2024年6月の図書便り

☆ 2024年6月 釧路市点字図書館制作点字図書

「友情 ーー蘭方医・宇津木新吾」  小杉 健治  全4巻
 「ねずみ小僧」捕縛さる!  何者かが仕組んだ罠か、それとも・・・。二度と盗みはしないとと誓った治郎吉の言葉を信じる新吾は、事件の真相を探り始める。

「最後の一色 154~182 北海道新聞朝刊連載(2024年4月1日~30日)」  和田 竜  全1巻
 丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の154~182(2024年3月分)。長岡家と敵対しつつ確たる動きを見せない一色五郎は、夜の天橋立に出かけ、愚図と呼ばれる稲富(いなどめ)伊賀の意外な姿を目撃する。

「札幌誕生 218~241 北海道新聞朝刊連載(2024年4月2日~28日)」  門井 慶喜  全1巻
 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年4月分。第3話続き。養父バチェラーの英国帰国後、八重子はふるさと有珠で生活する。第4話は作家有島武郎をめぐる一話。

「『いずみ』と『陽だまり』 2024年4月北海道新聞朝刊くらしの欄掲載」  全1巻
 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。

「卓上四季 2024年4月 北海道新聞朝刊連載コラム」  全1巻
 自民党派閥議員の裏金事件に処分が下った。処分の重さ軽さについて、党内に不満が渦巻いている。(5/4 他29編)

「サンズイ」  笹本 稜平  全7巻
 ある大物政治家のあっせん収賄容疑を追っていた、汚職(サンズイ)事件担当刑事園崎省吾。事件のカギを握る秘書大久保の策略にはまり、妻と息子をひき逃げされたうえ、殺人未遂の容疑をかけられてしまう。仲間たちと共に逆襲できるのか!?

「介護殺人 ーー追いつめられた家族の告白ーー」  毎日新聞大阪社会部取材班  全4巻
 全国で続出する介護を苦にした殺人事件。当事者の悲痛な叫びに耳を傾けた記者たちが目の当たりにしたのは、在宅介護の切なすぎる現実だった。

「中野くんと坂上くん (下)」  エムロク  全4巻
 平凡な会社員だった中野湊(みなと)の日常は、殺し屋たちに命を狙われる非日常へと変化する。それでも同居人や腕利きの仲間たちに守られていた。しかし予想外の人物が現れ、事態は急展開を迎え、銃撃戦、カーチェイスなどへ移っていく。

「颶風の王」  河崎 秋子  全4巻
 明治の世。新天地・北海道を目指す捨造は、道中母からの手紙を開くーー。6世代にわたる馬とヒトの交感を描いた、生命の年代記。

「秘密組織」  アガサ・クリスティ  訳者 野口 百合子  全6巻
 第一次世界大戦後、ロンドンで偶然に再会した幼馴染のトミーとタペンスが、「若き冒険家商会」を設立し探偵を始めるが、早々に英国の危機に関わる秘密文書争奪戦に巻き込まれる・・・。

「高校事変 18」  松岡 圭祐  全5巻
 優莉匡太(ゆうりきょうた)が生きていた。EL累次体の裏で、政府と優莉姉妹の対立を操っていたのだ。結衣、瑠那、伊桜里(いおり)ら3人は、罠だとしりつつ“特別ジャンボリー”に参加する。一方、凛香は行方不明のままだった。

「策略者 (捜査前線)」  南 英男  全5巻
 元マル暴で警視庁捜査一課警部補の有働力哉。警察学校の同期で少年係だった元刑事の綾部航平が殺された。綾部は退職後も非行歴のある若い男女の世話を買って出ていた。親友の死にショックを受けて、弔い捜査を始めた有働の前に現れたのは・・・ 

「札幌誕生 242~265  北海道新聞朝刊連載(2024年5月1日~31日)」  門井 慶喜  全1巻
 近代札幌の成り立ちを描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年5月分。第4話流行作家の続き。有島武郎は東北帝国大学農科大学(現在の北海道大学)の教授であると共に、父・武が購入した北海道の農場主にもなる。

「最後の一色 183~212 北海道新聞朝刊連載(2024年5月1日~31日)」  和田 竜  全1巻
   丹後一色家最後の男・一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の2024年5月分。織田信長主催のお馬揃えで、敵対する長岡忠興と一色五郎は久しぶりに顔を合わせる。



☆ 2024年6月 釧路市点字図書館制作デイジー図書

「帰り道 ーー新・秋山久蔵御用控(十六)」  藤井 邦夫  5:03
 南町奉行吟味方与力秋山久蔵が江戸で起きた事件を”剃刀久蔵”の名の元に粋な裁きが冴え渡る痛快時代物語短篇集。標題の帰り道は妻子を捨て出奔した男が背負った余りにも大きな代償とは・・・。他に返討ち、淡路坂、忠義者の三編が収録されている。

「はやく一人になりたい!」  村井 理子  3:03
 過去数年間に書いてきたエッセイと書下ろしをまとめたもの。はやく一人になりたい! いいえ彼女は一人きりで生きていくのは難しいでしょう。それは彼女が人と関わるのが好きで優しい人だからそれが滲み出ています。

「北のおくりもの 北海道アンソロジー」   桜木柴乃・河崎秋子・他7名  7:00
 「北海道」 雄大な土地、厳しい冬、豊かな農畜産物や海産物、開発の歴史ーー。その地で生きる人々の暮らしから見えてくる物語がある。五つの短編小説と、四つのエッセイを収録。人気作家たちによる夢の競演。



【雑誌(点字)】

「点字 こうめい No.88」  公明党機関紙委員会  全1巻

「らしんばん 第19号」  徳島県立障がい者交流プラザ視覚障がい者支援センター  全1巻

「日盲社共通信 Vol.88」  日本盲人社会福祉施設協議会  全1巻

「コミュニカ No.68」  全国盲ろう者協会  全1巻

「点字さっぽろ 第691号」  札幌市視聴覚障がい者情報センター  全1巻

「自由民主 第113号」  自由民主党  全1巻

「ふれあいらしんばん Vol.97」  内閣府政府広報室  全1巻


【雑誌(デイジー)】

「明日への声 Vol.97」  内閣府政府広報室



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