメまで」 海野 弘 7:08
 「魔女狩り」から「レディガガ」「きゃりーぱみゅぱみゅ」まで、蠱惑し、闘い、変容する女性史である。神話、伝承から歴史、美術へと博覧強記の海野弘が最大の謎「魔女」の真実を明かしている。

「天地明察 下」 冲方 丁 7:50
 八百年に渡って用いられてきた中国渡来の宣明暦(せんみょうれき)に二日のズレが生じている。武士の力で日本独自の暦を作る―ー徳川幕府の文治政治を実現させようと奔走する渋川春海(はるみ)を待ち受ける苦難の数々とそれを支えた愛の物語。

「ページをめくる指」 金井 美恵子 5:37
 ページをめくる幼い指のよろこびを共有したいという気持ちで、「ピーターラビット」シリーズやマーガレット・ワイズ・ブラウン、モーリスセンダックらの絵本を独特の切り口で紹介しつつ、豊かな絵本の世界の魅力を伝えるエッセイです。

「人声天語2 オンリー・イエスタディ2009ー2015」 坪内 祐三 9:25
 天声人語のお澄ましした意見では、今の日本のことは何もわからない。この世のおかしさを人声で映す世相コラム集。政権交代、3・11、あまちゃん、いいとも!終了、相撲ブーム再燃、高倉健の死など平成21年から27年の話題満載。

「あなたの空洞」 伊藤 たかみ 6:51
 人の悩みはいつの時も変わらない。しかし、あの震災以来、家は壊れなかったけれど心の中で何かが変わっていた。確実に意識の底に沈んでいたものが、以前とは違う日々を紡ぎ出していく。芥川賞作家が描く心に突き刺さる4篇。

「コーヒーが冷めないうちに」 川口 俊和 7:33
 この喫茶店に来たなら、過去に戻れるって本当ですか? 不思議な噂のある喫茶店「フニクリフニクラ」を訪れた4人の女性達が紡ぐ、家族と愛と後悔の物語。心温まる四つの奇跡のような話に読み手にも小さな感動と涙が溢れます。

「母という病」 岡田 尊司 8:36
 いま母親との関係に苦しんでいる人が増えている。うつ、依存症、摂食障害、自傷、ひきこもり、虐待、離婚、無気力、完璧主義、不安、過度な献身等、長年親子関係を見つめてきた精神科医としてのメッセージを。

「抱く女」 桐野 夏生 9:34
 自分自身を主人公にした作品。連合赤軍事件が起き、不穏な風が吹き荒れる70年代を背景に、大学生の直子は必死に自分の居場所を求めながらも、初めての恋愛に狂おしくのめり込んでいく。

「赤まんま」 今井 絵美子 7:42
 木戸番夫婦の許で、すくすく育っていた三兄妹の末っ子お梅が突然病魔にたおれる。己を責め続ける母のおすえ。人情でつながった世界に身を置き、悲しみや不幸から立ち上がろうともがく人々を、あたたかく描く書き下ろし時代シリーズ第五弾。

「シンデレラの告白」 櫻部 由美子 9:14
 きらびやかな宮廷文化が華ひらく一方、各地で魔女裁判が行われた十五世紀末。過酷な運命を背負いながらも決して屈しない真っ直ぐな心。ガラスの靴の魔法に涙する美しいミステリー。精緻にして鮮烈な角川春樹小説賞受賞作。

「スズメ つかず・はなれず・二千年」 三上 修 4:01
 普通の鳥スズメ。しかし、見飽きたようなその顔も思い浮かべるのは難しい。生態には謎がいっぱい。人がいないと生きていけない? 数百キロも移動? 「日本にスズメは何羽いるか」の研究で知られる著者が、減りゆく小さな隣人を愛おしみながら、その意外な素顔を綴っています。

「冬ごもり」 池波 正太郎 他5名 6:57
 池波正太郎、宮部みゆき、松本清張、南原幹雄、宇江佐真理、山本一力の6名の作家の切れ味の良い短篇ばかりを集めています。それぞれの作家の個性も出ていて読み応えがあります。

「10年後破綻する人、幸福な人」 荻原 博子 6:10
 すでに起きている東京オリンピックバブル。ハイパーインフレの可能性。年金・介護・不動産の基礎知識。老後破産から身を守り、幸せな生活を守るために、知っておくべき情報を整理してわかりやすく説く。

「本屋家業」 波多野 聖 5:45
 戦後の焼け跡から紀伊國屋書店を復活させ、日本一の書店にした名物社長田辺茂一と、その右腕松原治の足跡をたどる一冊。作品全体に溢れる戦後の焼け野原から再興していく時代のエネルギーは、古き良き日本を偲ばせる。

「ウエストウイング」 津村 記久子 13:49
 職場の雑事に追われるOLネゴロ、平凡な20代サラリーマン・フカボリ、進学塾に通う小学生ヒロシ。互いの顔を知らぬまま、西棟の物置場でのゆるい繋がりから、静かに手渡される日々の歓びを描いている。芥川賞作家津村記久子の現代寓話である。

「縦横無尽の文章レッスン」 村田 喜代子 6:09
 優れた文章を書くためには、まず良い文章を読むこと。小学生の名作文、魂ふるえる童話「ねずみ女房」、世界の学者たちが闘わせる愉快で過激な文明論など、多岐にわたる分野の文章がテキスト。大学で開かれた極めて実践的な文章講座。

「昭和からの遺言」 倉本 聰 1:59
 欲しがりませんと心で唱えていたあの頃、貧しくはあったが光と幸せに満ちていた昭和の時代を80歳になったのを機に自らの体験を独特の切り口で振り返る。日本人は今後どのように生きていくべきかを考える上での指針となる一冊。

「羊と鋼の森」 宮下 奈津 6:55
 森の匂いがした。秋の夜に近い時間の森・・・。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説です。

「なぜ生物に寿命があるのか?」 池田 清彦 4:35
 単細胞生物に寿命はないが、複雑な生命機能を維持していくには、不要な細胞を殺すシステムが不可欠なのだ。人の寿命は120歳程度だが、不老不死は可能か?もしも可能となったら、それはどんな社会なのだろうか?

「うめ婆行状記」 宇江佐 真理 9:11
人生の哀歓、夫婦の情愛、家族の絆が描かれる、遺作にして最後の長編時代小説。「僅かな月日でも好きなように生きられたら」と同心の夫を亡くしたうめは、甥っ子の隠し子騒動に巻き込まれ、ひと肌脱ぐことに――。

「夕暮れの時間に」 山田 太一 6:31
 戦後の日本を描き続けてきた名脚本家・山田太一さんが70代の時に考え、心に留めた事を書き綴った深く胸に沁みるエッセイです。

「神秘 上」 白石 一文 8:58
 膵臓がんで余命一年と宣告された出版社取締役の菊池。妻とは離婚、娘二人も独立し、海外で暮らしている。運命を受け入れつつも、二十年前に知ったある女性を探すために、思案の末に神戸に移り住む。

「64(ロクヨン) 上」 横山 秀夫 11:58
 元刑事のD県警広報官三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、未解決の翔子ちゃん誘拐事件への警察庁長官視察が決定する。記者クラブの反発と長官視察の準備に忙殺される三上。結果はどうなるのでしょうか。

「つまをめとらば」 青山 文平 7:01
 女という生き物は、美醜に関わりなく、いや、なにものにも関わりなく、天から自信を付与されているのではないか。題名「つゆかせぎ」ほか、男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる傑作短編集!第154回直木賞受賞作です。

「辞書から消えたことわざ」 時田 昌瑞 6:08
 「踏まれた草にも花は咲く」素敵な諺が辞書から消えていく。岩波諺辞典等を著した著者が、消えてしまうには惜しい諺に再び命を吹き込む。言葉の成り立ち、使われた文学作品、時代背景等の薀蓄を記しながら諺を楽しく解説する。

「向田理髪店」 奥田 英朗 7:33
 北海道、寂れてしまった炭鉱町。心配性の理髪店主。札幌で就職した息子がわずか一年で退職し理髪店を継ぐと言い出す。幼馴染の老父が突然倒れたり、農家の長男の所へ中国から嫁が来たりと、北の町は案外にぎやか。身に染みて心がほぐれる物語。

「64(ロクヨン) 下」 横山 秀夫 14:11
記者クラブとの軋轢、ロクヨンをめぐる刑事部の全面戦争。その狭間でD県警が抱える爆弾を突き止めた三上。そして翔子ちゃんを殺された父(雨宮)は、犯人をつきとめるため一人でコツコツと電話をかけまくっていた。結果は?

「世界の果てのこどもたち」 中脇 初枝 10:46
 戦時中満州で出会った三人の女の子の物語。高知県から来た珠子、朝鮮人のミジャ、恵まれた家庭で育った茉莉。お互いが何人なのかも知らなかったが、ある事をきっかけに友情で結ばれるが、戦後の日本と中国で別々の人生を歩むことになる。

「神秘 下」 白石 一文 9:32
 菊池は神戸の街で山下やよいを探し続ける。彼女は「痛みを取り除く力」を持つ不思議な女性だった。あらゆる力をねじ伏せる阪神・淡路大震災を経て、彼女は今どこで生きているのか。菊池は長い物語の中で自問自答を続けていく。

「裸の華」 桜木 紫乃 10:09
 「体」を磨き「心」を伝える。舞台上の怪我で引退を決意した、元ストリッパーのノリカは、故郷で店を開くことに。ダンサーを募集すると、二人の若い女性が現れて・・・。踊り子たちの鮮烈な生き様を描く、極上の長編小説。

「一瞬の雲の切れ間に」 砂田 麻美 5:03
 ある偶然が引き起こした痛ましい死亡事故。突然の悲劇に翻弄される人間模様を、人それぞれの心の在り方を軸に描いて行く。『エンディングノート』『夢と狂気の王国』等の映画監督が独自の視点から描き出した連作短編集。

「十津川刑事の肖像」 西村 京太郎 6:44
 豪華な象嵌が施されたナイフが凶器の連続殺人事件が発生した。凶器の線から洗い出せば事件は早く解決されると思われたが、重要参考人の自殺で終止符が打たれた。(危険な判決より) 十津川刑事無限のパワーと知恵で五つの難事件に挑む!

  「コロポックルとはだれかー中世の千島列島とアイヌ伝説」 瀬川 拓郎 3:17
フキの葉の下に住むという、誰も知らない小さな国の小人コロポックルにはモデルがいた。小人伝説の謎解きをしながら、知られざるアイヌの歴史、また中世千島の実像にも光をあてる、新しいコロポックル論が登場した。

「100万分の1回のねこ」 江國 香織  5:21
 200万部のベストセラー絵本。100万回生きたねこと、佐野洋子さんに愛をこめて、13人の作家が捧げる短編集。

「陽炎の門」 葉室 麟 10:32
 下士上りで執政に上りつめた桐谷主水。執政となり初登城した日から、忌まわしい事件が蒸し返され人生は暗転する。武士の挫折と再生を、切々と訴える傑作。

「砂の街路図」 佐々木 譲 8:12
 十二歳の僕と母を残して父は僕の知らぬ町で突然死んだ・・・。大人に成長した主人公は母の四十九日法要を済ませると、その父が事故死した町を訪れてつぶさに調べる旅に出る。その町とは小樽をも思わせる古い町並みと多くの街路が・・・

「女社長に乾杯!」 赤川 次郎  12:24
 会社の幹部達が進めていた計画倒産。リストラ候補もピックアップし、会社は思いのままになるはずだったのだが、メインバンクのご意見番が社長に指名したのは弱冠19歳の桑田伸子。平凡な生活から一転社内改革に奮闘します。

「ムーンナイトダイバー」 天童 荒太 8:27
 3・11から5年目になる福島。非合法のダイバーは人と町をさらった立ち入り禁止の海に、大切な人につながる品物を海底から探し出すため潜降する。慟哭の夜から圧倒的救済の光のさす海へ。鎮魂と生への祈りを込めた著者の新たな代表作。

「中野京子が語る橋をめぐる物語」 中野 京子 3:54
 橋は異なる世界を結ぶもの、ドラマが生まれる舞台。怖い橋、空想の橋、史実の中の橋、血なまぐさい橋、愛の橋、この世とあの世をつなぐ橋など、さまざまな興味深い話が引き込まれるような文章で生き生きと語られている。

「禁断の魔術」 東野 圭吾 8:15
 高校の物理研究会で湯川の後輩古芝伸吾の姉の死をめぐって、次におこった殺人事件との関連から、伸吾が殺人犯として追われる身に。化学実験を殺人の道具にしようとしているところに、禁断の魔術と称している作品です。

「狩りの時代」 津島 祐子 8:50
 障害者や性的マイノリティーに共感し続けた湯島祐子の遺作。フテキカクシャという言葉がキーワードになっていて、ヒトラーユーゲントと遭遇した少年等に刻み込まれたものを、時間をかけて明らかにしていく。

「氷の轍」 桜木 紫乃 11:08
 釧路市の千代の浦海岸で男性の他殺死体が発見された。青森出身の滝川信夫80歳。道警釧路方面本部刑事、大門真由は、独身で身寄りもなかった老人が、最後に縋ろうとした縁を、わずかな糸から紐解いてゆく。




2016年(平成28年) その他の寄贈図書



【厚生省委託点字図書】

「平成25年度 福祉行政報告例の概況」 厚生労働省 大臣官房統計情報部  1巻

「平成26年版 厚生労働白書」 厚生労働省 編  7巻

「平成27年版 食育白書(概要版)」 内閣府政府統括官 編  2巻


「共生社会を切り開く ーー障碍者福祉改革の羅針盤ーー」 佐藤 久夫 全5巻

「歌舞伎家と血と藝」 中川 右介 全6巻


【寄贈点字図書】

「みんなでミートクッキング 2」 すこやか食生活協会 1巻

「第13回オンキョー世界点字作文コンクール入選作品集」  毎日新聞社点字毎日  1巻

「健康な食生活のためのこんだてレシピ集 上」  すこやか食生活協会  1巻

「健康な食生活のためのこんだてレシピ集 下」  すこやか食生活協会  1巻

「みんなほんもの(抜粋版)」 相田 みつを 1巻

「第84回 平成27年度 全国盲学校弁論大会 全国大会 弁論集」  毎日新聞社 点字毎日 1巻

「国際協力のパイオニアたち」 日本盲人社会福祉施設協議会 3巻

「平成28年版 点字電話帳 札幌市内」 札幌市視覚障害者福祉協会 1巻

【厚生省委託デイジー図書】

「障害者の読書と電子書籍 見えない、見えにくい人の『読む権利』を求めて」   日本盲人社会福祉施設協議会情報サービス部会 編  5:30

「えほん障害者権利条約」 ふじい かつのり 0:56

「石津謙介 いつもゼロからの出発だった」 石津 謙介 3:45

「今村昌平 映画は狂気の旅である」 今村 昌平 5:42

「大宅壮一 自伝」 大宅 壮一 4:31

「岸田今日子 あかり合わせがはじまる」 岸田 今日子 6:01

「具志堅用高 リングはぼくの戦場だ」 具志堅 用高 4:39

「千玄室 お茶をどうぞ」 千 玄室 5:35

「曽野綾子 天駈けるほどの軽やかな魂の自由」 曽野 綾子 11:34

「田河水泡 のらくろ一代記」 田河 水泡、高見澤 潤子 7:58

「星新一 きまぐれ星のメモ」 星 新一 9:10

「森下洋子 バレリーナの情熱」 森下 洋子 4:48

「淀川長治 私の映画遺言」 淀川 長治 7:28

「渡辺貞夫 ぼく自身のためのジャズ」 渡辺 貞夫 7:57


「清水幾太郎ー私の心の遍歴ー(人間の記録189)」 清水幾太郎 8:45

「土光敏夫ー私の履歴書ー(人間の記録190)」 土光敏夫 4:55

「南方熊楠ー履歴書ほかー(人間の記録84)」 南方熊楠 8:48

「石井好子ー思い出はうたと共にー(人間の記録192)」 石井好子 5:28

「美空ひばりー虹の歌ー(人間の記録191)」 美空ひばり 4:42

「榎本健一ー喜劇こそわが命ー(人間の記録182)」 榎本健一

「ミヤコ蝶々ーおもろうて、やがて哀しー(人間の記録183)」 ミヤコ蝶々 8:58

「岡本綾子ーAyakoーa life storyー(人間の記録193)」岡本綾子 8:05

「野坂昭如ーアドリブ自叙伝ー(人間の記録188)」 野坂昭如 8:43

「埴谷雄高ー影絵の世界ー(人間の記録181)」 埴谷雄高 7:29

「川島芳子 動乱の陰に 人間の記録194」 川島 芳子 5:42

「佐治敬三 へんこつなんこつ 人間の記録196」  佐治 敬三 4:

「加藤唐九郎 自伝 土と炎の迷路 人間の記録199」 加藤 唐九郎 6:29

「力道山 空手チョップ世界を行く 人間の記録195」 力道山 光浩 8:34

「水上勉 わが六道の闇夜 人間の記録198」 水上 勉 5:10

「中原中也 その頃の生活/日記(1936年) 人間の記録200」 中原 中也 5:12

「唐十郎 わが青春浮浪伝 人間の記録197」 唐 十郎  6:08


【寄贈デイジー図書】

「決戦!バルト海(海の男/ホーンブロワー・シリーズ8)  セシル・スコット・フォレスター 13:15

「トッカン the 3rd ーーおばけなんてないさーー」 高殿 円 13:11

「モノグラム殺人事件」 ソフィー・ハナ 15:03

「アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う」 ゲイル・キャリガー 13:26

「紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている ー−再生・日本製紙石巻工場−ー」   佐々 涼子 8:06

「鴉龍(がりょう)天晴」  神々廻(ししば) 楽市(らいち) 12:02

「機械探偵 クリク・ロボット」 カミ 8:03

「セーヌ湾の反乱(海の男/ホーンブロワー・シリーズ9)  セシル・スコット・フォレスター 11:42

「しだれ桜 恋心中」 松浦 千恵美 7:57

「彷徨える艦隊 5  戦艦リレントレス」 ジャック・キャンベル 12:34


「みんなほんもの(抜粋版)」 相田 みつを 0:05

「愛、自分の中の自分」 塩川 香世 2:57

「老いて聞く安らぎへの法話」 安らぎ法話ダーナの会





2016年作成図書一覧

2016年(平成28年)釧路作成図書一覧




2016年(平成28年)釧路点字図書館作成点訳図書一覧(2017.3.9.修正)



「ラブレイン 上」 原作 呉 水娟(オ・スヨン)  著者 金 重明(キム・チュンミョン) 5巻
 1997年、ソウル韓国大学での事。医学部に通うドンウク。美術学部に通うイナ。友人のチャンモ。わずか3秒で恋におちたイナ。ベンチで本を読む彼女の姿をとどめようとスケッチするイナ。彼女の名はユニ。家政学科の後輩である。雨の日傘にさそい??親友のドンウクが見初めた。でも病気でユニはアメリカに行く。

「裸の華 小説すばる12月号 抜粋」 桜木 紫乃 1巻
 店を閉め、すすきのを去ったノリカは、熱海に来ていた。師匠にあい、本当の 振り出しに戻るためにーー。 

「卓上四季 2015年10月」 北海道新聞社 1巻
 その時の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞朝刊連載コラム。

「正直」 松浦 弥太郎 2巻
 「暮らしの手帖」編集長を辞し、新天地へ! 49才になった著者が今伝えたい著者の人生。さまよう人を激励する熱い半世紀にしてあたたかな人生論。

「55歳からのハローライフ」 村上 龍 5巻
 離婚したものの経済的困難から結婚相談所を訪れた女。早期退職後、妻と旅する計画を拒絶された男。みんな溜め息をつきながら生きている。ささやかだけど、もう一度人生をやり直したい人々に寄り添う「再出発」の物語集。

「水の柩」 道尾 秀介 5巻
 平凡な毎日を憂う逸夫は文化祭をきっかけに同級生の敦子と言葉を交わすようになる。また、祖母が50年前にダムの底に沈めた「罪」の真実を知ってしまう。それぞれの「嘘」が祖母と敦子の過去と未来をつないでいく。

「ビジョンの条件」 森村 誠一 5巻
 EM社という江本一族の同族会社の理不尽で横暴な経営のため父を殺されたよしの。妻を殺された井川。恋人を殺された春菜。自分もあぶない目にあう荻村。それに元警察官で今は探偵をしている岡野が加わり、EM社江本一族を追いつめていくサスペンス。

「中原の虹 第2巻」 浅田 次郎 6巻
 半世紀にわたり落日の清王朝を一人で支えた西太后が人生の幕を閉じようとするころ、張作霖や袁世凱は着々と力を蓄えていた。死期を悟った西太后が考え抜いて出した結論は自らの手で王朝をほろぼすということだった。次の皇帝として指名したのは、わずか3歳のプーイー。その悲壮な決意を前に春児は、そして光緒帝はーー。

「陽だまりの天使たち ソウルメイトU」 馳 星周 5巻
 病と闘う少女のそばに寄り添う「トイ・プードル」。絶望した男の前に現れた捨て犬「フレンチ・ブルドッグ」。亡き妻が愛した犬「ミックス」。犬との暮らしが教えてくれる、今を大切に生きることの素晴らしさ。

「ウラル(霧)」 桜木 紫乃 5巻
 〈自分の居場所は自分で見つけるしかない。〉根室の花街にいきる女、珠生(たまき)は地元の有力者である河之辺家の3姉妹の次女。15歳で家を出て芸者になったのは自分の意思を貫きたかったから。そんな珠生が惚れたのは恩義から汚名をかぶって刑務所へ行く男、相羽だった。出所してきた相羽は、地元の汚れ仕事を引き受ける組織を興す。珠生はヤクザの女房に・・・。

「心霊探偵八雲 9  救いの魂」  神永 学 6巻
 八雲は高校時代の同級生の妹の生霊を目撃する。その頃遊び半分で樹海に入った大学生が死体を発見、幽霊からデンワがかかってるようになり、調査を探偵になった後藤に依頼。後藤はそのデンワ受けて霊にとりつかれた。樹海では両眼の赤い男の目撃情報もあり、何者かの罠と思われたが。シリーズ最高のクライマックスが迫る!!

「銀河パトロール隊 −− レンズマン・シリーズ1」  E・E・スミス  小西 宏 訳  7巻
1937年に発表されたレンズマン・シリーズ1の「銀河パトロール隊」。グレーレンズマンに成長したキムボール・キニスンが宇宙海賊とたたかう話。

「お鳥見女房」 諸田 玲子  4巻
将軍のタカ狩りの下準備をするお鳥見役には、幕府の密偵という裏の役割りがあった。江戸郊外に暮らす矢島家の女房、珠世は当主の留守宅を切り盛りしている。さまざまな難題を持前の明るさと機転で解決していく、人情味あふれる物語。

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている はじまりの音」 太田 紫織  4巻
高校2年生になった正太郎。仲のいい今居と百合子と同じクラスになったものの百合子がゴスロリの転校生・蘭香に「親友になって」と言われたことからバランスが崩れ・・・。彼女の謎を櫻子さんが解く。ほか、一緒に出かけた美瑛の美しい池で見つけた遺体の謎など、櫻子さんの推理が冴える大人気ミステリ!

「黒いカーニバル (新装版)」 レイ・ブラッドベリ  伊藤 典夫 訳  5巻
深夜のカーニバルで、団長が乗った観覧車がくるくる逆まわりするたびに奇怪なことが起こる「Kい観覧車」、かつての想い人である少女を失った湖を男が婚約者とともに再び訪れる「みずうみ」など、叙情SFの名手が贈る恐怖と幻想にあふれた24篇の物語。

「卓上四季 2015年11月」 北海道新聞社  1巻
その時々の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞朝刊掲載コラム

「美ら海、血の海」(ちゅらうみ、ちのうみ)  馳 星周(はせ せいしゅう)  5巻
東日本大震災発生から3日後、石巻に入った老人・真栄原幸甚は眼前の惨状に、60数年前の沖縄戦を思い出す。1945年の沖縄、14歳だった幸甚は、強制的に徴用された。米軍が沖縄へ上陸し、激しく攻撃する中、必死に生き延びようとするが、それはあまりに過酷な日々だった。

「アレス −ー天命探偵 Next Gearー−」  神永 学  5巻
二人の男が凶弾に倒れた −− クロノスシステムが予見する死を阻止すべく駆けつけた〈次世代犯罪情報室〉メンバーの前に、最強の男と女が現れた。やがて浮上する秘密組織と恐怖のテロ計画。奴らの真の目的とは何か? 

「暖簾」  山崎 豊子  3巻
 親子二代のれんに全力を傾ける不屈の気骨と大阪商人の姿を描く。

「日暮らし 上」  宮部 みゆき  7巻
 浅草の似顔絵師が、素人とは思えない鮮やかな手口で殺された。本所深川のぼんくら同心、井筒平四郎と美形の甥の子、弓之助が動き出す。岡っ引きの政五郎の手下、おでこの悩み、佐吉夫婦の心、、煮売り屋のお徳の商売敵著者渾身の時代ミステリー。

「どうしてもヤセられなかった人たちが “おデブ習慣” に気づいたらみるみる10Kgヤセました」 ダイエットコーチ EICO  2巻
 ヤセないひと共通のNG行為を改めれば誰でもスリムになれる! そのノウハウを実録コミックエッセイで伝授!゛気づくだけ“でダイエットは成功する!

「一流の集中力 イチロー、中村俊輔も実践する「本番力」の鍛え方」  豊田 一茂  2巻
 イチロー、中村俊輔といったアスリートたちの精神面を鍛え上げ世に送り出したメンタルトレーニングのカリスマが「呼吸法」「内言」「イメージング」「気功体操」の」4つを組み合わせて持てる能力を100%発揮させるための精神状態をつくり出す「心身統一的手法」を手ほどき。

「闇の嫡流」  渡辺 裕之  6巻
 病に倒れた祖父・竜弦の命で涼は紀伊半島へ飛ぶ。そこで目にしたのは、外国のエコテロリスト団体の横暴なふるまいだった。やがてそれが、日本の食料自給率を管理しようとするアメリカの陰謀だと知り、憤る涼。しかし敵は竜弦にかわって頭領代行となった涼に対し、さらに巧妙な罠を仕掛けてきて・・・。

「となりの蔵のつくも神」  伊藤 遊  3巻
 老朽化の進むマンションで両親と中学に入って荒れはじめた兄と暮らすほのかは、古い土蔵がある隣の家のおばあさんが気になっている。実はその土蔵には、つくも神が住んでいた。古道具に宿ったつくも神と人々の交流を描く温かなファンタジー。

「配達あかずきん 成風堂書店事件メモ」  大崎  梢  4巻
 「いいよんさんわん」−−近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵がさまざまな謎に取り組んでいく。

「自分のためにもっとお金を使おう」  中谷 彰宏  2巻
 今日使うお金が明日のあなたを作る。成功者の共通点は、お金に対してクヨクヨしないこと。お金で苦労しない54のヒントがあります。

「ロスト」  呉  勝浩  9巻
「ムラセアズサを預かっている。これはイタズラではなく、正真正銘の営利誘拐だ」 無断欠勤を続けていた村瀬梓が勤めるコールセンターに掛かってきた犯行電話。身代金の要求額は1億円、輸送役は100人の警官。なぜ、家族ではなく、会社にかけてきたのか。なぜ」、1億円なのか。なぜ、100人も必要なのか。警察と関係者たちは、ピュワイトを名乗る犯人に翻弄されていくーー。

「卓上四季 2015年12月」 北海道新聞社 連載  1巻

「二人の夫をもつ女」 5巻  夏樹 静子
 愛妻家の夫が謎の失踪。打ちひしがれる妻・祥子にやさしく寄り添う夫の上司・里見。二人はいつしか「再婚」を意識し始めるが、祥子はやがて夫の「真相」をつきとめる。彼女が最後に下した決断とは? 表題作を含む珠玉の短編集。

「あい 永遠に在り」 6巻  高田 郁(たかだ かおる)
 齢73歳で北海道開拓を志した医師 関寛斎。これまでの医師としての地位や名誉を捨ててまで北の大地を目指す夫を傍らで支え続けた妻あい。幕末から明治への激動の時代を生きた夫婦の生涯を通じて、愛すること、生きることの意味を問う感動の実在した夫婦の物語。

「中原の虹 第3巻」 6巻  浅田 次郎
西太后を喪い、清王朝の混迷は極まる。国内の革命勢力の蜂起と諸外国の圧力に対処するため袁世凱が再び北京に呼び戻される。一方満州を支配する張作霖は有能なブレーン玉永江を得て名実ともに「東北王」となる。幼き皇帝プーイーにおそいかかる革命の嵐の中ついに清朝は滅亡する。 

「東京ミステリー」 3巻  西村京太郎
 江戸川区内の交番に勤務する山中のモットーは、地元の住民と仲良くすること。アパートに住む一人暮らしの老女が大家とトラブルを起こし、追い出されそうになってしまう。見るに見かねた山中は、妻の勧めで箱根の別荘を購入し、気になっている5名の人たちを住まわせる。別荘に移った後、1人の住民が失踪。さらにもう1人いなくなり・・・。東京と箱根にまたがる捜査が開始され、十津川警部は事件を追って箱根へ向かう。

「眠れないほどおもしろい哲学の本」 3巻  富増 章成(とます あきなり)
 ソクラテス、カント、ニーチェからサンデル教授まで・・・。「強く生きたい」「幸せになりたい」 あなたのための哲学案内!

「通りすぎた奴」 3巻  眉村 卓
 超立体的に構築された未来都市。人は高速エレベーターで上下に移動していた。そんな都市の中で出会ったスケッチを描いていた浮浪者風の男ーー。彼は何百日もかけて、この高層都市を最上階まで旅していたのだ・・・。そして衝撃的なラスト・・・?!! 表題作「通りすぎた奴」他。人間社会に潜む様々な意識の暗部を抉る問題SF。全9篇収録。

「スウィート・ヒアアフター」 2巻  よしもとばなな
 恋人と事故に遭い、一人生き残った主人公小夜子は生き残りの重みを抱えながら暮らしている。惨劇にあっても消えない”生命の輝き”と”日常の力”を描き、静かで確実な再生の物語。

「降魔弓事件」 4巻  太田 忠司(ただし)
 街の名家、森名家に伝わる巨大な降魔弓から矢が放たれ、矢は10kmはなれた森名家の孫・保一の胸を貫いた。一体誰が4mもある巨大な弓を扱ったのか? 石神探偵事務所の野上英太郎と助手の狩野俊介が謎を解く。

「大人の時間 上巻」 4巻  五木 寛之
 コンサート会場で知り合った中年の女性二人。主婦として母として生きてきたことを振り返り、何にか心にむなしい気持ちをもちながらこれからの人生をどう生きればよいのか? お互いに女性同士なのに心ひかれるところがあり、二人で過ごす時間だけが倖せを感じる。一方中年になった旗江の夫は若い子に会って話しているのが心休まると・・・

「PK」 3巻  伊坂幸太郎
 人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。勇気と臆病が連鎖し、絡み合って歴史は作られ、小さな決断がドミノを倒すきっかけをつくる。三つの物語を繋ぐものは何か。読み解いた先に、ある世界が浮かび上がる。

「卓上四季 2016年1月」 1巻 北海道新聞社 連載

「小さいおうち」  5巻  中島 京子
 昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。だが平穏な日々にやがて密かに”恋愛事件”の気配が漂いだす。一方戦争の影も刻々と迫りきてーー。晩年のタキが記憶を綴ったノートが意外な形で現代へと継がれてゆく最終章が深い余韻を残す傑作。著者と船曳由美の対談を巻末に収録。

「罪・万華鏡」 佐々木丸美  3巻
 正子は友人の魔作子を殺してしまう。以上心理による犯行と判断され吹原医師が分析を進めるが、そこから意外な事実が。犯罪心理を意欲的に描いたオムニバス。

「歯医者さんが書いた人生をクリーンにする77の方法 −−7つのキレイポケットで心も体もツヤピカ」  綾野 葉月  2巻
 お口の中の状態を改善すれば、心や体まで健康に。しっかり手入れした歯は明るい印象を与え、良好な人間関係を築くことにつながります。自分に自信がつき、恋愛運もアップ!

「つばさ111号の殺人」  西村京太郎  4巻
 ある殺人事件で証人を務めた2人の男女が相次いで突然死する。判決時、「証人全員を殺してやる」と叫んだ殺人犯の松本はすでに獄中で病死していたが、残る3人の証人に十津川警部が接触するが、またひとりが行方不明に。何者かによる復讐なのか?

「狭小邸宅」  新庄 耕(こう)  3巻
 不動産屋で主人公が初めて戸建てを売って一皮むけ、やがて仕事のやりがいを感じている様子が描かれている。

「世界が赫に染まる日に」  櫛木 理宇(くしき りう)  5巻
 中学3年の緒方櫂(おがた かい)は、従兄妹の将来を奪った加害者に復讐を誓った。自分の左目は見た者を石にする”邪眼”だと称する高橋文稀(ふみき)は、15歳の誕生日に自殺をする計画を立てた。夜の公園で出逢った二人は、文稀が死ぬまでの間、櫂の復讐に協力する契約を結ぶ。予行演習として、少年法に守られ罰せられない犯罪者たちを一人ずつ襲っていくが・・・

「櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間」  太田 紫織  4巻
 北海道・旭川。高校2年の僕・正太郎の夏は、衝撃で始まった。差出人不明の封筒に入っていたのは、愛犬・ウルフの無残な写真。シリアルキラー、花房の仕業と確信したのに、櫻子さんは違うと断言。しかも当の花房からは『ある娘を救って欲しい』と依頼が届き・・・。他、内海巡査が遭遇した事故物件の怪「午前四時のノック」も収録。

「長篇推理小説 宗谷本線殺人事件」  西村 京太郎  3巻
 白雪の宗谷本線をひた走る急行『礼文」。その車内で男が毒殺された。被害者平野康生は死の直前、行きずりのルポライター田島徹に書きかけの原稿を託す。と同時に謎のサングラスの女が平野のスーツケースを奪い去っていった。田島は十津川警部に協力を求めた。

「奇縁まんだら」  瀬戸内寂聴  5巻
 寂聴さんが出逢った、いまは亡き文豪・芸術家との奇なる縁。生前に交わした言葉やかざらない表現からは、創作に対する厳しさとユーモアがにじみ出し、時に飛び出すなまめかしい告白に、人間味豊かな素顔が浮かび上がる。日経の看板エッセイ、いよいよ文庫化スタート! 巻末に故・丸谷才一氏が本書を絶賛したエッセイを収録している。

「卓上四季 2016年2月」  北海道新聞社  1巻
北海道新聞朝刊掲載コラム。

「あの子たちがいた七月・一九四五年 北海道空襲」 菊池 慶一 2巻
「こんな小さな町に敵の飛行機がくるはずがない」そう思っていた人々は、突然の空襲警報にとまどい逃げまどった。終戦のわずか1ケ月前。軍人も民間人もおとなも子供も区別なく爆弾や銃弾がおそいかかった・・・。

「CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」 内藤 了 5巻
 廃屋で見つかった5人の女性の死体。そのどれもが身体の一部を切り取られ、激しく損壊していた。被害者の身元を調べた藤堂比奈子は、彼女たちが若くて色白でストーカーに悩んでいたことを突き止める。損壊された死体が語る犯人の恐るべき目的・・・。猟奇犯 罪を追う藤堂比奈子シリーズ第2弾!

「必殺の三文判」 深山 亮 3巻
 お金の問題、抱えていませんか? 借金を返したのに、抵当に入れた土地の権利が・・・。知り合いに貸したお金、そろそろ返してほしい・・・。そんなときは迷わずこの人を訪ねてください。迅速に、しかも合法的に?解決します。東京の下町にある古びたおもちゃ屋。そこに住む“司法処士”の乱橋衡平がお金にまつわる法律問題をばったばったと斬っていく。

  「日本史の謎は『地形』で解ける ー−文明・文化篇ーー」 竹村 公太郎 4巻
 著者独自の視点で、日本の歴史・文明・文化の様々な謎を解き明かす。定説がひっくり返る興奮と、ミステリーの謎解きのような快感を同時に味わえる。

「1行家計簿 ー−世界一かんたんにお金が貯まる本ーー」 天野 伴 2巻
 家計簿本来の目的を第一に考えて、『非常識な「家計簿の常識」』をそぎ落していった結果が、この「1行家計簿」というツールです。

「卓上四季 2016年3月号」 北海道新聞連載 1巻

「心を軽くする超戦略的『人間関係』論 万年補欠の僕が17年間生き残れたワケ」 小田 幸平 3巻
 人生は人間関係が9割! 落合GM、 清原・桑田コンビから山本昌、阿部慎之助・・・ 一流せんしゅとのエピソードから読み解く幸せに生きる秘訣

「彼女との上手な別れ方」 岡本 貴也 4巻
 ストリップ劇場「ライトスタッフ」へ向う途中、三人の女を乗せたジョニーさんの車が事故を起こした。四人全員が即死で撥ねられたガジローだけが無傷だった。幽霊となった四人と撥ねられたがジローの係り方(成仏をさせる)が、ガジロー、ユーコのパーツで進められ、冷徹な遊び人だったガジローが大金欲しさに奔走する姿と四人と係ることで変わっていくガジローの姿が面白おかしく描かれている。

「あなたのための愛と気づき」 たなか まさこ 1巻
 たくさんの愛につつまれ、自分自身を気づかせてくれる本。「愛のことば」「あなたへの希望のことば」「人生のことば」の3章。

「赤毛のアン」 モンゴメリ  村岡 花子訳 7巻
   11歳で孤児院からもらわれてきた小さなアンが16歳の花ひらく乙女になるまでのシリーズ1。生まれつき持っている空想と夢の国、それに強く人の心をひきつける愛すべき 性情で、彼女は常に前向きで幸福である。

「流される美学」 曽野 綾子 2巻
 人間は妥協する以外に生きていく方法はない。人間には変えられない運命がある。この運命の不条理に流されて生きることもひとつの美学。60年以上人間を見つめてきた作家の究極の人間論。

「海上保安官(改訂版) −−日本の海を守る精鋭たちーー」  住本祐寿(まさかず)・川口 大輔  4巻
 海の警察・消防として日本の海を守る海上保安庁。その任務は、海難救助から犯罪捜査、海洋調査、航行支援まで幅広い。その任務の中で領海警備について、SSTの元隊長が実体験をまじえて、知られざる海上警備の最前線を明かす!

「タフに生きたい −−痛快ナースのアメリカ患者体験ーー」  樽井惠美子  4巻
 夢と希望を持ちアメリカに留学中に交通事故を体験した。看護婦である彼女自身が予想もしなかった事故に直面して、ほぼメチャメチャにこわれた肉体とともに12年間の間、そして現在まで懸命に生きぬいた貴重な体験記録です。

「獄中メモは問うーー作文教育が罪にされた時代」  佐竹 直子 3巻
 戦時下に、北海道の教員が次々と治安維持法違反容疑で逮捕された「北海道綴方教育連盟事件」。道新釧路支社の記者が偶然発見した元教員の70年前の「獄中メモ」を手がかりに、事件の実像に迫ったルポ。治安維持法とはなんだったのか。

「水の精霊 Purifay the Earth 第1部 幻の民」  横山 充男  7巻
 たびたび夢にあらわれた白い花。それは14才の真人の中になにかが目ざめようとしている兆しだった。答えは、祖父の住む高知県四万十川にある。この国にもうひとつの歴史を築いてきた幻の民、「水の精霊」の末裔たちを描く壮大ファンタジー。

「その後とその前」 瀬戸内 寂聴 さだまさし 3巻
 東日本大震災が起こる1年前と、被災から半年後。「この国」を思う二人が、今、日本人はどう生きるべきかを語り尽くした。放射能の恐怖、被災地でのスキンシップ、戦争と死、老人の力、忘己利他の教え、自殺と出家・・・変わるべきことは、なにか。いけないことは、何か。過激で愛に満ちた叱咤とエールが詰まった、必読の書。

「魔使いの復讐」 ジョゼフ・ディレイニー 5巻
〈魔使いシリーズ〉いよいよクライマックス! 魔王の復活をもくろむ闇の勢力との最後の決算を前に、トム、魔使い、グリマルキン、そしてアリス、それぞれの決断は。

「はむ・はたる」 西條 奈加 3巻
 掏摸やかっぱらいで食いつなぐ暮らしをあらためて、まっとうな商売を始めた、勝平をはじめとする十五人の孤児たち。彼らは周囲の小さな事件を解決しながら自分たちの居場所を拓こうとする。周りの人々の助けも借りながら事件解決に奮闘する。

「舟を編む」 三浦 しをん 5巻
 出版社の営業社員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書「大渡海」の完成に向け、彼と編集部の面々の長い旅が始まる。そして、馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作。

「我が妄想」 モハメド・オマル・アブディン 4巻
 アフリカのスーダンを19才で飛び出した盲目の青年アブディンがめざしたのは未知の国ニッポン。言葉も文化もわからない、しかも見えない世界で、ユーモアいっぱいに立ち向かっていく様を音声読み上げソフトで自ら綴った青春記。

「放物線のキセキ ―寄せ集め野球部たった9人の快進撃」 萩原 晴一郎 3巻
 北海道の双葉高校野球部は、1年生部員が5人のみ。必死に勧誘活動を続けた結果、スキー部の3人と、帰宅部一人が助っ人として加わり、ちょうど9人で秋季大会に出場することが可能となった。だが、ベンチ内ではギクシャクした雰囲気と負けムードが漂う。そんな危機を救ったのは、スキー部の助っ人が放ったホームランだった。これをきっかけに快進撃が・・・。

「百年文庫100 朝」 田山 花袋・李 孝石(イ ヒョソク) 2巻
 東京に行きさえすればと、都会に向かう一家の希望を乗せた舟は、夜明けの海を滑り出す「朝」。行商で各地を巡る男たちが月夜の晩、思わぬ昔話から運命の糸がつながり出す「そばの花咲く頃」。田舎町の警察署は朝から晩まで、警官たちがてんてこ舞の「鶯」。どんな逆境の日も、必ず夜明けが訪れる。朝靄に一寸の光をもたらす三篇。

「自力で腸を強くして一生健康!(TJ MOOK 知りたい!得する!ふくろうBOOKS)」  辨野 義己 2巻
 テレビで話題の腸内フローラが生まれ変わる本。毎日の生活の食習慣や生活を少し意識して変えることで、第1の脳ともいわれる腸が元気になります。薬に頼らず、自力で腸を元気にするヒントが満載の本です。

「卓上四季 2016年4月 北海道新聞 連載 1巻

「40代からの毒だしハンドブックーーからだとこころの疲れにすぐ効く!」  蓮村 誠 2巻
 「毒素」たまっていませんか?  消化力(アグニ)を強くし、毒だしする方法をたくさん紹介しています。食材選び、調理法、食事の仕方、そして男の処方箋・女の処方箋、男の食べ方・女の食べ方など、男女別のケア法など、具体的にまとめています。ぜひ参考にして、健康を楽しんでいただきたいと思います。

「感謝の習慣が、いい人生をつくる」   中井 俊巳 2巻
 感謝すると、運が開ける。人間関係がよくなる。すべてがうまくいく。世に成功者と言われる人が実践している最強の習慣。

「出雲大社の巨大な注連縄はなぜ逆向きなのか?」 久能木 紀子 3巻
 平安時代から「雲太(うんた)、和二(わに)、京三(きょうさん)」と当時の三大建築物にうたわれた出雲大社。注連縄から本殿まで、その巨大さが見るものを圧倒する。その巨大さの謎や「縁結びの神様」として知られる大国主神(おおくにぬしのかみ)の真実などを神話や風土記(ふどき)をもとに解明する。

「なにもないことが多すぎる」 片山 恭一  全3巻
 そこらへんにいる高校生だった。ボブ・ディランの遅れてきた熱狂的信者である僕。やがて若い男の子ばかりが死んでいく、原因不明の病気が。そんな世界を、僕はボブ・ディランを信じて生きていく。それのいったいどこが悪い?

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」  東野 圭吾  全6巻
 悪事を働いた3人が逃げこんだ古い家は、かつて悩み相談をしていた雑貨店だった。廃業している店に過去からの相談の手紙が届く。3人は相談の返事を書いていくうちに自分達が育った児童養護施設と雑貨店、相談者との関係に気付いていく。

「1日3行「感謝日記」−−書くだけで理想を実現!」  柳澤三樹夫  全2巻
 自分が成長するためのヒント、理想実現の鍵が見つかる! 3ステップを繰り返して理想の自分になる。嬉しい出来事、悔しい出来事、なんでも書き出してみてください。

「気にしすぎ人間へ」  長沼 睦雄(むつお)  全2巻
 小さなことを気にしすぎてクヨクヨ悩んでしまうのは、単純にあなたの心が齢だからではありません。脳の働き、過去の経験、親や家族との関係、生活スタイル、生まれ持った気質…。さまざまな要因がからまりあって、「気にしすぎ」はつくられるのです。本書ではあなたの心を重くしている原因を一つひとつ、ひもときながら、「クヨクヨしてしまう心」と向き合う方法をお伝えしましょう。

「素直な容疑者」  原田 康子  全3巻
        女の横で朝をむかえるはじめての経験。憂うつに目ざめた少年の目に突然赤く汚れたシーツ、名前も知らない女はすでに冷たい。「素直な容疑者」。他に北国の孤独な風景の中に微妙にゆれ動く女の愛と哀しみを描く「峠」「窓辺の娘」など六篇収録。

「卓上四季 2016年5月」  全1巻
 その時々の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞朝刊掲載コラム。

「中原の虹 第4巻」  浅田 次郎  全6巻
 宋教仁の暗殺により時代は再び混乱し、日本に亡命中の梁文秀の帰国を望む声が高まる。極貧の中で生き別れた宦官春児、馬賊の雄・春雷、文秀の妻となった妹・玲玲はついに再会を果たす。そして龍玉を持つ真の覇者はついに長城を越える…。感動の完結編。

「裸の華」  桜木 柴乃  全6巻
 舞台上の怪我で引退を決意した、元・ストリッパーのノリカは、故郷、札幌で店を開くことに。ダンサーを募集すると、二人の若い女性が現れて…。バーテンダーも意外な人物がすることに。

「できる人は超短眠!」  堀 大輔  全3巻
 一日3時間以下睡眠。眠気・疲労なしで時間・お金・記憶力・集中力・健康…が手に入る。成功率99%、600人のショートスリーパーを育てた驚異のメソッド。

「卓上四季 2016年6月」  北海道新聞社  全1巻
 その時々の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞社朝刊掲載コラム。

「ブルネイでバトミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。」  大河内 博  全5巻
        「ブルネイと日本の架け橋になる」との決意のもと2等書記官としてブルネイに向かう著者。しかし、この国独特の「社会の壁」にぶち当たり、何ひとつ仕事はうまくいかない。そんな中、ストレス発散で中学時代に熱中したバドミントンを始めると・・・。ラケット1本でさまざまな人と出会い、人脈を広げていく。下端外交官が「世界一の金持ち王国」でなしとげた奇跡と感動の実話。

「田辺聖子の恋する文学 ーー 一葉、晶子、芙美子」  田辺 聖子  全2巻
   恋愛小説の名手がたおやかに語る、5人の女性文学者の作品と生涯とは。

「“不機嫌”になる心理(愛蔵版)」  加藤 諦三(たいぞう)  全3巻
 外面はいいのに、家で不機嫌なのはなぜか。いじめられる人はなぜいじめる人から離れないのか。「自分だけは特別」を求める人の感じ方。などさまざまな人間の心理を解説。

「利他 人は人のために生きる」  瀬戸内 寂聴・稲盛 和夫  全3巻
 「誰かのため」なら、もっとよく生きられるーー。悲しみや不安、悩みの多い人生を生き抜くヒントは「利他」にある。作家瀬戸内寂聴と、京セラ創業者で日本航空の再建を果たした稲盛和夫さんの対談。「利他」を実践する二人が仏教の教えや、ユーモアを織り交ぜながらの傑作対談。

「麗しき白骨」 渡辺 淳一 全6巻
 T大の教授を目ざす東都大学医学部整形外科の教授K。全力で力を貸し、その後釜を目標にその事だけにすべてを賭けた男が全信頼を得ていると信じていたその教授に裏切られ、すべてをなくすまでの人間関係の醜いやりとりをとりあげた内容である。

「顔 FACE」 横山 秀夫 全4巻
 「だから女は使えねえ!」 鑑識課長の一言に傷つきながら己の職務に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。追い詰めるのは「顔なき犯人」。異色のD県警シリーズ。

「死相学探偵5 十二の贄」 三津田 信三 全5巻
 死相が見える探偵・俊一郎のもとに遺産相続殺人と思われる事件の捜査依頼が舞い込む。莫大な遺産の配分を示す遺書には遺産相続人13人の生死によって取り分が増減する異様な条件が記されており・・・。大好評シリーズ第5弾!!

「甘くとけあう」 川奈 まり子 全4巻
 お菓子職人の佐藤直樹が自分の店を持ち、中学の時の同級生、店の使用人、主婦、アナウンサー等々と関係して、最後に初恋だった藤原詩織にあい、とろけるような甘い関係に落ちていく。

「グレー・レンズマン(レンズマン・シリーズ2」 E・E・スミス 全8巻
 キニスンの決死的活躍により、銀河文明の敵ボスコーンの首領ヘルマスの総基地は陥落した。しかしヘルマスの身辺にあった謎の球体エネルギーから、キニスンはさらに上部にある機関を予想する。敵の使う超空間チューブ、パトロール隊が使う負の球体爆弾など、スペース・オペラならではの奇想天外な科学兵器の応酬、無重力惑星メドンの出現・・・宿命の対決のときが迫る!

「死ぬことが怖くなくなるたったひとつの方法 『あの世』をめぐる対話」 矢作直樹・坂本政道 全3巻
 人は死んだらどうなる? あの世はいったいどこにある? 東大救急医とヘミシンクトレーナーが「あの世」について語り合う。

「北海道警察 日本で一番悪い奴ら」 織川 隆 全4巻
 2002年北海道で現職警部が覚醒剤使用で逮捕された。その後覚醒剤密売と拳銃不法所持まで発覚。それは北海道警察を舞台にした日本警察史上最大の不祥事が幕を開けた瞬間だった…。道警の闇を暴く衝撃のノンフィクション!

「卓上四季 2016年8月」 北海道新聞社 連載 全1巻
「夢をかなえる口ぐせの心理学」 佐藤 富雄 全3巻
 口ぐせを変えれば人生が変わる。ネガティブな考え方を捨てて楽天思考になれば幸せになれる。かなえたい夢や目標を常に頭の中で想像し続ければ、すべての夢はかなう。自分に対する印象「セルフイメージ」を変えれば、自信がつき、理想の自分に近づく。

「歌おう、感電するほどの喜びを!」 レイ・ブラッドベリ 全7巻
 母さんが死んで悲しみにくれるわが家に、ある日“電子おばあさん”がやってきた。ぼくたちとおばあさんが過ごした輝ける愛に満ちた日々を描いた表題作。ヘミングウェイにオマージュを捧げた『キリマンジャロ・マシーン』など叙情SFの巨匠がおくる幻想味溢れる全18篇を収録。

「殺人者が目覚める朝」 和久 峻三 全4巻
 京見峠で起きた自動車事故。事故か殺人か。奈良から京都へ居を移した、法廷荒らしと異名をとる老弁護士猪狩文助がその真相を究明する。

「ラブレイン 下」 呉水絹 全5巻
 フォトグラファーのジュン、あだ名は3秒。プレイボーイとうわさされる。そんなジュンだが、北海道で会ったガーデナーのハナのことが気になって仕方がない。そんなハナから目がはなせない。ハナをめぐり種々あるが、でも愛はそれぞれの場所にもどってくる。

「卓上四季 2016年7月」 北海道新聞社 連載 全1巻
 その時々の話題(時期に沿った事柄について)の北海道新聞朝刊掲載コラム。 「櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし」 太田 紫織 全4巻
 櫻子さんと親しい友人薔子さんがある事件について語り出す。10年前の夏の、娘による凄惨な両親殺害事件。そして夏の終わり、櫻子さんとばあやさんは忽然と姿を消してしまう…。

「障害児3兄弟と父さんと母さんの幸せな20年」 佐々木志穂美 全2巻
 平凡な夫婦が授かったのは3人の障害児だった。長男は重度心身障害で首もすわらない。次男は、高機能自閉症。三男は重度の自閉症。ふつうの子育ては一切通用しない。それでも一家は悲惨な事を笑いに変えて、毎日ゲラゲラ、ドタバタ生きていく。

「水の精霊 Purify the Earth 第2部 赤光」 横山 充男 7巻
 シリーズ名 Teens' best selections:2
 水の旅人・真人と遍路道という旅人・みずき、二人の旅は続いていて、この国の歴史には記されることのなかった幻の民をめぐる。京都で学生生活を送る真人は次第に幻の民としての能力を開花させていた。しかしその背後では、大きな力が動き始めていた。

「ゆうぞらビール」 森沢 明夫  3巻
 著者が学生時代バイクで全国を旅して出会った人や体験を楽しく書いたエッセイ本。

「江戸怪奇草紙」 志村有弘(くにひろ) 3巻
 江戸時代、さまざまな怨霊・妖怪・物の怪たちが飛び交い、怪奇現象が次々と起きる。江戸を代表する不思議な5つの話を収めた傑作怪談集。

「オケ老人!」 荒木 源 5巻
平均年齢おそらく世界最高齢のアマ・オーケストラ「梅が岡交響楽団」(梅響)に、高校教師・中島は間違えて入団してしまう。同じ町にある人気アマオケ「梅が岡フィルハーモニー」(略称・梅フィル)との確執。ロシアの人気指揮者の来日騒動などを経て、日本・ロシアの国家機密の情報漏洩にまで話は大きく展開して行くが・・・・。

「受験必要論 人生の基礎は受験で作りうる」 林 修 3巻
「いつやるか? いまでしょ!」のCMでブレイクした、東進ハイスクール、東進衛星予備校現代文講師・林修先生が受験の利点、欠点を教えるとともに、“林修式勉強法”を伝授します。また受験生だけでなく、大学生や社会人にも、やり方ひとつで社会を生き抜く上で不可欠な“考える力”を高めるノウハウを執筆した見どころ満載の1冊です。

「地獄堂霊界通信1」 香月 日輪  3巻
 3人悪のてつし、椎名、リョーケンは上院町で知らぬものはないワルガキども。唯一恐れるのは通称「地獄堂」のおやじ。おやじから授かった不思議な呪札と呪文で異世界の扉を開く。

「氷の轍」 桜木 紫乃  7巻
北海道釧路市の千代の浦海岸で男性の他殺死体が発見された。被害者は札幌市の元タクシー乗務員滝川信夫、80歳。北海道警釧路方面本部刑事第一課の大門真由は、滝川の自宅で北原白秋の詩集を発見する。滝川は青森出身。八戸の歓楽街で働いた後、札幌に移住した。生涯独身で、身寄りもなかったという。真由は滝川のつながろうとした縁を、わずかな糸から紐解いてゆく。

「また次の春へ」 重松 清 3巻
 幼馴染みの慎也は無事高校に合格したのに、分厚い小説を貸してあげたのに、読めないままだった。卒業式の午後、自転車で遠出、楽しみにしていたカレイの投げつりを楽しむため一人で海岸にいた。そして、行方不明になった。彼のお母さんはまだ息子の部屋が片付けられずにいる(『しおり』)。2011年3月11日。震災発生から書き綴った7編のお話。あの日の雪のように、胸になにかを浮かび上がらせてくれたならと願って、祈ってもいる。




2015年(平成27年)釧路点字図書館制作デイジー図書



「ドリーム・ギバー」 ロイス・ローリー 5:02
 物に触れて、記憶をたどり夢を人間に贈ることができるドリームギバーたちの物語です。新米のドリームギバーのリトレストは、心に傷を負った少年ジョンに笑いや勇気の夢を贈り助けるため困難を乗り越えていきます。

「いい男は『や行』でねぎらう いい女は『は行』で癒す」 黒川 伊保子 5:11
 脳をくすぐる「言葉の感触」、語感がもたらす秘密を知れば、恋も仕事も思い通り、家族も円満になる。言葉とは魔法の呪文であると唱える語感感性アナリスト黒川伊保子の一冊。人生が変わる魔法の言葉とは・・・。

「大往生の島」 佐野 眞一 8:29
 瀬戸内海に浮かぶ過疎の島、周防大島。その中の東和町は「高齢化率日本一」の座を保っている。この町で明るく、逞しく生きる老人達。支えあう人々。来たるべき高齢化社会を照らす一条の光明が見える。

「天使の傷痕」 西村 京太郎 8:39
武蔵野の雑木林で殺人事件が発生。瀕死の被害者は「テン」と呟いて息を引き取った。意味不明の「テン」とは何を指すのか。デート中、事件に遭遇した田島は、新聞記者らしい関心から周辺を洗う。第11回江戸川乱歩賞受賞作品。

「カテリーナの旅支度 イタリア二十の追想」 内田 洋子 9:05 イタリアで出会った人々と訪れた街々。人生の春夏秋冬を描く極上のエッセイ。ミラノの自宅で、ヴェネツィアの教会で、ローマのカフェで・・・。三十余年間のイタリア暮らしがもたらした、至宝のエッセイ二十篇。


「歌集 黒き種子(しゅし)」 橋爪 房子  1:07
生まれながら両手に障害を持った作者が、ごく普通に生活していきたいと思いながらも、許されなかった多くの出来事。悲しみ、喜びを歌にこめ、一人の女性の人生を綴った作品を聴いて下さい。

「水声(すいせい)」 川上 弘美  6:20
都と陵。姉と弟。二人はママが死んで三十年近くたってまた二人で一緒に暮らし始める。白い何もない野に二人きりでたたずんでいる景をときおり思う都。死が揺さぶる時間。人生の最も謎めいた部分に迫る静謐なる衝撃。

「温かなお皿」 江國 香織  1:24
12編の短編からなる小説です。一つ一つの作品は短く簡潔ですが、登場人物たちがどこにでもいそうであり、綴られていく日々の断片が、温かくて切ない物語となり、共感を呼ぶ作品です。

「釧路市点字図書館 図書追加目録 平成27年1月〜12月分」 釧路市点字図書館  0:33

「釧路市点字図書館 図書追加目録 平成13年1月〜平成22年12月分」   釧路市点字図書館 3:07

「わるいうさぎ」 中島 さなえ  4:26
ラボから脱走したわるいうさぎ。穴にはさまった饒舌なねずみ。猛獣を愛し食べられたいと願ううさぎ。生き別れた母を探す鳥など。彼らがいる世界はどこかで少しずつ繋がっている。切なさに涙があふれる大人の童話です。

「為吉 北町奉行所ものがたり」 宇江佐 真理 6:53
不幸な過去を持つ中間、後の下っ引き為吉と、八丁堀に住まう人々の六作からなる連作短編集。与力、見習い同心、岡っ引きなど、江戸の治安を守る「狼」達が集う庭の悲喜こもごも人間模様が描かれている。

「不等辺三角形」 内田 康夫 12:18
名古屋の名家に代々伝わる幽霊箪笥の修理を依頼した男が、港の運河で殺された。真相究明を依頼された浅見光彦は箪笥に隠されていた「在不等辺三角形の重心」という謎の一文に目を止めた。謎はどう解けるのでしょうか。

「後妻業」 黒川 博行  13:24
妻に先立たれ、結婚相談所で出会った二十二歳下の小夜子と同居する老人、中瀬耕造。裏で小夜子と結婚する結婚相談所の柏木。財産を手に入れるべく、周到な計画を立て、牙をむく小夜子の本性。色で老人を喰う恐ろしき稼業。

「見てしまう人びと」  オリヴァー・サックス  15:06

 幻覚という奇妙きわまりない現象と、それを体験する人間の心の不思議を描く。視覚が失われた人の中に、はっきりと情景が見えたり、失われた半分の視野に、脳で補われた影像が組み合わされ、全視野で見ているのと同じように見える人もいる。たくさんの人々の実体験を知ると、驚きに満ちているのです。

「光秀の定理(レンマ)」  垣根 涼介  11:50
 戦国の世、信長に仕へ瞬く間に軍団の知将となった明智光秀を、全く違う切り口から追った新しい歴史本の登場。彼のこんなにも誠実、有能そして不器用でありながらも青春と光芒を高らかなリズムで刻む。本能寺の変の真相にも、今違う光が当たろうとしています。

「辛口・幸福論」  曽野 綾子  3:43
 幸せであるという実感は他人からの評価、世間体、「平均的幸せ像」等で得られるものではなく自分でつかみとるしかない。著者のこれまでの著作から抜粋、再構成したエッセイ集。きっぱりと生きる覚悟のある一冊です。

「がまんしなくていい」  鎌田 實  6:39  同じ境遇にあっても、幸福感を感じる人と不幸のオーラを出している人がいる。その違いは体内ホルモンの分泌量。ホルモンの秘密を解き明かし、気持ちも体調も変わってくる生き方を紹介する。

「竃(へっつい)河岸 髪結い伊三次捕り物余話」  宇江佐 真理  8:11
   「おれが小者に使いたいものは他におりません」 伊三次が仕える不破友之進の息子、龍之進も、自らの小者を持つことになり、真先に頭に浮かんだのは、かつて自分が捕えられなかった男だった。

「海松(みる)」  稲葉 真弓  4:58
 光る比喩をちりばめた正確で細密な描写が、魔法のように「失われた時間」を浮かび上がらせ、それにつれて<時は逝く>という人生の真実が現れてくる。静かな戦慄がそこにはあった。川端康成文学賞受賞作。

「女ともだち」 角田 光代 他4名 3:09
 女ともだちは恋人よりも愛おしい。人気女性作家5人による女子小説アンソロジー。奇しくも、主人公は全員未婚の派遣社員。作家の個性溢れる切り口をお楽しみください。

「ミツハの一族」 乾 ルカ 8:44
 未練を残して死んだ者は鬼となり、井戸の水を赤く濁す。鬼となった者の未練を解き、常世に送れるのは“ミツハの一族”の「烏目」と「水守」。大正時代の北海道を抒情豊かに描いた、札幌出身の作者の凄艶なミステリー小説である。

「死んでいない者」 滝口 悠生 3:59
 秋のある日、大往生を遂げた男の通夜に親戚たちが集まった。子ども、孫、ひ孫たち30人余り。一人ひとりが死に思いをめぐらせ、互いを思い家族の記憶が広がってゆく。生の断片が重なり合って、永遠の瞬間が立ち上がるひと晩の記録。

「ふたり旅 −−生きてきた証しをして」 津村 節子 9:25
「おい、おれはお前のヒモになるぞ」 無収入になった吉村は本当に私のヒモになり取材を続けた。夫も妻もただ書く事をひたすら利己的に追い求め続ける。津村文学の素地をなす少女時代から、夫吉村昭との出会いと別離まで作家人生をふり返る。

「浮世女房 洒落日記」 木内 昇 8:14
 お江戸は神田の小間物屋女房・お葛は27。お気楽亭主に愛想つかし、家計は火の車。それでも季節ごとの行事や風物を通し、長屋の住人各々の横顔を、笑いのツボも人情の機微も十分に押さえたお葛の視線で、おもしろく描かれています。

「祭りの日 慶次郎縁側日記」 北原 亜以子 8:00
 親方に認められ憧れの江戸で働く機会を手にした亮太。眼も眩むばかりの町の賑わいに心躍ったのもつかの間、大切な紹介状も財布も消えていた。憧れの江戸は、若者の夢を奪う闇の入り口か。「慶次郎縁側日記」最新刊。

「ペカンペと森のカムイたち」 はたさ みつる 1:45
 新しいすみかを探しに出かけたペカンペ(菱の実)ですが、浅黒い、鋭いトゲがあるせいで、行く先々で嫌われてしまいます。マチネシリからはじまり、アカンの湖、マシュウの湖、クッシャロの湖、トウロの湖へ。ペカンペはクシロの国の雄大な自然や動物と出会いながら、旅を続けます。

「霧(ウラル)」 桜木 紫乃 11:36
 ホテルローヤルの桜木紫乃が到達した記念碑的傑作。桜木版ゴットファーザーであり、極道の妻たちであり、宋家の三姉妹である。国境の町、北海道根室。有力者の娘、珠生(たまき)が恋に落ちたのは、北の海の汚れた仕事を牛耳る相羽組の組長だった。

「母のなみだ 愛しき家族を想う短篇小説集」 リンダブックス編集部 編 7:17
 十年ぶりの故郷でみた母のひたむきな生き様が胸を打つ「運動会」。父親の愛が心にしみる「父へ」など、家族のやさしい愛情を描いた10篇の短篇小説集。

「颶風の王」 河崎 秋子 7:39
 明治の世。捨造は東北から北海道へ。雪崩で馬と遭難し、その馬を食べて生き延び、腹の中の捨造の命を守り切った母の壮絶な人生。北海道の大地で羊を飼い、乳牛を育てながら小説を書き続ける河崎秋子の圧倒的スケールの三浦綾子文学賞受賞作。

「紅花染め秘帳 はやぶさ新八御用旅」 平岩 弓枝 5:25
 謎が謎を呼ぶ「はやぶさ新八御用旅」シリーズ第6弾。謎の住人、変死体、母親の出奔、そして紅花に関する秘伝の書・・・。江戸南町奉行根岸肥前守の命をうけ、新八郎はついに東北へ!!

「愛のようだ」 長嶋 有 5:13
 音楽が流れる瞬間、愛に気づいた。大切なものを失う悲しみをまっすぐに描いた感動作。40歳にして免許を取得した戸倉は、友人須崎とその恋人琴美の三人で伊勢神宮へドライブに出かけた。本当の願掛けに行くのだ。

「食堂のおばちゃん」 山口 恵以子 6:37
 人生いろいろ大変なこともあるけれど、姑の一子と二三が仲良く店を切り盛りしている「はじめ食堂」で、美味しい料理を頂けば、明日の元気がわいてくる!元食堂のおばちゃんが描く、涙あり笑いありの心温まる物語。

「魔女の世界史 女神信仰からアニメまで」 海野 弘 7:08
 「魔女狩り」から「レディガガ」「きゃりーぱみゅぱみゅ」まで、蠱惑し、闘い、変容する女性史である。神話、伝承から歴史、美術へと博覧強記の海野弘が最大の謎「魔女」の真実を明かしている。

「天地明察 下」 冲方 丁 7:50
 八百年に渡って用いられてきた中国渡来の宣明暦(せんみょうれき)に二日のズレが生じている。武士の力で日本独自の暦を作る―ー徳川幕府の文治政治を実現させようと奔走する渋川春海(はるみ)を待ち受ける苦難の数々とそれを支えた愛の物語。

「ページをめくる指」 金井 美恵子 5:37
 ページをめくる幼い指のよろこびを共有したいという気持ちで、「ピーターラビット」シリーズやマーガレット・ワイズ・ブラウン、モーリスセンダックらの絵本を独特の切り口で紹介しつつ、豊かな絵本の世界の魅力を伝えるエッセイです。

「人声天語2 オンリー・イエスタディ2009ー2015」 坪内 祐三 9:25
 天声人語のお澄ましした意見では、今の日本のことは何もわからない。この世のおかしさを人声で映す世相コラム集。政権交代、3・11、あまちゃん、いいとも!終了、相撲ブーム再燃、高倉健の死など平成21年から27年の話題満載。

「あなたの空洞」 伊藤 たかみ 6:51
 人の悩みはいつの時も変わらない。しかし、あの震災以来、家は壊れなかったけれど心の中で何かが変わっていた。確実に意識の底に沈んでいたものが、以前とは違う日々を紡ぎ出していく。芥川賞作家が描く心に突き刺さる4篇。

「コーヒーが冷めないうちに」 川口 俊和 7:33
 この喫茶店に来たなら、過去に戻れるって本当ですか? 不思議な噂のある喫茶店「フニクリフニクラ」を訪れた4人の女性達が紡ぐ、家族と愛と後悔の物語。心温まる四つの奇跡のような話に読み手にも小さな感動と涙が溢れます。

「母という病」 岡田 尊司 8:36
 いま母親との関係に苦しんでいる人が増えている。うつ、依存症、摂食障害、自傷、ひきこもり、虐待、離婚、無気力、完璧主義、不安、過度な献身等、長年親子関係を見つめてきた精神科医としてのメッセージを。

「抱く女」 桐野 夏生 9:34
 自分自身を主人公にした作品。連合赤軍事件が起き、不穏な風が吹き荒れる70年代を背景に、大学生の直子は必死に自分の居場所を求めながらも、初めての恋愛に狂おしくのめり込んでいく。

「赤まんま」 今井 絵美子 7:42
 木戸番夫婦の許で、すくすく育っていた三兄妹の末っ子お梅が突然病魔にたおれる。己を責め続ける母のおすえ。人情でつながった世界に身を置き、悲しみや不幸から立ち上がろうともがく人々を、あたたかく描く書き下ろし時代シリーズ第五弾。

「シンデレラの告白」 櫻部 由美子 9:14
 きらびやかな宮廷文化が華ひらく一方、各地で魔女裁判が行われた十五世紀末。過酷な運命を背負いながらも決して屈しない真っ直ぐな心。ガラスの靴の魔法に涙する美しいミステリー。精緻にして鮮烈な角川春樹小説賞受賞作。

「スズメ つかず・はなれず・二千年」 三上 修 4:01
 普通の鳥スズメ。しかし、見飽きたようなその顔も思い浮かべるのは難しい。生態には謎がいっぱい。人がいないと生きていけない? 数百キロも移動? 「日本にスズメは何羽いるか」の研究で知られる著者が、減りゆく小さな隣人を愛おしみながら、その意外な素顔を綴っています。

「冬ごもり」 池波 正太郎 他5名 6:57
 池波正太郎、宮部みゆき、松本清張、南原幹雄、宇江佐真理、山本一力の6名の作家の切れ味の良い短篇ばかりを集めています。それぞれの作家の個性も出ていて読み応えがあります。

「10年後破綻する人、幸福な人」 荻原 博子 6:10
 すでに起きている東京オリンピックバブル。ハイパーインフレの可能性。年金・介護・不動産の基礎知識。老後破産から身を守り、幸せな生活を守るために、知っておくべき情報を整理してわかりやすく説く。

「本屋家業」 波多野 聖 5:45
 戦後の焼け跡から紀伊國屋書店を復活させ、日本一の書店にした名物社長田辺茂一と、その右腕松原治の足跡をたどる一冊。作品全体に溢れる戦後の焼け野原から再興していく時代のエネルギーは、古き良き日本を偲ばせる。

「ウエストウイング」 津村 記久子 13:49
 職場の雑事に追われるOLネゴロ、平凡な20代サラリーマン・フカボリ、進学塾に通う小学生ヒロシ。互いの顔を知らぬまま、西棟の物置場でのゆるい繋がりから、静かに手渡される日々の歓びを描いている。芥川賞作家津村記久子の現代寓話である。

「縦横無尽の文章レッスン」 村田 喜代子 6:09
 優れた文章を書くためには、まず良い文章を読むこと。小学生の名作文、魂ふるえる童話「ねずみ女房」、世界の学者たちが闘わせる愉快で過激な文明論など、多岐にわたる分野の文章がテキスト。大学で開かれた極めて実践的な文章講座。

「昭和からの遺言」 倉本 聰 1:59
 欲しがりませんと心で唱えていたあの頃、貧しくはあったが光と幸せに満ちていた昭和の時代を80歳になったのを機に自らの体験を独特の切り口で振り返る。日本人は今後どのように生きていくべきかを考える上での指針となる一冊。

「羊と鋼の森」 宮下 奈津 6:55
 森の匂いがした。秋の夜に近い時間の森・・・。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説です。

「なぜ生物に寿命があるのか?」 池田 清彦 4:35
 単細胞生物に寿命はないが、複雑な生命機能を維持していくには、不要な細胞を殺すシステムが不可欠なのだ。人の寿命は120歳程度だが、不老不死は可能か?もしも可能となったら、それはどんな社会なのだろうか?

「うめ婆行状記」 宇江佐 真理 9:11
人生の哀歓、夫婦の情愛、家族の絆が描かれる、遺作にして最後の長編時代小説。「僅かな月日でも好きなように生きられたら」と同心の夫を亡くしたうめは、甥っ子の隠し子騒動に巻き込まれ、ひと肌脱ぐことに――。

「夕暮れの時間に」 山田 太一 6:31
 戦後の日本を描き続けてきた名脚本家・山田太一さんが70代の時に考え、心に留めた事を書き綴った深く胸に沁みるエッセイです。

「神秘 上」 白石 一文 8:58
 膵臓がんで余命一年と宣告された出版社取締役の菊池。妻とは離婚、娘二人も独立し、海外で暮らしている。運命を受け入れつつも、二十年前に知ったある女性を探すために、思案の末に神戸に移り住む。

「64(ロクヨン) 上」 横山 秀夫 11:58
 元刑事のD県警広報官三上義信。記者クラブと匿名問題で揉める中、未解決の翔子ちゃん誘拐事件への警察庁長官視察が決定する。記者クラブの反発と長官視察の準備に忙殺される三上。結果はどうなるのでしょうか。

「つまをめとらば」 青山 文平 7:01
 女という生き物は、美醜に関わりなく、いや、なにものにも関わりなく、天から自信を付与されているのではないか。題名「つゆかせぎ」ほか、男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる傑作短編集!第154回直木賞受賞作です。

「辞書から消えたことわざ」 時田 昌瑞 6:08
 「踏まれた草にも花は咲く」素敵な諺が辞書から消えていく。岩波諺辞典等を著した著者が、消えてしまうには惜しい諺に再び命を吹き込む。言葉の成り立ち、使われた文学作品、時代背景等の薀蓄を記しながら諺を楽しく解説する。

「向田理髪店」 奥田 英朗 7:33
 北海道、寂れてしまった炭鉱町。心配性の理髪店主。札幌で就職した息子がわずか一年で退職し理髪店を継ぐと言い出す。幼馴染の老父が突然倒れたり、農家の長男の所へ中国から嫁が来たりと、北の町は案外にぎやか。身に染みて心がほぐれる物語。

「64(ロクヨン) 下」 横山 秀夫 14:11
記者クラブとの軋轢、ロクヨンをめぐる刑事部の全面戦争。その狭間でD県警が抱える爆弾を突き止めた三上。そして翔子ちゃんを殺された父(雨宮)は、犯人をつきとめるため一人でコツコツと電話をかけまくっていた。結果は?

「世界の果てのこどもたち」 中脇 初枝 10:46
 戦時中満州で出会った三人の女の子の物語。高知県から来た珠子、朝鮮人のミジャ、恵まれた家庭で育った茉莉。お互いが何人なのかも知らなかったが、ある事をきっかけに友情で結ばれるが、戦後の日本と中国で別々の人生を歩むことになる。

「神秘 下」 白石 一文 9:32
 菊池は神戸の街で山下やよいを探し続ける。彼女は「痛みを取り除く力」を持つ不思議な女性だった。あらゆる力をねじ伏せる阪神・淡路大震災を経て、彼女は今どこで生きているのか。菊池は長い物語の中で自問自答を続けていく。

「裸の華」 桜木 紫乃 10:09
 「体」を磨き「心」を伝える。舞台上の怪我で引退を決意した、元ストリッパーのノリカは、故郷で店を開くことに。ダンサーを募集すると、二人の若い女性が現れて・・・。踊り子たちの鮮烈な生き様を描く、極上の長編小説。

「一瞬の雲の切れ間に」 砂田 麻美 5:03
 ある偶然が引き起こした痛ましい死亡事故。突然の悲劇に翻弄される人間模様を、人それぞれの心の在り方を軸に描いて行く。『エンディングノート』『夢と狂気の王国』等の映画監督が独自の視点から描き出した連作短編集。

「十津川刑事の肖像」 西村 京太郎 6:44
 豪華な象嵌が施されたナイフが凶器の連続殺人事件が発生した。凶器の線から洗い出せば事件は早く解決されると思われたが、重要参考人の自殺で終止符が打たれた。(危険な判決より) 十津川刑事無限のパワーと知恵で五つの難事件に挑む!

  「コロポックルとはだれかー中世の千島列島とアイヌ伝説」 瀬川 拓郎 3:17
フキの葉の下に住むという、誰も知らない小さな国の小人コロポックルにはモデルがいた。小人伝説の謎解きをしながら、知られざるアイヌの歴史、また中世千島の実像にも光をあてる、新しいコロポックル論が登場した。

「100万分の1回のねこ」 江國 香織  5:21
 200万部のベストセラー絵本。100万回生きたねこと、佐野洋子さんに愛をこめて、13人の作家が捧げる短編集。

「陽炎の門」 葉室 麟 10:32
 下士上りで執政に上りつめた桐谷主水。執政となり初登城した日から、忌まわしい事件が蒸し返され人生は暗転する。武士の挫折と再生を、切々と訴える傑作。

「砂の街路図」 佐々木 譲 8:12
 十二歳の僕と母を残して父は僕の知らぬ町で突然死んだ・・・。大人に成長した主人公は母の四十九日法要を済ませると、その父が事故死した町を訪れてつぶさに調べる旅に出る。その町とは小樽をも思わせる古い町並みと多くの街路が・・・

「女社長に乾杯!」 赤川 次郎  12:24
 会社の幹部達が進めていた計画倒産。リストラ候補もピックアップし、会社は思いのままになるはずだったのだが、メインバンクのご意見番が社長に指名したのは弱冠19歳の桑田伸子。平凡な生活から一転社内改革に奮闘します。

「ムーンナイトダイバー」 天童 荒太 8:27
 3・11から5年目になる福島。非合法のダイバーは人と町をさらった立ち入り禁止の海に、大切な人につながる品物を海底から探し出すため潜降する。慟哭の夜から圧倒的救済の光のさす海へ。鎮魂と生への祈りを込めた著者の新たな代表作。

「中野京子が語る橋をめぐる物語」 中野 京子 3:54
 橋は異なる世界を結ぶもの、ドラマが生まれる舞台。怖い橋、空想の橋、史実の中の橋、血なまぐさい橋、愛の橋、この世とあの世をつなぐ橋など、さまざまな興味深い話が引き込まれるような文章で生き生きと語られている。

「禁断の魔術」 東野 圭吾 8:15
 高校の物理研究会で湯川の後輩古芝伸吾の姉の死をめぐって、次におこった殺人事件との関連から、伸吾が殺人犯として追われる身に。化学実験を殺人の道具にしようとしているところに、禁断の魔術と称している作品です。

「狩りの時代」 津島 祐子 8:50
 障害者や性的マイノリティーに共感し続けた湯島祐子の遺作。フテキカクシャという言葉がキーワードになっていて、ヒトラーユーゲントと遭遇した少年等に刻み込まれたものを、時間をかけて明らかにしていく。

「氷の轍」 桜木 紫乃 11:08
 釧路市の千代の浦海岸で男性の他殺死体が発見された。青森出身の滝川信夫80歳。道警釧路方面本部刑事、大門真由は、独身で身寄りもなかった老人が、最後に縋ろうとした縁を、わずかな糸から紐解いてゆく。




2016年(平成28年) その他の寄贈図書



【厚生省委託点字図書】

「平成25年度 福祉行政報告例の概況」 厚生労働省 大臣官房統計情報部  1巻

「平成26年版 厚生労働白書」 厚生労働省 編  7巻

「平成27年版 食育白書(概要版)」 内閣府政府統括官 編  2巻


「共生社会を切り開く ーー障碍者福祉改革の羅針盤ーー」 佐藤 久夫 全5巻

「歌舞伎家と血と藝」 中川 右介 全6巻


【寄贈点字図書】

「みんなでミートクッキング 2」 すこやか食生活協会 1巻

「第13回オンキョー世界点字作文コンクール入選作品集」  毎日新聞社点字毎日  1巻

「健康な食生活のためのこんだてレシピ集 上」  すこやか食生活協会  1巻

「健康な食生活のためのこんだてレシピ集 下」  すこやか食生活協会  1巻

「みんなほんもの(抜粋版)」 相田 みつを 1巻

「第84回 平成27年度 全国盲学校弁論大会 全国大会 弁論集」  毎日新聞社 点字毎日 1巻

「国際協力のパイオニアたち」 日本盲人社会福祉施設協議会 3巻

「平成28年版 点字電話帳 札幌市内」 札幌市視覚障害者福祉協会 1巻

【厚生省委託デイジー図書】

「障害者の読書と電子書籍 見えない、見えにくい人の『読む権利』を求めて」   日本盲人社会福祉施設協議会情報サービス部会 編  5:30

「えほん障害者権利条約」 ふじい かつのり 0:56

「石津謙介 いつもゼロからの出発だった」 石津 謙介 3:45

「今村昌平 映画は狂気の旅である」 今村 昌平 5:42

「大宅壮一 自伝」 大宅 壮一 4:31

「岸田今日子 あかり合わせがはじまる」 岸田 今日子 6:01

「具志堅用高 リングはぼくの戦場だ」 具志堅 用高 4:39

「千玄室 お茶をどうぞ」 千 玄室 5:35

「曽野綾子 天駈けるほどの軽やかな魂の自由」 曽野 綾子 11:34

「田河水泡 のらくろ一代記」 田河 水泡、高見澤 潤子 7:58

「星新一 きまぐれ星のメモ」 星 新一 9:10

「森下洋子 バレリーナの情熱」 森下 洋子 4:48

「淀川長治 私の映画遺言」 淀川 長治 7:28

「渡辺貞夫 ぼく自身のためのジャズ」 渡辺 貞夫 7:57


「清水幾太郎ー私の心の遍歴ー(人間の記録189)」 清水幾太郎 8:45

「土光敏夫ー私の履歴書ー(人間の記録190)」 土光敏夫 4:55

「南方熊楠ー履歴書ほかー(人間の記録84)」 南方熊楠 8:48

「石井好子ー思い出はうたと共にー(人間の記録192)」 石井好子 5:28

「美空ひばりー虹の歌ー(人間の記録191)」 美空ひばり 4:42

「榎本健一ー喜劇こそわが命ー(人間の記録182)」 榎本健一

「ミヤコ蝶々ーおもろうて、やがて哀しー(人間の記録183)」 ミヤコ蝶々 8:58

「岡本綾子ーAyakoーa life storyー(人間の記録193)」岡本綾子 8:05

「野坂昭如ーアドリブ自叙伝ー(人間の記録188)」 野坂昭如 8:43

「埴谷雄高ー影絵の世界ー(人間の記録181)」 埴谷雄高 7:29

「川島芳子 動乱の陰に 人間の記録194」 川島 芳子 5:42

「佐治敬三 へんこつなんこつ 人間の記録196」  佐治 敬三 4:

「加藤唐九郎 自伝 土と炎の迷路 人間の記録199」 加藤 唐九郎 6:29

「力道山 空手チョップ世界を行く 人間の記録195」 力道山 光浩 8:34

「水上勉 わが六道の闇夜 人間の記録198」 水上 勉 5:10

「中原中也 その頃の生活/日記(1936年) 人間の記録200」 中原 中也 5:12

「唐十郎 わが青春浮浪伝 人間の記録197」 唐 十郎  6:08


【寄贈デイジー図書】

「決戦!バルト海(海の男/ホーンブロワー・シリーズ8)  セシル・スコット・フォレスター 13:15

「トッカン the 3rd ーーおばけなんてないさーー」 高殿 円 13:11

「モノグラム殺人事件」 ソフィー・ハナ 15:03

「アレクシア女史、女王陛下の暗殺を憂う」 ゲイル・キャリガー 13:26

「紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている ー−再生・日本製紙石巻工場−ー」   佐々 涼子 8:06

「鴉龍(がりょう)天晴」  神々廻(ししば) 楽市(らいち) 12:02

「機械探偵 クリク・ロボット」 カミ 8:03

「セーヌ湾の反乱(海の男/ホーンブロワー・シリーズ9)  セシル・スコット・フォレスター 11:42

「しだれ桜 恋心中」 松浦 千恵美 7:57

「彷徨える艦隊 5  戦艦リレントレス」 ジャック・キャンベル 12:34


「みんなほんもの(抜粋版)」 相田 みつを 0:05

「愛、自分の中の自分」 塩川 香世 2:57

「老いて聞く安らぎへの法話」 安らぎ法話ダーナの会






もどる

ホームへもどる