2025年(令和7年)釧路点字図書館制作点訳図書一覧☆2025年釧路市点字図書館制作点字図書 2024/12/19~2025/5/22★5月29日納本 3タイトル No.2243 「ハピネス」 著者 桐野 夏生 全6巻・774頁 しがらみに満ちたママ友たちとの付き合い。夫からの離婚申し出。有紗自身の過去。きしんでいく人間関係を通じて徐々に明らかとなるそれぞれの秘密。 No.2242 「卒業式は真夜中に」 著者 赤川 次郎 全3巻・438頁 高校2年生の如月映美は卒業式の後、誰もいない3年生の教室で鳴っている携帯を見つける。深夜の学校に忍び込んだ映美が目にしたのは、慕っていた先輩や音楽教師、英語教師の思いがけない姿だった。一通のメールから映美の人生は思わぬ方向へ転がり始める。 No.2241 「檀流クッキング入門日記」 著者 檀 晴子 全5巻・560頁 結婚した相手の父は作家にして料理の求道者 檀一雄だった。料理の面白さに目覚めた著者の料理珍修行、始まり 始まり! ★5月22日 4タイトル完成 No.2240 「夜の金糸雀」 著者 森明日香 全3巻・378頁 師匠・歌川国藤のもと、住み込みで修業を続ける絵師見習いのおふゆ。亡き人と遺された人への想いを込めて描く「死絵」に心惹かれながら、日々絵の鍛錬に励んでいた。ある日、地本問屋・佐野屋に絵を届けに行ったおふゆは、店主からお栄という絵師が描いた絵をみせてもらう。まるで本物の様なその絵に圧倒され、お栄に学びたいと強く思い始めるが・・・。 No.2239 「卓上四季 2025年4月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻・66頁 俳優塩見三省さんは66歳で脳出血で倒れ、左半身に思いマヒが残った。過酷なリハビリも、周囲の色々な人達に支えられ、前を向いて頑張った様子がエッセー集に綴られている。(9日 他29編) No.2238 「最後の一色 507~530 北海道新聞朝刊連載(2025年4月1日~25日)」 著者 和田 竜 全1巻・90頁 丹後一色家最後の男、一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の507~530(2025年4月分)。一色五郎は長岡忠興の謀殺計画に気付きながら素知らぬふりで忠興の待つ離れの書院へ入った。忠興は明らかに浮足立っていた。 No.2237 「『いずみ』と『陽だまり』 2025年4月北海道新聞朝刊 くらしの欄掲載」 全1巻・74頁 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 ★5月15日 3タイトル完成 No.2236 「小暮写真館 Ⅳ」 著者 大森 馨 全4巻・468頁 発行所 株式会社 新潮社 平成29年2月1日 発行 父・秀雄が家出した。理由を問う英一に「縁を切っている父親危篤の知らせに行くかどうか」で母とケンカしたと言う。二人は絶縁のきっかけとなった7年前の妹・風子の死について語り合う。花菱家が封印した記憶。そして垣本順子の過去。すべてが明かされるとき英一は・・・。 No.2235 「炎の環」 著者 朝倉 京 全6巻・686頁 発行所 鳥影社 2024年12月1日 初版第1刷発行 大西洋のカナリア諸島で海底火山が噴火した。東アジア各地でも地殻変動が連鎖する。地球規模の不気味な鳴動は、ついに日本を恐怖の渦へと陥れていく・・・。 No.2234 「真犯人の貌」 著者 前川 裕 全5巻・634頁 発行所 株式会社 光文社 2024年1月20日 初版第1刷発行 夫の実家に泊まっていた教師夫婦が大量の血痕を残して失踪した「川口事件」。 実話を思わせる未解決事件の真相を追う傑作ミステリー。 ★5月8日 1タイトル完成 No.2233 「小説王」 著者 早見 和真 全5巻・652頁 売れない作家の豊隆と、三流編集者の俊太郎は幼なじみ。逆境の中にあっても、互いの才能を信じる二人は、出版界の常識を無視した一手を放ち…。 ★ 5月1日 7タイトル完成 No.2232 「ミツバチさん迷子になる」 著者 大森 馨 全1巻・122頁 発行所 ぶんしん出版 2024年3月1日 初版第1刷発行 作者がこれまで書いた9話の童話を読みやすい1冊にまとめました。短いお話ですが、心あたたまる童話です。 No.2231 「レジデンス」 著者 小野寺史宜 全3巻・416頁 発行所 株式会社 KADOKAWA 令和6年12月25日 初版発行 「湊レジデンス」はどこにでもいる人が暮らす普通のマンションーーのはずだった。成績優秀だが裏の顔をもつ中学生。自転車泥棒、淫らな関係の男女、フリーターほか、彼らの因果が重なる時、最悪の絶望が生まれる・・・。 No.2230 「赤と青とエスキース」 著者 青山美智子 全3巻・412頁 発行所 株式会社 PHP研究所 2024年9月20日 第1版第1刷 一枚の絵「エスキース」を巡る五つの物語と思いきや、終章で全ての物語がつながる、仕掛けに満ちた連作短編集。 No.2229 「面白くてヤバすぎる!朝鮮学校」 著者 パク ユソン 全2巻・286頁 発行所 株式会社 ビジネス社 2024年12月1日 第1刷発行 お笑い芸人にしてユーチューバーでもあるパク ユソン氏。日本だけどここは北朝鮮? 小中高12年間の非日常体験をユーモアの中にもリアルに語る。特に2週間にわたる北朝鮮への修学旅行体験記は面白くて本当にヤバイ!! No.2228 「『いずみ』と『陽だまり』 2025年3月北海道新聞朝刊 くらしの欄掲載」 全1巻・74頁 発行所 北海道新聞社 2025年3月31日 発行 エッセイ形式の投稿文です。 No.2227 「卓上四季 2025年3月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻・70頁 発行所 北海道新聞社 2025年3月31日 発行 1963年5月、埼玉県狭山市で女子高生が誘拐され脅迫状が届く。警察は犯人を取り逃がし女子高生は遺体で見つかる。24歳の石川一雄さんが逮捕されるが、被差別部落の貧しい家庭で育ち、読み書き出来ないまま大人になる。獄中で字を覚え無罪を訴え続けていたが86歳で亡くなる。(14日 他30編) No.2226 「紀伊半島殺人事件<新装版>」 著者 西村京太郎 全4巻・480頁 発行所 株式会社 双葉社 2024年3月16日 第1刷発行 南紀白浜のホテルで宿泊客の男性が転落死した。当初は事故と思われていたが、殺人事件だった。二日後、今度は新宿のホテルで女性客が服毒死し、十津川警部が捜査に乗り出す。さらに死者が増える。事件の裏に隠された真相とは・・・。 ★4月24日 2タイトル完成 No.2225 「人生劇場」 著者 桜木 紫乃 全8巻・978頁 中学校を卒業後、理容師を目指して札幌に出た猛夫だが、挫折して室蘭に帰る。常に劣等感を抱えるようになった猛夫は、いつか大きくなって皆に見返してやりたいと思うように。理容師として独立、ラブホテル経営と、夢を追い続けた男の行く末は。 No.2224 「海没都市 TOKIYO」 著者 荒巻 義雄 全6巻・768頁 文明が引き起こした大破局によって海面上昇し、人間間引きプログラムが作動!日本と呼ばれた国家は消滅した。首都の半分を海没させてできた都市国家トキヨを舞台に〈SFする思想〉が紡ぎだす近未来。 ★4月17日 4タイトル完成 No.2223 「くらのかみ」 著者 小野不由美 全3巻・402頁 行者に祟られ、座敷童子に守られているという古い屋敷に、後継者選びのため親族一同が集められた。夕食時、跡継ぎの資格を もつ者のお膳に毒が入れられるーー。 小野不由美の隠れた名作。 No.2222 「死神の精度」 著者 伊坂幸太郎 全5巻・636頁 6話からなる短編推理小説。主役は人間になりすました死神。死神なので死する人を7日間調査をしてから決定するが、死神な のにきれいな心もあり、死を「見送る」こともするし、自然の美に感動もする。また人の心や考え方を良い方向へ導いてくれる所 は死神だが安心感も感じる。 No.2221 「最後の一色 477~506 北海道新聞朝刊連載(2025年3月1日~31日)」 著者 和田 竜 全1巻・104頁 一色家最後の男、一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の477~506(2025年3月分)。一色家に臣従を誓わ せたことが必ず長岡家を滅ぼすことになると父藤孝に告げられた長岡忠興。事態は思わぬ方向に動き出す。 No.2220 「アナベル・リイ」 著者 小池真理子 全6巻・818頁 アルバイト先のスナックで悦子は常連客の飯沼が連れて来た千佳代と親しくなる。千佳代は飯沼と入籍した幸せの最中、急な病 で死亡。ほどなくして悦子は千佳代の亡霊を見るようになる・・・。 ★4月3日 5タイトル完成 No.2219 「卓上四季 2025年2月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻・64頁 アフリカ、コンゴは約30年、武力勢力と周辺国による紛争が続く。11歳の少年は、戦闘まえに指揮官から渡された大麻の葉を自分の腹に傷をつけ葉をすりこむ。「自分が強くなった気になる」と銃を取り、前線に向かう。子供兵の保護施設にいた少年の話しである。(19日 他27編) No.2218 「『転がる石のように 1~18 北海道新聞コラム『私の中の歴史』」 全1巻・86頁 日本を代表するイラストレーターの大西重成。その生い立ちから東京での活躍。故郷 津別町に移住し、私設美術館 シゲチャンランドを開設した経緯と現在を語る。 No.2217 「乙霧村の七人 <新装改訂版>」 著者 伊岡 瞬 全4巻・512頁 かつて乙霧村で戸川稔によって引き起こされた一家5人惨殺事件。22年後、事件を書いた作家が顧問の大学の文学サークルメンバー6人が乙霧村を訪れる。事件当日と同じ豪雨の中、突然斧を持った大男に襲われる。閉ざされた集落で何が起きているのか。 No.2216 「留学生は吸血鬼」 著者 新津きよみ 全2巻・292頁 ロンドンの郊外のお城で偶然知り合った素敵な王子様マイケルが留学生としてやってきた。その留学生、青白い顔でチョット変。極度の貧血症。血に対して異常な反応。あたしのハートも。この恋の行方は・・・。 No.2215 「騙し絵の牙」 著者 塩田 武士 全7巻・842頁 大手出版社で雑誌編集長を務める速水輝也は、上司から廃刊を匂わされたことをきっかけに、組織に翻弄されていく。 ★3月27日 4タイトル完成 No.2214 「わたし、定時で帰ります。3 ーー仁義なき賃上げ闘争編」 著者 朱野 帰子 全7巻・854頁 定時帰りがモットーの結衣が部下の生活残業問題解決のため人事評価制度の改革を提案するも、仁義なき社内政治にまきこまれる。婚約者との将来に不安を募らせつつも結衣は自身の生き方を貫けるのか。新時代の働き方を問う物語。 No.2213 「最後の一色 450~476 北海道新聞朝刊連載(2025年2月1日~28日)」 著者 和田 竜 全1巻・94頁 丹後一色家最後の男、一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の450~476(2025年2月分)。人事不省の一色五郎は2か月ぶりに意識が戻る。戻るや否や、歩くのもやっとの五郎から、「宮津城へ全軍出撃」の下知が下された。 No.2212 「『いずみ』と『陽だまり』 2025年2月北海道新聞朝刊 くらしの欄掲載」 全1巻・68頁 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 No.2211 「岩魚の休日 ーー釣れてよし、釣れなくてよし、人生竿一竿」 著者 桂 歌丸 全3巻・358頁 高座はもちろん、お茶の間でも大人気だった落語家・桂歌丸師匠は、渓流釣りにどっぷりはまっていた。その魅力をユーモアたっぷりに綴ったエッセイ集。 ★3月13日 3タイトル完成 No.2210 「赤い轍」 著者 村上 政彦 全5巻・578頁 ルーツを隠して妻に捨てられた「在日」の男と、小学生の息子に自殺されてホームレスになった片腕の男が出会った。瀬戸際の二人が修復とサバイバルの物語を始める。 No.2209 「薔薇密室」 著者 皆川 博子 全9巻・1278頁 ナチス・ドイツの弾圧から逃れたポーランド人少女が見た僧院の恐るべき真実とは? 文中にちりばめられたさまざまな薔薇のモチーフ。やがてそれが少女を希望へと導いて行く。現実と幻想が織り成す壮大な歴史ミステリー。 No.2208 「探偵少女アリサの事件簿 ーー今回は泣かずにやってます」 著者 東川 篤哉 全5巻・674頁 なんでも屋が奥多摩バーベキューに少女のお守り役として同行したら、なんと溺死体に遭遇してしまった・・・。天才美少女探偵とヘタレ三十路男が難事件に挑む。爆笑ユーモアミステリー第二弾。 ★3月6日 4タイトル完成 No.2207 「俺ではない炎上」 著者 浅倉 秋成 全6巻・748頁 ある日突然SNSで「女子大生殺害犯」に仕立てられた男。日本中が敵になり、必死の逃亡を続ける男が辿り着いた驚くべき真相とは・・・。 No.2206 「古本食堂」 著者 原田 ひ香 全4巻・554頁 小さな古書店が舞台の美味しい食と、思いやりあふれる人々、奥深い本の魅力が一杯詰まった幸福な物語。 No.2205 「土に贖う」 著者 河崎 秋子 全4巻・514頁 道内に興り衰退した産業を悼みながら、生きる意味を冷徹に問う表題作他6編。圧巻の第39回新田次郎文学賞受賞作。 No.2204 「その愛の程度」 著者 小野寺史宜 全4巻・502頁 ある出来事を機に、血のつながらない小学生の娘や妻との関係が急に冷えこみ、しかたなく家を出る豊永守彦。いつもあと一歩 が踏み出せない。答えが身にしみる、新しい家族の物語。 ★2月27日 7タイトル完成 No.2203 「歩いても 歩いても」 著者 是枝 裕和 全3巻・362頁 老いた両親の家に集まって久しぶりに笑い声の響く中で、それぞれの家族に持つ色々な事や思い出を語る。 No.2202 「戦国の姫城主 井伊直虎」 著者 越水利江子 絵 椎名 優 全3巻・350頁 戦国時代。許嫁の亀之丞とふるさとの井伊谷を守ることを夢見ていた まどか。ところが亀之丞の命が狙われ 婚約は破棄となっ た。井伊家をつぐ最後のひとりとなった まどかは 井伊直虎と名をあらため男として生きることになる物語。 No.2201 「クララとお日さま」 著者 カズオ・イシグロ 訳者 土屋 政雄 全7巻・846頁 クララは子供の成長を手助けするAF(人工親友)として開発された人工知能搭載のロボット。病弱な少女の家庭に買い取られるが、一家には秘密が・・・。 愛・知性・家族とは?根源的な問題に迫る感動作。ノーベル文学賞受賞第1作。 No.2200 「お登勢 改版」 著者 船山 馨 全10巻・1220頁 明治初期、対比する二人の女性の生きざまなど・・・。 No.2199 「『いずみ』と『陽だまり』 2025年1月北海道新聞朝刊 くらしの欄掲載」 全1巻・76頁 No.2198 「ハンター・ハンター(憑依作家 雨宮縁)」 著者 内藤 了 全4巻・478頁 突如、姿を消した憑依作家・雨宮緑。担当編集者、真壁らが探すも、その所在は知れなかった。そんな折、鋭利な刃物で身体を切り刻む事件が続発する。新たなハンターの誕生か?邪悪な殺人鬼たちが次々と集結する中、緑は命を賭した戦いに終止符を打てるのか? No.2197 「バイバイ、ブラックバード」 著者 伊坂幸太郎 全5巻・620頁 星野一彦が<あのバス>に連れていかれる前に5人の恋人たちに別れを告げたいと、見張り役の大女で「常識」「愛想」「悩み」「色気」「上品」、これらの単語をマイ辞書に黒く塗り潰すような粗暴な繭美に願いを告げ不思議な数週間を過ごす。 ★2月20日 3タイトル完成 No.2196 「卓上四季 2025年1月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻・70頁 ウクライナから届く北朝鮮兵の話では、行き先や作戦も知らされずにロシアへ送られ、捕虜になりそうなら自決や自爆を強要さ れる。80年余の時空を超え、同じ事が日本でもあった。命令を出す最高指導者が最前線で戦うことはまずない。(15日 他30編) No.2195 「最後の一色 420~449 北海道新聞朝刊連載(2025年1月1日~31日)」 著者 和田 竜 全1巻・104頁 長岡忠興を救うため重傷を負った一色五郎は意識が戻らない。その間に一色家をめぐる情勢はさらに大きく動こうとしていた。 No.2194 「臨死体験 下」 著者 立花 隆 全8巻・1028頁 科学はどこまで臨死体験の核心に迫りうるのか。蘇生した人々はなぜ本来知るはずのない事実を知ってしまうのだろうか。発表 と同時に大反響を呼んだ著者渾身の大著。 ★2月13日 4タイトル完成 No.2193 「死命」 著者 薬丸 岳 全7巻・888頁 末期癌に冒された榊信一は、自分の欲望に忠実に生きる決意をする。それは連続殺人の始まりだった・・・。 No.2192 「釧路市点字図書館 図書追加目録 (令和6年1月~令和6年12月分」 全1巻・38頁 釧路市点字図書館 点訳図書追加目録 音訳図書追加目録 ,br> No.2191 「星々たち 新装版」 著者 桜木 紫乃 全4巻・462頁 いびつでもかなしくても、生きてゆくーー。北の大地を彷徨う塚本千春と、彼女にかかわる人々の闇と光を炙り出す珠玉の九篇。 No.2190 「清少納言なぞとき草紙」 著者 有馬 美季子 全4巻・486頁 宮中にいたころから「勘働き」に定評のあった清少納言。今は宮仕えを辞し、東山月輪の小さな邸で暮らしている。ある日陰陽師の安倍吉平が訪ねてきた。怪事件の謎を解くために知恵を貸してほしいという。名探偵、清少納言が難題に挑む平安ミステリー! ★2月6日 6タイトル完成 No.2189 「心臓と左手 ーー座間味くんの推理」 著者 石持 浅海 全4巻・486頁 大迫警視が「座間味くん」と酒を酌み交わす時、終わったはずの事件は、がらりとその様相を変える。安楽椅子探偵もの六編に「月の扉」事件の11年後の「再会」を加えた連作短編集。 No.2188 「旅路(下)」 著者 平岩 弓枝 全5巻・624頁 昭和9年、雄一郎は助役になった。はる子と伊藤英吉はようやく昭和12年北海道で婚儀を挙げる。しかし中国大陸の戦火の拡大のため英吉が妹の夫が、雄一郎が次々と出征して行く。そして秀夫も母有里の反対を押し切りお国のためと親友と海兵団に入隊するのであった。 No.2187 「卓上四季 2024年12月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻・70頁 日本被団協が2024年ノーベル平和賞を受賞した。ひと言ずつかみしめるように語りかける。20分間を超える演説は静かなさざなみのように世界へ広がった。田中煕巳さんのスピーチ。(12日 他30編) No.2186 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年12月北海道新聞朝刊 くらしの欄掲載」 全1巻・74頁 No.2185 「最後の一色 390~419 北海道新聞朝刊連載(2024年12月1日~31日)」 著者 和田 竜 全1巻・102頁 明智光秀の加悦城へ出陣中、矢野藤一郎を救うべく一色五郎は全軍と共に加悦城を離れる決断をするが・・・。 No.2184 「紅の捜査線」 著者 島田 一男 全4巻・520頁 短編で6編あります。それぞれが殺人にかかわる話。殺されるのは全部女性である。まだ赤線地帯がある時の、コールガールの悲哀のお話である。昔の刑事がクツをはきつぶて犯人を追い、つかまえる、昭和初期の刑事物でもある。 ★1月30日 2タイトル完成 No.2183 「顔 FACE (新装版)」 著者 横山 秀夫 全5巻・582頁 小学1年生の時の夢を叶え警察官になった平野瑞穂。似顔絵捜査官として任務に励む。男社会の警察機構のなかで、「女はつかえねえ!」の一言に傷つき、悩みながらも「顔なき犯人」を追いつめる。 No.2182 「私たちは売りたくない! ーー “危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭」 著者 チームK 全3巻・376頁 世界初のレプリコンワクチンの正体とは?日本人は実験動物!?安全を示す十分な証拠なしで、なぜ接種開始する?ワクチンを一番販売してきたMeiji Seikaファルマ現役社員が全力で警鐘を鳴らす! ★1月23日 4タイトル完成 No.2181 「灰の劇場」 著者 恩田 陸 全6巻・690頁 「飛び降り2女性の身元わかる」という三面記事。私は確かにその二人を知っていた。もっとも私はその二人の顔も名前もしらない・・・。事実に基づく物語。 No.2180 「アニメソング ーー懐かし・新し・いとをかし」 著者 野ばら社編集部 訳者 久保 昭二 全3巻・278頁 昭和38年の鉄腕アトムから平成20年のおじゃ丸までのテレビ及び映画アニメソングが87曲掲載されています。 No.2179 「名探偵のままでいて」 著者 小西マサテル 全5巻・688頁 元校長先生で認知症を患う祖父が教師である孫娘の楓が持ち込む、さまざまな謎を知性の勘を取り戻し、謎を解き明かす。ちょっぴり楓のロマンも・・・! No.2178 「逮捕中止命令」 著者 芳野 林五 全6巻・748頁 前警視庁長官が殺された。翌日、その捜査を担当する刑事も殺された。いずれもVXガスが使われており、捜査本部はテロを疑う。だが、梶山署長は、10年前の件との関係を指摘し「次はお前かも」と言う。 ★12月26日納本 6タイトル No.2177 「見習医ワトソンの追究」 著者 鏑木 蓮 全6巻・842頁 腹部を刺され緊急搬送された女性が一命をとりとめる。が、様態が急変し亡くなる。ショック死、医療ミス? 死因究明を命じられた内科医の家入陽太郎は、刑事・成山友佳子の協力を得て調査を開始する。 No.2176 「活字文化に魅せられて 1~20 北海道新聞コラム 私のなかの歴史」 全1巻・96頁 札幌初のタウン情報誌「ステージガイド札幌」の編集長となったいきさつから、幅広い交友、出版物の思い出、出版の未来について語る。 No.2175 「言い過ぎて、ごめんあそばせ」 著者 デヴィ・スカルノ 全3巻・354頁 今の日本は壊れています。私は死ぬまで戦います!正義の怒りをパワーの源に、あらゆるものと正々堂々と戦ってきたデヴィ夫人の言いたい放題。いつも感じていることのほか、「平手打ち事件」の真相なども伝える。 No.2174 「卓上四季 2024年11月 北海道新聞朝刊連載コラム」 全1巻・68頁 11月は「過労死等防止啓発月間」2015年に電通の新入社員高橋まつりさんがクリスマスの日、過労自殺した。24才だった。過労死防止法が施行されて10年。悲劇に歯止めがかからない。(24日 他29編) No.2173 「『いずみ』と『陽だまり』 2024年11月北海道新聞朝刊 くらしの欄掲載」 全1巻・72頁 北海道新聞朝刊の「くらし」の欄に、自分の体験から、感想・反省・思索などを述べるエッセイ形式の投稿文です。 No.2172 「最後の一色 361~389 北海道新聞朝刊連載(2024年11月1日~30日)」 著者 和田 竜 全1巻・98頁 丹後一色家最後の男、一色五郎を描く、北海道新聞朝刊連載小説の361~389(2024年11月分)。本能寺の変に始まる動乱中、長岡忠興と一色五郎はともに明智光秀方の加悦城へ出陣することになった。 ★12月19日 3タイトル完成 No.2171 「透明な螺旋」 著者 東野 圭吾 全5巻・646頁 南房総の沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。同時に同居人の女が行方をくらませた。捜査にあたった草薙と内海薫は、その過程で思いがけず湯川学の名前に行きつく――。 No.2170 「上流階級 4」 著者 高殿 円 全6巻・778頁 富久丸百貨店芦屋川店の外商員、アラフォーの鮫島静緒の爽快お仕事エンタメ!ドラマ化もされた大人気シリーズ第4弾! No.2169 「アルモニカ・ディアボリカ」 著者 皆川 博子 全9巻・1186頁 18世紀 英国 暗号の刻まれた謎の“天使の屍体”が、盲目の治安判事ジョンと元解剖教室の面々を再び事件の渦中へ誘う。『聞かせて いただき 光栄です』続篇。 |