2024年(令和6年)釧路点字図書館制作点訳図書一覧☆ 2024年 釧路市点字図書館制作点字図書「トラップハンター 憑依作家 雨宮縁」 内藤 了 全4巻 被害者に刻まれたおぞましき笑顔のなぞとは!雨宮縁に迫りくる狂気を一網打尽にすべく、縁は自身を餌に罠を張る。 「最後の一色 1~35 北海道新聞朝刊連載」 和田 竜 全1巻 丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の1~35(2023年10~11月分)。父・一色義員 の切腹後、五郎はわずか50騎で敵陣に突撃する。 「札幌誕生 98~121 北海道新聞朝刊連載」 門井 慶喜 全1巻 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2023年11月分。札幌農学校で英語で授業を受け、農業実習をする内村鑑三と太田(新渡戸)稲造ら二期生は、一期生からキリスト教入信を迫られる。 「Utage・宴 北の作家書下ろしアンソロジー vol.2」 東 直己・桜木 紫乃、他5名 全3巻 北海道で生まれた作家達。東直己、浮穴みみ、桜木紫乃、小路幸也、柄刀一、中村南、吉川千鶴による、熟成・美味の書下ろし短編集「北の作家」第2弾。 「処方箋のないクリニック」 仙川 環 全4巻 東京郊外の古びた洋館。先端医療では治せない患者と家族の『人生』を治療する名医がいる。車の運転をやめない父、サプリに大金を使う母、民間療法に心酔した妻。トラブルに思い悩む家族たちを迎え入れる青島医師の不思議な診察室。 「ビリ婆ル奮闘記 プラチナエイジで(慶應)金時計」 山田 愛子 全4巻 還暦過ぎてから慶應義塾大学通信課程に入学し、レポート提出にも8回連続で落ち続けても、卒業論文作成まで頑張り、卒業時に最高栄誉の表彰学生(金時計)を貰うまでの奮闘記! 「ちょっと奇妙な怖い話」 嶺里 俊介 全3巻 私は進木独行というホラー系作家である。本書では、私自身がこれまでの人生で体験してきた奇妙な出来事をつらつら綴っている。最初は、中学校の旅行先で世にも奇妙な海の生き物に遭遇した・・・。魅惑の書下ろし異色ホラー小説。 「他諺の空似 ――ことわざ人類学」 米原 万里 全4巻 歴史も地理的、気候的条件も文化も全く異なるところで、同じ文句が同じ意味に使われている。世界の国々での諺の使い方を紹介しながら、政治を鋭く風刺。著者の遺作となったエッセー集。 「卓上四季 2023年11月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻 信州・上田に戦没画学生慰霊美術館「無言館」がある。館主の窪島誠一郎さんは全国を歩き、埋もれた作品を集めた。未来の画家たちの無念さと戦争の惨禍を伝えるためだが、この無念さは先の大戦だけに限ったことではない。ガザやウクライナ、世界各地のあらゆる戦場では、今なお繰り返されている。(23日 他29編) 「逆転の天下人 徳川家康」 伊豆 平成 全3巻 戦国時代、争いを終わらせるために立ち上がった徳川家康。しかし予測不能なできごとに、失敗の連続!?ライバルの秀吉、さらには信長とも戦うことに?江戸幕府をひらいた最強のリーダーの物語。 「『いずみ』と『陽だまり』 令和5年11月 北海道新聞朝刊くらしの欄掲載」 全1巻 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「自由は死せず (下)」 門井 慶喜 全7巻 板垣退助は戦いに意味はないと信じ、言論で政治を変えて行く 道を選ぶ。明治から現代までの日本の政治(民主主義)の基礎を築き上げた男の生き様に迫る傑作歴史小説。 「札幌誕生 122~146 北海道新聞朝刊連載(2023年12月1日~29日)」 門井 慶喜 全1巻 江戸時代、「蝦夷地一番の港」と呼ばれた天然の良港を持つ集落(現在、伊達市内の有珠)があった。集落の村長には二人の少女がいた。 「最後の一色 36~65 北海道新聞朝刊連載(2023年12月1日~12月31日)」 和田 竜 全1巻 丹後に攻め入った長岡家を退け、弓木城を居城とした五郎をまたも敵が襲来する。 「釧路市点字図書館 音訳図書・点訳図書 追加目録 令和5年1月~令和5年12月分」 釧路市点字図書館 全1巻 「マボロシの鳥」 太田 光 全4巻 魔女として磔にされた娘は、同じく処刑された母の「好きなものは好きと言っていい」と言う言葉を胸に、微笑みながら炎に包まれる。マボロシの鳥を失って芸が出来なくなった魔人チカブーが、20年後バーで出会った男に言われた言葉により、「この世界はきっと、どこかで繋がっている」と感じる。 「高校事変 16」 松岡 圭祐 全5巻 夏休み明けの初日。全国の小中高の学校で大規模な爆発が発生。瑠那(るな)と凛香(りんか)が通う日暮里高校にも予告があり、校内を調べるとプラスチック爆弾がみつかった。二人の機転によって事態は回避されたが・・・新たな戦いの序章に過ぎなかった。 「富子すきすき」 宇江佐 真理 全4巻 古道具屋で帯を買った娘が亡くなり、彼女の友人たちがその帯を締めることになる、その間のエピソードが書かれています(藤太の帯)。他6編。 「卓上四季 2023年12月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻 東日本大震災で被災した女の子は、女性自衛官が世話してくれた簡易風呂で身も心もぽかぽかになり、自分もいつかはと思い大人になり、望みをかなえたが、配属された地で早々に裏切られる。陸自部隊は女性隊員への性加害が横行していた。実名で告発し、ついに元隊員3人に強制わいせつ罪の有罪判決が言い渡された。(13日 他30編) 「『いずみ』と『陽だまり』 2023年12月 北海道新聞朝刊 くらしの欄掲載」 全1巻 北海道新聞朝刊「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べる、エッセイ形式の投稿文です。今月から日曜日は『いずみ』が『陽だまり』となります。 「ねじれた町」 眉村 卓 全3巻 古い城下町であたたかな夕暮れにつつまれた、いかにも平和な町、Q市ーー。ここに引っ越してきた和田行夫は、直ぐにこの町の異常さに気がついた。時間・空間・生活、すべてどこかがゆがんでいるこの町で、行夫が体験する恐怖の世界とは? SFジュヴナイルの傑作! 「長編推理小説 死亡推定時刻」 朔 立木(さく たつき) 全7巻 山梨県で有力者の一人娘が誘拐された。身代金の受け渡しは失敗。少女は死体となり発見された。県警は無実の青年を逮捕。真犯人は? 「レインメーカー」 真山 仁 全4巻 二歳九ヶ月の男児が懸命の救急治療も及ばず亡くなった。両親は医療過誤だと病院を提訴。病院から依頼を受けた雨守誠。救えなかった医師が悪いのか。信念に基づいて医療現場の矛盾と不合理に切り込んでいく。 「幽玄F」 佐藤 究 全6巻 少年は空を夢見、そして空へ羽ばたく。空を支配する重力Gにとりつかれ、戦闘機F35-Bを操る航空宇宙自衛隊員、易永透(やすなが とおる)。日本・タイ・バングラデシュを舞台に「護国」を問う。直木賞受賞第一作。 「最後の一色 66~95 北海道新聞朝刊連載」 和田 竜 全1巻 天正7(1679)年、丹後守護となった一色五郎と、敵対する長岡家嫡男・忠興は野田川の合戦で一騎打ちとなる。 「札幌誕生 147~168 北海道新聞朝刊連載」 門井 慶喜 全1巻 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年1月分。明治17年にアイヌ民族で、村長モコチャロの次女として生まれた向井八重子は、父の死をきっかけに札幌に住むことになる。 「黒鳥の湖」 宇佐美 まこと 全7巻 不動産会社を経営する財前は、妻と娘と幸せに暮らしていた。だが世間を騒がす女性拉致事件により、彼の心に不安が兆す。その手口には覚えがあった。 「素晴らしき世界 ~もう一度旅へ」 吉田 修一 全2巻 コロナ禍など、さまざまな事情や制約があろうとも、旅とともにある日々が活力を与えてくれた。旅こそが人生を豊かにしてくれる。15年続いたANA機内誌エッセイ、堂々完結。 「コード・ブルー 2ndシーズン ——ドクターヘリ緊急救命」 林 宏司 全4巻 指導医の黒田が去り、新たに翔北病院救命救急センターに着任した橘のもと、藍沢、白石、緋山、藤川は、さまざまな救命現場で経験を積んでいく。新たなステージに向けて4人のフェローは不安や葛藤を抱えながら、自分たちの道を探していく。大人気医療ドラマの2ndシーズン。 「暇と退屈の倫理学」 國分 功一郎 全8巻 答に辿り着けない人生の問と対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。現代の消費生活において、気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー。あとがきを加えて待望の文庫化。 「草笛物語」 葉室 麟 全4巻 羽根藩の少年赤座颯太は両親が他界し、伯父の水上岳堂の親友で檀野庄三郎に託される。藩の家督を巡り、世子吉通を押す派と三浦左近を押す派が対立。やがて藩主が国入り。颯太は陰謀渦巻く城に出仕するが・・・。「蜩ノ記」の16年後の時代小説。 「があちゃん」 かつや かおり 全1巻(点図) おもちゃのあひるのがあちゃんは、お風呂に入って、石鹸で泡だらけになって体を洗い、ぴかぴかがあちゃんになりました。 「『いずみ』と『ひだまり』 令和6年1月北海道新聞朝刊くらしの欄連載」 全1巻 自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「卓上四季 令和6年1月 北海道新聞連載」 全1巻 楽しい正月気分が一瞬にして消えた。能登半島地震だ。関西電力が珠洲原発を計画するが、住民の反対で断念された。 「業火の地 ——捜査一課強行犯係 ・鳥越恭一郎」 櫛木 理宇 全5巻 正護市北区で起きた連続殺人事件に対処すべく、鳥越恭一郎ら捜査一課強行班係の面々は正護北署へと向かう。だが捜査開始の翌日、第二の放火殺人が発生。数十年に及ぶ血の連鎖と火炎にゆらめく街の秘密とは・・・。 「水底の祭り」 皆川 博子 全4巻 湖底に寄り集う死者の群れ・・・惨劇の過去への旅路を描く表題作など、初期短編集。 「裸の大地 第二部 犬橇事始」 角幡 唯介 全6巻 百年前の狩人のように土地を信頼し、犬橇を操り、獲物をとりながらどこまでも自在に旅する事。そのための犬たちとの悪戦苦闘が始まる。 「ユニット」 佐々木 譲 全8巻 17才の少年に妻子を殺された真鍋。夫の暴力に耐えきれず、幼い息子を連れて家を出た祐子。ある偶然から二人は同じ職場で働くことになり、交流を重ねていく・・・。 「旅路 (上)」 平岩 弓枝 全5巻 大正14年、北海道の手宮駅で幼い頃よりあこがれていた鉄道員になった室伏(むろぶせ)雄一郎。亡き父母の骨壺を持ち、二人の故郷、南紀州に向かった。そこで妻となる中里有里(なかざとゆり)と出会う。二人の人生の旅路の始まりだった。 「妻の終活」 坂井 希久子 全5巻 余命1年。42年連れ添った妻杏子が、末期がんを宣告された。自分の身の回りの事は何もできないのに、子供じみた意地を張る夫廉太郎。妻への後悔と、自分の将来に対する不安に襲われた廉太郎は・・・。 「尖閣 1945」 門田 隆将 全5巻 1945(昭和20)年6月末、石垣島から台湾に向けて最後の疎開船がでた。だが、200人余の疎開者を乗せた2隻の船は、東シナ海で米軍機の攻撃を受ける。1隻は奇跡的に魚釣島にたどり着くが・・・。 「歌舞伎町ゲノム」 誉田 哲也 全5巻 法では裁けぬ悪を始末する、伝説の暗殺者集団・歌舞伎町セブン。死んだ親友の交際相手の男を殺してーー「復讐」という言葉のもとに、数々の人間模様を目の当たりにする彼らの日々を描く。 「札幌誕生 169~191 北海道新聞朝刊連載」 門井 慶喜 全1巻 成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年2月分。アイヌの娘八重子はジョン・バチラー夫妻の世話になり暮らす内に、夫妻の養子となる。 「最後の一色 96~123 北海道新聞朝刊連載」 和田 竜 全1巻 一色側は優勢にもかかわらず、長岡側の和睦条件を無条件に受け入れる。 「ゲゲゲの女房 ——人生は……終わりよければ、すべてよし!!」 武良 布枝 全3巻 NHKの連続テレビ小説でドラマ化され、日本中に感動の輪が広がった水木しげる夫人の自伝的エッセイ。自らを「平凡な人間」と語る著者の目に映った異能の天才の真実と、自身の人生への思いを綴る。ドラマでは描かれなかった感動の一冊。 「新装版 老年の品格 ——笑われる老人になろう」 三浦 朱門 全3巻 国家・外交官・政治家・家族・・・すべての人間関係。ウイットに富んだユーモアを用い、言いたいことを言い、うまくのりきろう。 「卓上四季 令和6年2月 北海道新聞連載」 全1巻 「老々介護」の悲哀を、作家耕治人が描いてから40年弱。日本の人口の高齢化は著しく進んだ。(7日、他28編) 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年2月北海道新聞朝刊くらしの欄掲載」 全1巻 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「やる気1%ごはん テキトーでも美味しくつくれる悶絶レシピ500」 まるみキッチン 全5巻 短いレシピで読みやすく、素材別で探せる500レシピ。コスパも最強。 「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」 東野 圭吾 全8巻 父を殺害された真代は故郷に戻り、そこで叔父の武史と再会する。元マジシャンの武史は自分の手で犯人を見つけると言う。犯人は父の教え子である真代の同級生の中にいるのか。 「札幌誕生 192~217 北海道新聞朝刊連載(2024年3月1日~31日)」 門井 慶喜 全1巻 バチェラー八重子は金田一京助との出会いをきっかけに、アイヌ語を多用した短歌集を出す。 「最後の一色 124~153 北海道新聞朝刊連載 (2024年3月1日~31日)」 全1巻 丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説。丹後の国に宮津城を築城した長岡家は、反抗する国人(こくじん)を次々に攻め落とす。一方、丹後守護一色五郎は何故か無言を貫く。 「馬淵睦夫が読み解く2024年世界の真実―ハマス戦争は、ウクライナで失敗したディープステート最後の賭けだった!:元駐ウクライナ大使 馬淵 睦夫」 馬淵 睦夫 全3巻 元ウクライナ大使の馬淵睦夫が、独自の視座で徹底分析する「2024年以降の世界」。第1部 ウクライナ戦争と世界、そして日本。第2部 2024年はディープステートの崩壊が始まる。 「救命センター カンファレンス・ノート」 浜辺 祐一 全3巻 東京下町の救命センター、365日、24時間、救急患者を収容する。災害医療派遣チーム(ディーマット)が収容した工事作 業員、コロナ感染していた脳梗塞男性・・・。現役医師が綴った本音ノート。 「高校事変 17」 松岡 圭祐 全5巻 高校生活にも慣れてきた瑠那と凛香だった。亜樹凪から内部情報を聞き出そうと、日暮里高校に潜入した結衣。そんななか瑠那 は幼少期の出来事を思い出す。3人の前に差し出された事実とは 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年3月北海道新聞朝刊 くらしの欄掲載」 全1巻 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「すずめの戸締り」 新海 誠 全5巻 17歳の高校生鈴芽が、ある青年と出会い、災いを呼び込む「扉」の存在を知り、全国をめぐる「戸締りの旅」が始まる。 「卓上四季 2024年3月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻 ロンドンのパン店から1669年9月2日に火が出た。ロンドン大火の8日後には復興構想案が出て、ロンドン以外の建設工事 を7年間中止。能登半島地震から2ヶ月。政府の対応は進んでいるか。 「50歳からの新NISA活用法ーー1冊でまるわかり」 中野 晴啓 全3巻 新NISAをフル活用すれば、「老後2000万円問題」も怖くない。ただし、資産運用に焦りは禁物。50歳からでも着実に老後 に備える方法を解説。 「曇る眼鏡を拭きながら」 くぼた のぞみ・斎藤 真理子 全3巻 「ことば」に身をひたしてきた翻訳家同士が交わす、知性と想像力にみちた往復書簡集。 「死ぬときはひとりぼっち」 レイ・ブラッドベリ 訳者 小笠原 豊樹 全7巻 夜霧に沈む港町。住民が怪死を遂げてゆく。その謎を追う男は迷宮に迷い込む・・・。名匠の静かな叙情が冴え渡る幻想探偵小 説。 「小暮写眞館」 宮部 みゆき 全3巻 高1の花菱英一は両親と弟の4人暮らし。親がマイホームとして購入した家は「小暮写眞館」なる古屋の店舗付き住宅だった。 その写真館が現像した1枚の不思議な写真が持ち込まれた。英一は写真に秘められた物語を解き明かしていく。 「中野くんと坂上くん (上)」 エムロク 全4巻 中野坂上に住む中野湊は、地元のバーで坂上と名乗る青年と出会い、何故かそのまま同居人となる。期せずして衝撃のアクシ デントが訪れ、日常は思いもよらない方向へ劇的に変わっていく。 「ランチ酒 ーーおかわり日和ーー」 原田 ひ香 全5巻 「見守り屋」の祥子は、夜勤明けの酒と料理に舌つづみ。心温まる人間模様、美味しい料理と酒の三位一体が味わえる口福小説。 「さよなら、ニルヴァーナ」 窪 三澄 全7巻 14歳の時に女児を殺害した元「少年A」。少年に惹かれ彼をさがす少女。その少女に亡き娘の姿を重ねる被害者の母親。彼ら を見つめる作家志望の女性。絡み合う4人の思いがけない結末・・・。 「悪の芽」 貫井 徳郎 全7巻 銀行員の安達は、無差別殺傷事件の犯人が同級生だったことに衝撃を受ける。小学生の頃、犯人がいじめに遭うきっかけを作っ た安達は、凶行の原点を求めて犯人の人生を辿っていく。 「六人の嘘つきな大学生」 浅倉 秋成 全5巻 IT企業の新卒採用の最終選考に残った6人の大学生。内定をかけたディスカッションが進む中、発見された6通の封筒。そこ に、それぞれの「罪」が綴られていた。この封筒を用意した「犯人」は6人の中にいる――。 「吸血鬼心中物語」 赤川 次郎 全2巻 とある大学の怪奇映画愛好会から講演を依頼され、正当な吸血鬼として大ハリキリのフォン・クロロック。一方で大学生カップ ルは、ある晩びしょ濡れの謎の女に遭遇し、奇妙な心中事件解決のため吸血鬼父娘が立ち上がる。その他2編。 「リンカーン アメリカを変えた大統領」 越水 利江子 絵 結川 カズエ 全3巻 リンカーンは貧しく、学校へ行くことができず、母も初恋の女性も病気でなくしました。それでも独学で弁護士となり、ついに は大統領となって奴隷の解放宣言をします。アメリカを変えた大統領リンカーンの物語。 「友情 ーー蘭方医・宇津木新吾」 小杉 健治 全4巻 「ねずみ小僧」捕縛さる! 何者かが仕組んだ罠か、それとも・・・。二度と盗みはしないとと誓った治郎吉の言葉を信じる新吾は、事件の真相を探り始める。 「最後の一色 154~182 北海道新聞朝刊連載(2024年4月1日~30日)」 和田 竜 全1巻 丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の154~182(2024年3月分)。長岡家と敵対しつつ確たる動きを見せない一色五郎は、夜の天橋立に出かけ、愚図と呼ばれる稲富(いなどめ)伊賀の意外な姿を目撃する。 「札幌誕生 218~241 北海道新聞朝刊連載(2024年4月2日~28日)」 門井 慶喜 全1巻 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年4月分。第3話続き。養父バチェラーの英国帰国後、八重子はふるさと有珠で生活する。第4話は作家有島武郎をめぐる一話。 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年4月北海道新聞朝刊くらしの欄掲載」 全1巻 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「卓上四季 2024年4月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻 自民党派閥議員の裏金事件に処分が下った。処分の重さ軽さについて、党内に不満が渦巻いている。(5/4 他29編) 「サンズイ」 笹本 稜平 全7巻 ある大物政治家のあっせん収賄容疑を追っていた、汚職(サンズイ)事件担当刑事園崎省吾。事件のカギを握る秘書大久保の策略にはまり、妻と息子をひき逃げされたうえ、殺人未遂の容疑をかけられてしまう。仲間たちと共に逆襲できるのか!? 「介護殺人 ーー追いつめられた家族の告白ーー」 毎日新聞大阪社会部取材班 全4巻 全国で続出する介護を苦にした殺人事件。当事者の悲痛な叫びに耳を傾けた記者たちが目の当たりにしたのは、在宅介護の切なすぎる現実だった。 「中野くんと坂上くん (下)」 エムロク 全4巻 平凡な会社員だった中野湊(みなと)の日常は、殺し屋たちに命を狙われる非日常へと変化する。それでも同居人や腕利きの仲間たちに守られていた。しかし予想外の人物が現れ、事態は急展開を迎え、銃撃戦、カーチェイスなどへ移っていく。 「颶風の王」 河崎 秋子 全4巻 明治の世。新天地・北海道を目指す捨造は、道中母からの手紙を開くーー。6世代にわたる馬とヒトの交感を描いた、生命の年代記。 「秘密組織」 アガサ・クリスティ 訳者 野口 百合子 全6巻 第一次世界大戦後、ロンドンで偶然に再会した幼馴染のトミーとタペンスが、「若き冒険家商会」を設立し探偵を始めるが、早々に英国の危機に関わる秘密文書争奪戦に巻き込まれる・・・。 「高校事変 18」 松岡 圭祐 全5巻 優莉匡太(ゆうりきょうた)が生きていた。EL累次体の裏で、政府と優莉姉妹の対立を操っていたのだ。結衣、瑠那、伊桜里(いおり)ら3人は、罠だとしりつつ“特別ジャンボリー”に参加する。一方、凛香は行方不明のままだった。 「策略者 (捜査前線)」 南 英男 全5巻 元マル暴で警視庁捜査一課警部補の有働力哉。警察学校の同期で少年係だった元刑事の綾部航平が殺された。綾部は退職後も非行歴のある若い男女の世話を買って出ていた。親友の死にショックを受けて、弔い捜査を始めた有働の前に現れたのは・・・ 「札幌誕生 242~265 北海道新聞朝刊連載(2024年5月1日~31日)」 門井 慶喜 全1巻 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年5月分。第4話流行作家の続き。有島武郎は東北帝国大学農科大学(現在の北海道大学)の教授であると共に、父・武が購入した北海道の農場主にもなる。 「最後の一色 183~212 北海道新聞朝刊連載(2024年5月1日~31日)」 和田 竜 全1巻 丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年5月分。織田信長主催のお馬揃えで、敵対する長岡忠興と一色五郎は久しぶりに顔を合わせる。 「臨死体験 上」 立花 隆 全8巻 人に超能力さえもたらすという臨死体験の真実を追い、著者は科学、宗教、オカルトの垣根を越えた圧倒的な思考のドラマを展開する。科学はどこまで臨死体験の核心に迫れるのか。 「失われたものたちの本」 ジョン・コナリー 訳者 田内 志文 全8巻 第二次世界大戦下のイギリス。母親を亡くし、本のささやきが聞こえるようになった12歳のデイヴィッドは、死んだはずの母親の声に導かれて、幻の王国に迷い込んでしまう。デイヴィッドは元の世界に戻るため、「失われたものたちの本」を探す冒険の旅に出る。 「角なき蝸牛 其角忠臣蔵異聞 4」 小杉 健治 全4巻 吉原で紀伊国屋文左衛門が毒を盛られ危うく死にかけるが、其角の機転で事なきを得る。背後で材木屋の奈良屋が暗躍しているとにらんだ其角は密かに探りを入れ始める。一方江戸に来た近松門左衛門や坂田藤十郎らは、なぜか浅野家の家臣の紹介を依頼して来るが・・・。異色の忠臣蔵シリーズ第4弾! 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年5月北海道新聞朝刊くらしの欄掲載」 全1巻 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「卓上四季 2024年5月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻 高峰秀子さんは映画スターそのものだった。函館に生まれ、5才でデビューする。55才で引退、今年生誕100年を迎えた。(10日 他30編) 「旅路 (中)」 平岩 弓枝 全5巻 結婚してから2年。裕一郎と有里は釧路へ転勤し、長男英夫が誕生する。妹の千枝は岡本良平と結婚。姉のはる子と伊藤英吉の仲はなかなか進展しなかった。昭和6年満洲事変、翌年には上海事変が起こり、平穏な北海道の日々も、時代の暗雲の中に包み込まれていく。 「匣の人 巡査部長・浦貴衣子の交番ファイル」 松嶋 智佐 全5巻 ある事情で刑事課から交番勤務になった巡査部長・浦貴衣子は、新米巡査・澤田里志とペアを組む。ある別荘地の保養所で、アジア系男性の他殺死体を発見。犯人を追うなか、不審な動きを見せる里志に貴衣子は疑惑を抱くがーー。 「冬の狩人 (上)」 大沢 在昌 全5巻 退職を決めた新宿署の佐江に、未解決殺人事件の重要参考人の女から「佐江の護衛があれば出頭する」という申し出があった。佐江はH県警の刑事川村と組み、女との接触を図るが・・・。 「冬の狩人 (下)」 大沢 在昌 全5巻 命を狙われる重要参考人を保護しようとする佐江と川村に、殺し屋が迫る。3年前に惨劇が起きた料亭が再び修羅場となる。 「春のめざめは紫の巻 新・私本源氏」 田辺 聖子 全4巻 多くの姫との恋をみのらせたりふられたりと、浮名を流す中年を迎えた美男子の光源氏の物語。時々現代風にアレンジしながら大阪弁で描く恋と笑いの話。 「酒田さ行ぐさげ 日本橋人情横丁 新装版」 宇江佐 真理 全4巻 本当の倖せは、どこにある。幸福との出会い方をテーマとする、絶好の人生入門書! 日本橋に生きる人々の悲喜交々を描く傑作小説集。 「わたしが家族について語るなら―ー未来のおとなへ語るーー」 桐島 洋子 全3巻 自立した強い女!として生きてきた桐島洋子。未婚のまま3人の子供を生み育て、自らも愉しみ、人生を切り開いてきた筆者のアッパレな足跡。 「高校事変 19」 松岡 圭祐 全5巻 下町にある人気の展望台が、正体不明の武装勢力に占拠された。新聞部の取材でここを訪れていた日暮里高校2年生の鈴山たちは、身柄を拘束されてしまう。一報を聞き瑠那は、凛香とともに彼らの救出に向かうが・・・。またしても日本の存亡の危機が迫る。 「女医彩子の華麗なる復讐」 志賀 貢 全3巻 大学病院という複雑な組織の中で、たくましく、そして明るく生きる女医の姿を描いた作品。 「谷から来た女」 桜木 紫乃 全3巻 「わたしの背中怖いですか」アイヌ文様デザイナー・赤城ミワ。2021年、大学教授の滝沢は、番組審議会でミワに会う。大人の恋愛を楽しむ二人だが・・・。他、全6編。 「推理小説集 馬を売る女 (松本清張プレミアム・ミステリー)」 松本 清張 全6巻 星野花江は社長秘書をしている。社内ではケチで通っており、小金を貯めていると評判だった。彼女にはそれ以外にも、競馬の予想を流すという副業がある。 「銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵 2」 中山 七里 全5巻 ガン告知を受けた車イスの老人、玄太郎と元判事の静おばあちゃんが、静の裁判官時代の同僚らの次々とおこる謎の不審死を、老老コンビで真相追求する。 「札幌誕生 266~291 北海道新聞朝刊連載(2024年6月1日~30日)」 門井 慶喜 全1巻 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年6月分。第4話:流行作家の続き。有島武郎は父の死後、さらに精力的に小説を書き始め、自分が農場主であることに迷いが生じる。 「最後の一色 213~241 北海道新聞朝刊連載(2024年6月1日~30日)」 和田 竜 全1巻 丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年6月分。お馬揃えから丹後に戻った五郎に、織田信長の驚くべき命が伝えられる。 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年6月北海道新聞朝刊 くらしの欄掲載」 全1巻 エッセイ形式の投稿文です。 「MR 上 (Medical Representative)」 久坂部羊 全5巻 中堅製薬会社のMR(医薬情報担当者)の紀尾中(きおなか)は、患者ファーストを信念に日々奔走するが・・・。ライバル社からの卑劣な妨害工作を受ける。医薬業界の光と影を描く医療ビジネス・エンタテイメント。 「望月の烏」 阿部智里 全6巻 八咫烏が支配する世界山内を統べる金烏の座に、新たに就いた凪彦。その后選びの登殿の儀に、山内四家の姫たちが挑む。しかし落女として宮中で働く絶世の美女澄生(すみき)の存在が・・・。 「ブラックガード」 木内 一裕 全4巻 血の繋がりのない9歳の娘と暮らす、元ヤクザの探偵矢能(やの)が正体不明の富豪から依頼を受ける。が、突然、依頼人の孫娘が誘拐され、更に目的不明の殺人が発生する。 「卓上四季 2024年6月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻 詩画作家の星野富弘さんはスポーツ万能の体育教師だった。大学を出て中学校に赴任し、体操部の部活動中、頸椎を傷めて手足の自由を失う。希望に満ちた教師生活は2か月で終わってしまう。(17日 他29編) 「果ての海」 花房 観音 全5巻 階段の下で息絶えた男。全てを知る女は姿を消した。顔を変え、新しい名前を手に入れた女は、新天地で別人としての人生を生きるはずだったが・・・。 「猿が啼くとき人が死ぬ」 西村 京太郎 全4巻 「トラベル日本」の記者・広川克樹と、旅行会社に勤める中村かおりの死体が発見された。解剖の結果、2人の死亡推定時刻には差があり、先に広川が死んだことが判明。捜査にのり出した十津川は、広川が最近取材したという日光へ行く。そこで5年前に起きた軽飛行機の墜落事故現場に出向き、猿の啼き声をきく・・・。 「フォークソング集」 野ばら社編集部 編 全4巻 1962年から1990年のフォークソングを中心に、曲が161曲掲載されています。 「ドミノ in 上海」 恩田 陸 全8巻 沢山の登場人物のそれぞれの思惑が入り乱れ、吸い込まれるように集まり、出会うはずのない人々の運命のドミノ倒し。悪賢いパンダの厳厳、霊になったイグアナのダリオ、イヌの燦燦のキャラが面白い! 「小暮写眞館 Ⅱ ーー世界の縁側ーー」 宮部 みゆき 全4巻 去年の暮れに持ち込まれた心霊写真を解決(?)した英一は、知らないうちにネット上で話題の人になっていた。そして又、学校の先輩から頼まれた写真の真相を、コゲペンこと寺内千春と調査する事になる。そんななかミス垣本の自殺行為に遭遇した英一は・・・。 「卓上四季 2024年7月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全 1巻 被爆した作家の太田洋子さんが原爆投下から6年後の広島を描いた。短冊に幼い字の願いごとを見つける。「おとうさん」「おかあさん」。両親を亡くした子だろうか。作家が書きとどめた広島の悲しみであった。せつない。 (7日 他30編) 「我が心の底の光」 貫井 徳郎 全5巻 母は死に、父は人を殺したーー。生きることに強い執着を抱きながらも、普通の人生を捨てた晄(こう)。その真っ暗な心の底に射す一筋の光とは!? 衝撃のラストが心を抉る傑作長編。 「ゴールデン・ブラッド」 内藤 了 全5巻 東京五輪プレマラソンで爆破テロが発生。救急救命士の向井圭吾は救助活動にあたり、新開発の人工血液(ゴールデン・ブラッド)により多くの命が救われた。人工血液の開発に関わった病院で、その日、圭吾の妹が急死。輸血された患者が次々と変死し・・・。 「ブレイク ニュース」 薬丸 岳 全7巻 ユーチューブで人気のチャンネル『野依美鈴(のよりみすず)のブレイク ニュース』児童虐待、8050問題、パパ活など独自に取材し配信。彼女の真の目的は何なのか―。 「白日」 月村 了衛 全4巻 課長の秋吉は、「引きこもり・不登校対策」の新時代の高校の開校を目指す新規プロジェクトを進めていた。梶原局長の中3の息子が、屋上から転落死したことでプロジェクトは一時中止となる。事故か自殺か?組織の倫理とは? 「最後の一色 242~271 北海道新聞朝刊連載(2024年7月1日~31日)」 全1巻 丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年7月分。五郎と長岡家の娘・ 伊也(いや)の婚儀が無事終わったのもつかの間、ついに長岡家による丹後全域の検地が始まる。 「札幌誕生 292~316 北海道新聞朝刊連載(2024年7月2日~31日)」 門井 慶喜 全1巻 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年7月分。有島武郎の「相互扶助」を理念とする農場がついに動き出す。第5話ショートカットは「札幌へ海から船を入れる」構想に携わった吉崎文吉の物語。 「『いずみ』と『ひだまり』 2024年7月北海道新聞朝刊くらしの欄掲載」 全1巻 自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「開かせていただき光栄です —DILATED TO MEET YOU—」 皆川 博子 全8巻 18世紀ロンドン。解剖学が最先端であり偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちが、おかしくも哀しい不可能犯罪に挑む。本格ミステリ大賞受賞作。 「COLD ー―警察庁特捜地域潜入班 鳴瀬清花ー―」 内藤 了 全5巻 過去の資料から見つかった、首に奇妙な痣を持つ複数の凍死体。事故は北海道、岩手、福島で3年以内に発生している。連続殺人を疑う清花たちは酷寒の地への潜入捜査を開始する。すべての現場で目撃された気味な「雪女」の姿。明らかにされる凍死者たちの意外な過去。一連の事件は祟りか、それとも罰か。 「高校事変 20」 松岡 圭祐 全5巻 マスコミを弾圧した日登美(ひとみ)達は夢莉匡太(ゆうりきょうた)への批判を封じた。瑠那、伊桜里、凜香の3人はとある無人島に隔離される。3人のもとに予期せぬ来訪者が-。突如として開催された林間学校。国家を揺るがす激しい戦闘が幕を開ける。 「歯周病、口臭、むし歯を防ぐ 1分間「殺菌ベロ回し」」 坂本 紗有美 全2巻 ベロ(舌)を鍛え、唾液の分泌を促し、口の雑菌を撃退して、美しい口と健康な体を手に入れましょう。 「卓上四季 2024年8月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻 原爆投下から間もない広島。傷ついた人々が、壊れたビルの地下室に身を寄せていた。そこにささやきが「赤ん坊が生まれる」。明かりも何も無い。さっきまでうめいていた重傷者が「私は産婆です。私が生ませましょう」。新しい生命が誕生し、救い手は夜明けを待たず亡くなった。(他30編) 「札幌誕生 317~342 北海道新聞朝刊連載」 門井 慶喜 全1巻 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞連載小説の2024年8月分。第5話ショートカットの続き。大規模な洪水を起こす石狩川の治水をどんな方法で行うのか、岡崎文吉は考え続けていた。 「最後の一色 242~271 北海道新聞連載」 全1巻 丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞連載小説。嫡男が生まれた数か月後、織田信長から五郎にも武田征伐の軍令が下された。 「人の悩みのほとんどは「人」 今日のことば101ーー大阪専念寺ネコ坊主の掲示板」 籔本 正啓 全1巻 一日一文。人間関係がラクになる。SNSで話題のお寺の開示版から101選。 「王は愛する 中」 キム・イリョン 全8巻 ウォンの瞳は危うげに揺れる。リンとサンがたがいに愛し合うので、それをとめようと思うが、そうはいかず、でもリンとサンが見つめ合うのは耐えられない。二人とも自分を見てほしい、でも・・・ 「されどわれらが日々 ーー」 柴田 翔 全4巻 「六全協」のあとの虚無感の漂う時代の中で、出会い、別れ、闘争、裏切り、死を経験しながらも懸命に生きる男女を描き、60~70年代の若者のバイブルとなった青春文学の傑作。 「『疲れリセット』即効マニュアル」 梶本 修身 全3巻 疲れをリセットするコツは脳の「自律神経」への負担を減らすこと。疲労のメカニズムを明らかにし、4つの場面とテーマに分け“その場”で簡単にできる疲労リセット法を紹介する。 「美しき闘争(上) 新装版」 松本 清張 全4巻 マザコン夫に離婚届を突きつけた井沢恵子は、職を得るべく旧知の女性作家・梶村久子を訪れる。だが、居合わせた評論家の大村が原因で喧嘩別れをする。大村は恵子に邪心を抱く。 「美しき闘争(下) 新装版」 松本 清張 全4巻 雑誌記者として働き始めた恵子だが、上司からのセクハラなどで退社を余儀なくされた。旧知の作家 梶村久子が急死したとの情報が・・・。 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年8月北海道新聞 くらしの欄掲載」 全1巻 北海道新聞の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「まわり道はしたけれど ーーこの街で生きてゆく私」 梅津 臣子 全3巻 ヤクザの組長と二号さんの間に生を受けた臣子。母を探して家出をくり返し、犯罪にも手を染めるようになる。覚醒剤のため車イス生活を余儀なくされた今、青少年に薬物の害を伝えたいと、一身を投げ打つ覚悟で告白した半生記である。 「探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて」 東川 篤哉 全5巻 名探偵は小学生!? 探偵一家のお嬢様とヘタレ三十男が難事件に挑む。傑作ユーモアミステリー! 「牡丹ちる おくり絵師2」 森 明日香 全3巻 昔馴染みで役者の市之進の死絵を描いた事をきっかけに、地元問屋からの注文が増えてきた絵師見習いのおふゆ。ある日街中でご禁制とされている心中絵を描いた読売が売られていた画帖を持っていた事から勘違いされ、岡っ引きに捕まってしまう・・・。 「凍土の密約」 今野 敏 全4巻 赤坂で発生した殺人事件。公安部でロシア事案を担当する倉島が呼ばれる。被害者は右翼団体に所属する男。2日後に暴力団構成員が殺され、手口からプロの殺人者の存在が感じる。鍵はロシア。見えない敵に挑む。 「花束は毒」 織守きょうや 全5巻 中学時代の僕は、いじめにあっていた従兄を先輩の里花(りか)に救ってもらった。大学生になり、偶然再会した元家庭教師の真壁が結婚を前に脅されていることを知る。何故か尻込みをする彼に変わり、探偵事務所に調査を依頼。現れたのは、先輩の北見里花。見えてきた真実とは! 「開拓者のむすめ」 高橋みさお 全2巻 昭和29年、開拓団の第1陣としてトライベツに入植し、極寒の荒れ野を開拓した家族の歴史を振り返り綴った自伝作品。 「世間とズレちゃうのはしょうがない」 著者 養老 孟司・伊集院 光 全2巻 世間とのズレに怯えたり困ったりしている人たちに贈る! 自分と付き合い、世間と折り合うためのヒント! 「六代目三遊亭円楽 正調まくら集」 六代目三遊亭円楽 全4巻 上品でオシャレで、政治風刺がピリリと効いた六代目円楽。爆笑のまくら集! 「高校事変 21」 松岡 圭祐 全5巻 義父母のもとに戻った瑠那は日暮里高校に通っていた。優莉匡太半グレ同盟の少年少女らが総本山から消息を絶っていることを知った瑠那はNPO法人の面々と総本山を目指すが想像を絶する困難が待ち受けていた。 「卓上四季 2024年9月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻 壊れたチャイルドシートで赤ちゃんが眠る。「この子はポリオにかかってしまいました」パレスチナ自治区ガザからのニュース映像。 「札幌誕生 343~373 北海道新聞朝刊連載(2024年9月1日~)」 門井 慶喜 全1巻 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年9月分。第5話ショートカットの続き。岡崎式短床ブロックを使う自然主義に基づく工法は石狩川にあっているのか、岡崎文吉は自問し続けていた。 「最後の一色 302~330 北海道新聞連載(2024年9月1日~30日)」 和田 竜 全1巻 丹後一色家最後の男・一色五郎を描く。長岡家との和議後、五郎は心から織田信長に臣従したと思われていた。 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年9月北海道新聞 くらしの欄掲載」 全1巻 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「「青嵐の坂」 葉室 麟 全4巻 扇野藩は災害などにより破綻寸前であった。藩主は藩政改革に檜弥八郎をあてたが、賂の疑いで切腹にしてしまう。娘の那美は親戚の矢吹主馬のもとに身を寄せるが彼には生前の弥八郎から託された使命があった。悪に屈せず信念を貫いた武士を描く清廉極まる時代小説。 「私の梅原龍三郎」 高峰 秀子 全2巻 女優 高峰秀子が父とも仰ぐ洋画家梅原龍三郎と艶子夫人との交流を愉快なエピソードを交えて綴る。 「小暮写真館Ⅲ ーーカモメの名前」 宮部みゆき 全4巻 不動産屋の社長から渡された一枚の写真。そこに写る不格好なぬいぐるみを「カモメ」と断言する少年は、不登校の小学生だった。不登校になった原因と「カモメ」の関係は。そして花菱家に大事件発生。強盗に入られたのである。しかし何もとらずに逃げ出した。何があったのか? 「びわ湖環状線に死す」 西村京太郎 全4巻 身寄りのない重病患者を収容する東京の施設で、森本久司が亡くなった。遺品を手がかりに滋賀へ向かった職員の柴田のもとに、森本の娘の情報が入る。遺品が引き起こす殺人の連鎖! 琵琶湖周辺で闇に潜む犯人を十津川警部が追う。 「Y駅発深夜バス」 青木 知己 全4巻 ・運行していない深夜バスでの不思議な光景に遭遇する1編。・中学生の淡い恋と不安な日々で意外な展開になる1編。 ・怪奇小説と謎解きを合わせた1編。・誰が犯人か?読者への挑戦の1編。・ミステリ作家の涙ぐましいアリバイ作り奮闘劇の1編 「マンモスの抜け殻」 相場 英雄 全7巻 高齢化が進む都心の巨大団地で介護施設経営者が殺害された。刑事、美人投資家、不正請求に手を染めた男。団地で育った3人の幼馴染みが再会し・・・。 「新装版 女の背ぼね」 佐藤 愛子 全2巻 もうすぐ100歳になる佐藤愛子。スジを通して生きてきた愛子センセイの笑って元気になる痛快・爽快エッセイ集。 「高校事変 22」 松岡 圭祐 全4巻 優莉匡太の実子である伊桜里が逮捕されようとしていることを聞いた、瑠那は亜樹凪と施設を訪ね、3人で警察から逃亡を図る。一方。八幡総理は総理官邸を乗っ取られ、外部と連絡も出来なくなり、大きな危機が迫っていた。 「爆弾」 呉 勝浩 全7巻 自称・スズキタゴサク、取調室に捕らえられた冴えない男が、突如「十時に爆発があります」と予言。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。霊感で爆発は三度あるとうそぶく男。警視庁特殊班係の類家は情報を引き出すべく知能戦を挑む。 「アンと幸福 和菓子とアンシリーズ」 坂木 司 全6巻 資格なし。学歴なし。得意なのは食べることと笑うこと。和菓子屋で働くアンちゃんのシリーズ4作目。売り場からたくさんの始めての場所へ。別れと出会いを乗り越えて扉を開く。 「MR(下)」 久坂部 羊 全5巻 中堅製薬会社のMR、紀尾中はかねてより大学と共同でがんワクチンの研究をすすめていた。そこに邪魔をする新たな敵が社内に現れた。紀尾中に勝機はあるのか…。 「最後の一色 331~360 北海道新聞朝刊連載(2024年10月1日~31日)」 全1巻 一色五郎は本能寺の変による織田信長の死を知り、一気に長岡家討伐に動く。 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年10月北海道新聞 くらしの欄掲載」 全1巻 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 「肉弾」 河崎 秋子 全4巻 北海道での鹿狩りに連れ出され、山深く分け入ったその時、父子は突如熊の襲撃を受ける。圧倒的なスケールで人間と動物の生と死を描く。第21回大藪春彦賞受賞作。 「卓上四季 2024年10月 北海道新聞連載コラム」 全1巻 悪夢のような「時計」がある。その針は人類滅亡までの残り時間を示す。原爆投下から2年後の1947年、時計は創設され、当時は残り7分。今年は昨年に続き過去最短の「残り9秒」だ。科学や外交などの専門家が世界情勢を基に時間を判断する。これからの世界はどうなるのか。 「ロボットのたまごをひろったら」 奈雅月ありす 全3巻 ひょんなことからクラスメイトがひろった赤ちゃんロボットを全く性格の異なる少年3人で育てていく友情の物語。 |
2024年(令和6年)釧路点字図書館制作デイジー図書☆ 2024年 釧路市点字図書館制作デイジー図書 「渦の中へ おいち不思議がたり6」 あさの あつこ 8:35 町医者である父の助手として、おいちが医術に関わり始めて十年ほどになる。その間おいちは結婚し、医塾で学び、日々忙しく過ごしていた。そんな中で次々と不可解な事件が起きる。ある日おいちは不思議なものを見る、あの人が闇に吞み込まれるのを。 「彼女たち」 桜木 紫乃 0:18 短編三部作によるオムニバス編集法を採った、桜木紫乃と写真家中川正子によるフォトストーリー。独身、子育て中、夫を見送った、それぞれの年代の女性三人の生き方を捉えながらも、各ページに対応する写真の数々は光を取り入れ美しく輝く。 「新・地図にない旅 Ⅰ」 五木 寛之 4:08 今、私達が目にしているのは人生百年時代という未曽有の幕あきである。生きる全ての人々がそのたびに出なければならぬが、その旅に地図は無い。著者九十歳。今も旅は続く。この終わりのないエッセーと共に、日常のひと駒を語る五木と、あなたも旅をしてみませんか? 「釧路市点字図書館 音訳図書・点訳図書 追加目録 令和5年1月~令和5年12月分」 釧路市点字図書館 0:58 「お空から、ちゃんと見ててね 作文集・東日本大震災遺児たちの10年」 あしなが育英会 編 5:25 本書は東日本大震災遺児達が、ケアプログの一環として綴った10年分の作文を中心に、手記やインタビュー、手紙をまとめた作文集です。子供達の素直な言葉の数々から、彼らが何に悩み傷つき、力を得て前を向き歩んできたのか、心の軌跡をたどっていく。 「メキシカン・ゴシック」 シルヴィア・モレノ=ガルシア 14:35 大学生のノエミは、嫁いだ従姉から助けを求める手紙を受け取り、片田舎の古い屋敷に赴く。その屋敷には何やら恐ろしい秘密がありそうだが、ノエミは従姉を助け出すことができるのか?メキシコを舞台にしたゴシック・ホラー小説です。 「ヒロイン」 桜木 紫乃 13:03 渋谷駅毒ガス散布事件が発生。実行犯として指名手配された宗教団体「光の心教団」の信者岡本啓美。この日から無実の啓美の長い逃亡生活が始まる。他人を演じ続けて17年。流れついた地で彼女が見つけた本当の罪とは・・・。 「金運だけを引き寄せる! 貧乏神のはらい方」 碇 のり子 2:49 お金の神様に愛されるにはどうしたらいいの?それは誰でもできることらしい。そこには人間の心のあり方や、言葉の使い方、物の扱い方、思い込みが深く関係しているらしい。お金とは?と考えさせられた本ですよ。 団塊世代の作者が、人生の最期のときまでいかに楽しく長生きするかの秘訣を、ユーモアたっぷりに示唆してくれる。そんな、読む人が元気になれる、頑張ろうと思えるような心強いエッセイです。 「生きがい <世界が驚く日本人の幸せの秘訣>」 茂木 健一郎 4:37 飾らず、おごらず、欲を持たず、控え目さという小さな喜びを大切にする。日本人が古来守って来た素朴な価値観が、世界で注目を集めている。寡黙な実践者たちの生き方に脳科学者が着目し、世界に向けて発信した画期的な日本人論。 「超ミニマル主義」 四角 大輔 11:51 仕事術、ワークスペース、働き方、スケジュールとタスク、デバイスと情報、思考と習慣・・・。余計な事、モノを手放して身の回りをミニマル化し、楽でシンプルな働き方を手にするための全技法。自分の可能性を「最大限=マックス」に引き出す方法。 「帰り道 ーー新・秋山久蔵御用控(十六)」 藤井 邦夫 5:03 南町奉行吟味方与力秋山久蔵が江戸で起きた事件を”剃刀久蔵”の名の元に粋な裁きが冴え渡る痛快時代物語短篇集。標題の帰り道は妻子を捨て出奔した男が背負った余りにも大きな代償とは・・・。他に返討ち、淡路坂、忠義者の三編が収録されている。 「はやく一人になりたい!」 村井 理子 3:03 過去数年間に書いてきたエッセイと書下ろしをまとめたもの。はやく一人になりたい! いいえ彼女は一人きりで生きていくのは難しいでしょう。それは彼女が人と関わるのが好きで優しい人だからそれが滲み出ています。 「北のおくりもの 北海道アンソロジー」 桜木柴乃・河崎秋子・他7名 7:00 「北海道」 雄大な土地、厳しい冬、豊かな農畜産物や海産物、開発の歴史ーー。その地で生きる人々の暮らしから見えてくる物語がある。五つの短編小説と、四つのエッセイを収録。人気作家たちによる夢の競演。 「spring (スプリング)」 恩田 陸 12:00 少年は8歳でバレエに出会い、15歳で海を渡った。同時代に巡り合う者達それぞれの情熱がぶつかりあい交鎖する中で彼の肖像が浮かび上がっていく。一人の天才をめぐる長編小。『ちくま』掲載を単行本化。 「AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか」 川村秀憲・大塚凱 5:30 人はなぜ俳句を詠むのか? 俳句を媒介として人工知能「一茶くん」の開発者川村と気鋭の若手俳人大塚が探求する”知能の深淵”。目的は人口知能の研究、さらには知能とは何かを探求することであり、俳句はその切口であると。違う分野にいながら同じ断面を見ている人との議論は有意義に続く。 「だからダスティンは死んだ」 ピーター・スワンソン 14:45 ボストン郊外に越してきたヘンとロイドは隣の夫婦の家で、2年半前に起きた殺人事件で被害者宅から持ち去ったとされる置物を目にする。複数視点で進む物語は読者を幻惑し「これが真相か!」と思ってからがこのミステリの真骨頂。 「華の櫛 はたご雪月花(六)」 有馬 美季子 6:30 江戸の隅田川沿いの旅籠・雪月花のある、せせらぎ通り周辺で異変が続発。女将の里緒は懇意の同心・山川隼人や、後見人・盛田屋寅之助に周辺の警戒を頼むが、そんななか永代橋で騒ぎが起き、里緒と雪月花に危機が訪れる。 「北海道で考える〈平和〉 歴史的視点から現代と未来を探る」 松本 ますみ・清末 愛砂 9:00 北海道の歴史を改めて照射する作業を通じて、生きづらさや不安を感じる社会の構造的問題や課題を考察し、多様で豊かな〈平和〉の在り方を模索する。現実を覆っている諸問題を直視し議論を避けないこと。北海道にはまだまだ希望が残されている。 「ジェームズ・アレンの心を新たにする365日の言葉」 ジェームズ・アレン 坂本真一訳 12:09 揺れ動く気持ちが静まり、明日への活力が沸いてくる珠玉のメッセージ。自己啓発本のミリオンセラーシリーズ『「原因」と「結果」の法則』の著者が世界中に向けて発信した一日一ページの幸福論。 「自粛するサルしないサル」 正高 信男 4:38 霊長類学(サル学)の研究者である著者が、新型コロナ危機が起こった時、人々が「自粛派」と「反自粛派」に分かれ対立するのは何故かをサル学の見地から解説した本。脳の情報伝達回路からヒトの歴史まで多岐にわたる。 「湖は知っている」 サンドラ・ブラウン 13:09 20年前に起きた窃盗事件。その晩、四人の実行犯の計画は頓挫し、一人が殺され、一人が失踪。金は行方不明となり、残る二人は沈黙を貫き、牽制しあってきた。だが、失踪した男の娘が故郷に」舞い戻ったことで均衡が崩れ、搭乗人物それぞれの思惑が明らかになっていく。 「母、アンナ ロシアの真実を暴いたジャーナリストの情熱と人生」 ヴェラ・ポリトコフスカヤ サーラ・ジュディチェ 5:32 アンナ・ポリトコフスカヤが殺されたのは、プーチンの誕生日だった。それはただの皮肉な偶然だったのか?身の危険を感じ、ロシアから安全な国外に脱出した娘が語る、母の信念とロシア社会の現実。 「傘のさし方がわからない」 岸田 奈美 4:11 「傘のさし方がわからない」 この不思議な言葉に興味を持ち読み進めてきました。父の死、車いすの母、ダウン症の弟、著者は悩み苦しみながら、でも淡々と日常を送ってきました。時には冗談を言い、面白がりながら。読後は面白かった! そして人生のヒントがいっぱいあった!と感じました。 |
【2024年厚生省委託点字図書】 「令和3年 社会福祉施設等調査の概況」 厚生労働省政策統括官付参事官付社会統計室 編 全2巻 「つながりが命を守る 福祉防災のはなし」 野村 恭代 全2巻 「特別支援学校高等部学習指導要領 平成31年2月告示」 文部科学省 全7巻 「知っておきたい食品の表示 令和5年3月版」 消費者庁 全1巻 「公職選挙法 施行令抜粋(第三十九条 点字投票) 障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律/障害者の権利に関する条約についての第1回政府報告に関する総括所見」 総務省e-Gov法令検索 他 全1巻 【2024年寄贈点字図書】 「ユニバーサルデザイン落語絵本 てんじつき さわるえほん たのしいらくご① まんじゅうこわい」 落語ユニバーサルデザイン化推進協会:作 多屋 光孫:絵 全1巻 「触察ツール京都国立近代美術館 さわるこれくしょん No.11 ピエト・モンドリアン No.12 徳岡神泉」 新たな美術鑑賞プログラム創造推進事業実行委員会 全1巻 「触ってもわかる眼の病気の解説本 Vol.1 緑内障」 田淵 昭雄 編 全1巻 「第91回 2023(令和5)年度 全国盲学校弁論大会 全国大会 弁論集」 毎日新聞社 点字毎日 「北海道総合計画 2024年7月」 北海道 4巻 【2024年他館製作点字図書の蔵書】 製作:日本点字図書館 「人間臨終図鑑 上巻」 山田 風太郎 全11巻 製作:日本点字図書館 「人間臨終図鑑 下巻」 山田 風太郎 全12巻 【2024年寄贈デイジー図書】 「異常」 エルヴェ・ル・テリエ 15:06 「キュレーターの殺人」 M ・ W ・ クレイヴン 13:52 「グレイス・イヤー 少女たちの聖域」 キム・リゲット 17:36 「三体Ⅱ 黒暗森林 上」 劉 慈欣(リュウ・ジキン) 14:05 「三体Ⅱ 黒暗森林 下」 劉 慈欣 15:12 「列車探偵ハル2 アメリカ横断列車の誘拐事件」 M ・ G ・ レナード、サム・セッジマン 8:32 「われら闇より天を見る」 クリス・ウィタカー 19:12 「プロジェクト・ヘイル・メアリー 上」 アンディ・ウィアー 13:09 「プロジェクト・ヘイル・メアリー 下」 アンディ・ウィアー 13:04 「尚、赫々たれ 立花宗茂残照」 羽鳥 好之 11:32 「消化器内科が教える体と心を“強く”する鉄活book 貯蔵鉄を増やすおいしいレシピ62」 工藤 あき、井原 裕子 監修 3:31 「ポリ袋でかんたん低温真空調理 放っておくだけ!衛生的で栄養を逃さずおいしく作れる調理法」 若宮 寿子 2:41 「日本庭園のひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 鑑賞のコツ超入門」 宮元 健次 5:21 「尾形光琳 新潮日本美術文庫8」 仲町 啓子 2:12 「中村彝 新潮日本美術文庫37」 原田 光 2:05 「ドガ 新潮 美術文庫25」 大岡 信 1:31 「有賀薫さんの手軽に作ろうスープパスタ」 すこやか食生活協会 1:11 「仏典童話 金のかま/空を歩く象」 浄土真宗本願寺派仏教婦人会総連盟 0:08 「令和5年度 食料・農業・農村白書」 農林水産省 1:22 「北海道総合計画 2024年7月」 北海道 7:30 【2024年厚生省委託デイジー図書】 「ちゃんと「読む」ための本 人生が上手くいく231の知的習慣」 奥野 宣之 8:38 「シャンカラ Century books 人と思想179」 島 岩 10:05 「ミダース王 Century books 人と思想181」 西澤 龍生 9:46 「ペトロ Century books 人と思想187」 川島 貞雄 11:47 「陸奥宗光 Century books 人と思想193」 安岡 昭男 9:00 「オパーリン Century books 人と思想183」 江上 生子 7:30 「面会交流と共同親権 当事者の声と海外の法制度」 熊上 崇 他4名 11:55 「刑法の時間」 佐久間 修 他 10:28 「がん経験者のリアルな生活 「恋愛・仕事・お金」の悩みと上手につきあうヒント」 岸田 徹 5:04 「はじめてのアラブごはん 手軽に作れるエキゾチックレシピ 62」 小松 あき 3:25 「もっとおいしい紅茶を飲みたい人へ what a wonderful tea world!」 田中 哲 6:04 「かんたんに作れるフリージング離乳食 はじめてのママ&パパもあんしん!」 新谷 友里江 5:58 「猫の日本史 みんな猫が好きだった」 渋谷 申博 7:23 「14歳からの映画ガイド 世界の見え方が変わる100本(14歳の世渡り術)」 朝井 リョウ 他 6:12 「ぼっち現代文 わかり合えない私たちのための<読解力>入門(14歳の世渡り術)」 小池 陽慈 4:35 |