2006年以前作成図書

2006年以前に作成して眠っている点訳データ図書一覧
  (更新 2017年3月)



ふる〜い点訳データ

釧路はなあかり会がが、パソコンを使いましょうといって点訳し始めた初期のデータです。修正してサピエにアップした図書もあります。base98 を使ってましたので bse で保存されていました。一応BESデータになおしてあります。お問合せは釧路点字図書館までお願いいたします。点字用紙に打ったものも図書倉庫に眠っています

 ┏★━━★┓
 ☆/
 ★    ふる〜い点訳データ
 ☆
 ★       1 から 50まで
 ☆
 ★     BSEからBESになおしてあります
 ☆\
 ┗★━━★┛



FD001 「ありがとう盲導犬 ユーザー二十年の軌跡」
 北海道盲導犬協会編  全2巻  北海道新聞社

FD002 「かけはし No.10」
 国立視力障害者センター 全1巻
 函館視力障害センターに学ぶ仲間の平成9年2月発行の第10回記念文集。

FD003 「スワロウテイル」
 岩井俊二 角川書店 全3巻
 移民してきた人たちが暮らす架空都市のちょっと不気味なお話。

FD004「野山のみちくさ」
 金子光男  1巻 136頁  緑鯨社
 釧路とその近辺の野や山の植物を観察して記述。あたかも読者が自分で歩いているような気分になってくる。

FD006 「リンゴと壺」
    土子 雅明  全2巻
 脳性まひで重度障害になった著者のこころの軌跡を書いたもの。

FD007 「人魚がくれたさくら貝」
 長崎源之介 全1巻
 泳ぎが大好きな女の子が田舎のおばあちゃんのうちで過ごした夏休みのできごと。

FD008 「空飛び猫」 「かえってきた空飛び猫」
 アーシュラ・K・ル=グウィン  全2巻
 平和な森でのびのびとクラスセルマ、ロジャー、ジェームズ、そしてハリエットの仲良しきょうだい。お母さんもためいきをついたくらい翼をはやして生まれてきたネコたちです。

FD010 「サクリファイス(犠牲) 我が息子・脳死の11日」
 柳田邦男 全4巻 477頁 文藝春秋
   父と子の魂の救済の物語。

FD011 「ほんとうの私」
 ミラン・クンデラ 全3巻  集英社
   熱く切なく燃える熟年の危うい愛。

FD012 「パパ、やったよ(原田雅彦・恵子夫妻「ふたりの自叙伝」)」
 根岸康雄  全4巻  講談社
 スポーツを通じ、結婚生活を通じて、ひとは何に感動し、何を学ぶのか。

FD013 「一瞬の人生」
 小桧山博(こひやま はく) 全2巻  河出書房新社
 どうして日本人は、これほど醜くなってしまったのか。 人間は本来、こんなに愚かな筈はない、いつか必ず立ち直る筈だと思いつつ書いたと言う32編の短編集。

FD014 「チベット 奇跡の転生」
 ヴィッキー・マッケンジー 全6巻  文藝春秋
 チベット仏教の高僧がなくなったあと「生まれ変わり」があるといわれ、「生まれ変わり」を探し出していく様子と、 その後の成長を事実に基づいて書いている。

FD015 「続・病院で死ぬということ そして今、ぼくはホスピスに」
 山崎章郎 全4巻  文藝春秋
 人間らしく死を迎えるにはどうしたらよいかを考えている医師の書。

FD016 「静かな木」
 藤沢周平 全1巻 新潮社
 平穏であるべき生活に過去の事件が波紋を投げかける。表題作の他に著者最後の短編。鋭い気迫やさりげないユーモアをまじえた書。

FD017 「歩きながら」
 山根基世 全3巻 文藝春秋
 NHKアナウンサーの著者が取材で各地をあるきながら、出会ったいろいろな人たちのこと、それに仕事の難しさなどを書いたエッセー集。

FD018 「馬産王国・釧路 〜釧路馬の時代〜」(釧路新書19)
 寺島敏治(としじ) 全3巻 (31マス仕様) 釧路市
 日本釧路種」「奏上釧路種」など釧路馬が活躍した時代を語る。

FD019 「大河の一滴」
 五木寛之 全3巻 幻冬舎
 人生は苦しみの連続。あるがままに受け入れてみる。そうすると違う自分が見えてくることを教えてくれる。

FD020 「賞の柩」
 帚木蓬生 全5巻 新潮社
 ノーベル賞受賞者の周辺に不自然な死が多すぎることに気づいた青年医師は賞を巡る論文盗作と見えざる狂気の存在を知る。現役医師作家が放つ傑作サスペンス

FD021 「闇の穴」
 藤沢周平 全3巻
 江戸に生きる人々の哀感を描くミステリアスな短編集。

FD024 「だからこうなるの 我が老後」
 佐藤愛子 全3巻 文藝春秋
 愛子さんの日々にまつわるいろいろの出来事をおかしく書いている。佐藤さんの気骨のある内容で楽しいです。

FD025 「ここが僕たちのホスピス」
 山崎章郎(ふみお) 全4巻 文藝春秋  ホスピスでの「最期のときまでその人らしく生き抜くために行われる治療と心遣い」を記した本。

FD026 「水無月の墓」
 小池真理子 全3巻  新潮社
 不思議で怖くどこか懐かしい「異界」への扉を開く幻想小説8編。

FD027 「ダディ」
 郷ひろみ 全4巻 幻冬舎
 <理想の夫婦>と言われた二人はなぜ離婚を選んだのか? 妻へ娘へ痛切な思いを込めて綴った、郷ひろみ42歳、裸の肖像。

FD028 「しずくの首飾り」
 ジョーン・エイキン  全1巻  岩波書店
 自由奔放な空想力あふれる児童文学の短編集。

FD029 「"癒されぬ輪禍" 交通事故被害者の声」
 警察本部交通部監修 全1巻  北海道交通安全協会

FD030 「雪の中で死にたい ある警察医の記録」
 月居典夫 全4巻 北海道交通安全協会
 検死業務に立ち会う警察医が札幌で起こる事件の一部をヒントにしたフィクション。

FD031 「黄落」
 佐江 衆一  全5巻
 高齢の親を介護する夫婦の苦悩を描く感動小説。

FD032 「デヴィの“ちょっと一言よろしいかしら?”」
 デヴィ・スカルノ  全3巻
 デヴィ夫人の観察した、芸能人、著名人の生態物語。

FD033 「「少年A」 この子を生んで 悔恨の手記」
 「少年A」の父母  全4巻
 神戸連続児童殺傷事件の犯人A少年の両親が2年間の沈黙を破り、涙とともに綴った悔恨の手記。

FD034 「北アルプス白馬岳の殺人」
 梓 林太郎  全4巻
 「昔ダッコちゃん人形を盗んでしまったお詫びのお金をおもちゃ屋さんにお返ししたい。その方はどこに?」という新聞記事。「それは私の母です」と名乗り出た男が、そして息子が変死と、次々に事件が起こり始める。

FD035 「い〜っしょ!くしろ”アレコレ”」
 岡崎 朋美他  全3巻
 FM釧路が4周年に発行した記念誌です。釧路に生まれ育った人、釧路で活躍している人、50人の方々の執筆で、釧路の魅力一杯です。

FD036 「ももこの話」
 さくら ももこ  全2巻
 ももこの小さい頃から大人になるまでの出来事を書いたエッセイ集。

FD037 「万華鏡」
 遠藤 周作  全3巻
 著者と万華鏡、読者との手紙、また著者の体験に基づくエッセー。

FD038 「昔話には裏がある」
 ひろ さちや  全3巻
 こぶとり爺さんのこぶは、左右どちらについていたか? 論理的に突き詰めると、隠されていた以外な意味が見えてくる。宗教哲学の蘊蓄と面白考察。

FD039 「惑いの年」
 阿部 牧郎  全4巻
 葬った時間を取り戻そうと生の極限に挑むふたり。人生の年月を経て初めて得る愛がここにある。

FD040 「今から始める 大乗十来に学ぶ」
 石川 洋  全3巻
 昭和5年、栃木県に生まれ牧師を志していた石川洋が一燈園創設者の西田天香さんに師事、托鉢者としての生き方を書く。

FD041 「天使のひと言 ポロリ、ドキリ、クスリ ・・・はっとしたわが子のつぶ やき」
 全労済  全2巻
 無邪気で自由な感性、そして無垢ゆえの鋭さ。生きる元気を与えてくれる子供たちの言葉。

FD042 「釧路碑文(いしぶみ)手帳U」 (釧路新書23)
 釧路古文書研究会 全4巻
 「釧路碑文手帳T」に続き(U)は旧釧路川西北部(橋北、駅裏、鳥取、大楽毛、山花界隈)にある石碑・石塔像など78基について解説している。

FD043 「ここに母あり 北野さき一代記」
 北野 さき  全3巻
 13歳のとき家が破産したさきは家を取り戻すため単身上京した。そして30年後、天才ビートタケシを産む。明治女の波乱万丈腕まくり一代記。

FD045 「水ばしょうの詩(うた) ある警察医の記録・雪の中で死にたい 続編」
 月居 典夫  全4巻
 警察医の手掛けた事件をもとにしてその人生模様をフィクションとして記したもの。

FD046 「だから、あなたも生きぬいて」
 大平 光代  全3巻
 中学2年の時、いじめを苦に自殺未遂。その後坂道を転げ落ちるように非行に走る。16歳で「極道の妻」になったが、22歳で出会った大平氏により立ち直り、29歳で司法試験に合格した女性が書いた元気の出る本。

FD047 「日本の怪しい話 ふしぎな話」
 上田秋成、小泉八雲  全3巻
 上田秋成の「雨月物語」から4話、小泉八雲の「怪談奇談」から9話、その他不思議な話を7話、以上20話からなる短編集。

FD048 「律子慕情」
 小池 真理子  全4巻
 死者の気配を感知する力を持つ律子。その心に刻まれた愛と死と命の物語。

FD049 「ガーランドの瞳 ーー愛の盲導犬物語」
 郡司ななえ  全2巻
 3年2ヶ月という短い生涯を駆け抜けていった盲導犬と家族の愛の物語「ベルナのしっぽ」の続編。

FD050 「さるのこしかけ」
 さくらももこ  全2巻
 さくらももこの身近におきた出来事をつづったエッセイ集。

 ┏★━━★┓
 ☆/
 ★    ふる〜い点訳データ
 ☆
 ★       51 から 100まで
 ☆
 ★     BSEからBESになおしてあります
 ☆\
 ┗★━━★┛

FD051 「愛の伝説・釧路湿原」
 西村京太郎  4巻 光文社
 女を追う私立探偵とその妻が何者かに殺された・・・。事件の背後に潜む巨悪に十津川の推理が敢然と立ち向かう。

FD052 「生きるよろこび」
 瀬戸内寂聴  全2巻  講談社
 寂庵発行の「寂庵便り」第1号から第50号までの「寂庵随想」をまとめたものです。

FD053 「逆襲! 真田幸村」
 典厩(てんきゅう)五郎  全5巻  株式会社光栄
 相次ぐ武将の怪死、猿飛佐助・霧隠才蔵ら真田十勇士が戦国を駆け巡る。

FD054 「自分「プレゼン」術」
 藤原和博  全3巻  筑摩書房
 自分の思いを相手に伝えるためのプレゼンテーションの仕方。

FD055 「相性のよしあしはフェロモンが決める」
 M.コーディス D.モラン  D.ヒューイ  全4巻  草思社
 なぜ特定の人を好きになるのか? なぜ初対面なのに強いきずなを感じたり理由もなく「合わない」と感じたりするのか? それは無意識のうちにフェロモンによる判断が働くからだ。近年の研究成果により、フェロモンがいかに人間関係や気分や恋人選びに影響を及ぼしているかがわかってきた。フェロモンの知識があれば自分の行動の理解が深まり、人生がいっそう豊かになるだろう。

FD056 「桃」
 久世光彦  全3巻  新潮社
 山本周五郎賞受賞作家初めての短編集、幻想と官能の芳香が妖しく漂う小説。

FD057 「必要のない人」
 内舘牧子  全2巻  角川書店
 恋・性・老そして死。人生の大きな流れのなかで揺れ惑う男と女を描いた短編集。

FD058 「百合祭」
 桃谷 方子(ほうこ)  全3巻  講談社
 老女ばかりが住むアパートに男(79歳)が一人入ってくる事で巻き起こる生活空間の変化。老いの生々しさと人生の哀歓を描いている。

FD059 「白妖鬼」
 高橋克彦  全3巻  講談社
 平安時代、人の心を糧として歴史を操る鬼を退治するための陰陽師が活躍する歴史伝奇長篇。

FD060 「死者と生者の仲良し時間」
 鈴木秀子  全4巻  文藝春秋
 大反響を呼んだ前著「死にゆく者からの言葉」をきっかけに始まったあの世とこの世を結ぶ読者の不思議な体験の数々。

FD061 「街角の百年 〜北大通・幣舞橋〜」 (釧路新書25)
 釧路市地域資料室  全4巻  釧路市
 釧路新聞の文化欄に掲載されたものに新たに幣舞橋と道東の四季像の稿を加え、地域の動き、地域の動きがもつ意味合い、地域から歴史を眺める一書。

FD062 「基本のイタリアン・オレンジページ とりあえずこの料理さえ作れればA」
 手塚浩行  全2巻   オレンジページ
 イタリア料理(スパゲッティ、パスタ、ピザ等)の作り方と材料、ハーブ、チーズについて書いてある料理の本。

FD063 「陰陽師」
 夢枕 獏 全4巻  文藝春秋
 時は平安時代。安倍清明は陰陽師。死霊や生霊、鬼などの妖しのものを相手に親友の源博雅と力を合わせて、この世のものならぬ不可思議な難事件にいどみ、あざやかに解決する。

FD064 「こころの天気図」
 五木寛之  全2巻  講談社
 文明批評、随筆集。

FD065 「老年を幸福に生きる」
 中野孝次  全2巻  青春出版社
 「現代において幸福とはなにか、どのようにしたら幸福を獲得できるか」をテーマにした著者の描き下ろし。

FD066 「女にいらだつ男  男にあきれる女」
 伊東 明  全5巻  扶桑社
 男と女のすれ違い会話をどうすればスムーズに進められるかというアドバイスを満載した心理学の本です。

FD067 「理由」
 宮部みゆき  全11巻  朝日新聞社
 民事執行妨害を裁判所の競売物件と関連させた推理小説。

FD068 「ささやかだけれど、大切なこと。」
 ポール・ウィルソン  全1巻  河出書房新社
 心のやすらぎを取り戻すためのガイドブック。不安になったり、イライラを感じたら好きなページを開いてください。心の命じるままに。ひらめきを信じましょう。

FD069 「雷桜」
 宇江佐真理  全6巻  角川書店
 赤ん坊の時に何者かにさらわれた庄屋の愛娘・遊は15年の時を経て “狼女”となって帰還した。のち、ある大名の子を宿す遊の数奇な運命を綴った感動の物語。

FD070 「サイキンノヤイコ」
 矢井田瞳  全3巻  新潮社
 日本にダリダリ旋風を巻き起こした女子大生シンガーのデビューから大学卒業まで。

FD071 「種をまく人」
 ポール・フライシュマン  全1巻  あすなろ書房
 ゴミ溜めのようになっていた空き地に少女が種をまいたことから少しずつ人々の気持ちも変わっていく。

FD072 「かんたんにつくれるおつまみ」
 辻 勲 監修  全3巻  ジャパンクッキングセンター
 料理の実用書。

FD073 「泣きの銀次」
 宇江佐真理  全5巻  講談社
 妹を殺した下手人を追って大店の若旦那から岡っ引きになった銀次の恋を交えての人情捕り物帳。

FD074 「恋占い」
 赤川次郎  全3巻  新潮社
 いつも誰かに恋をしている沢崎まどか高校2年生。しっかり者の沢崎みゆき中学2年生。この姉妹がくりひろげる物語。

FD075 「OUT アウト」
 桐野夏生  全12巻  講談社
 弁当工場の夜勤パートをする43才の主婦は、なぜパート仲間が殺した夫の死体をバラバラにしたのか。犯罪を犯した平凡な主婦たち4人の運命を描くサスペンス。

FD076 「中年ドクター宇宙飛行士受験奮戦記」
 白崎修一  全4巻  学習研究社
 ドクター白崎はある日突然夢の宇宙飛行士への道をめざし、<宇宙飛行士のお受験>に挑んだ! そこには過酷でリアルなそしてちょっぴりユーモラスな人間模様が展開されている。

FD077 「温かなお皿」
 江國香織  全1巻  理論社
 食べものをモチーフにさまざまな愛の形をえがいた短編集。

FD078 「知多半島殺人事件」
 西村京太郎  全4巻  文藝春秋
 十津川警部を襲う連続爆弾テロ事件! 次の標的は家族か恋人か? 十津川班に最大の危機が迫る。待望の傑作長編。

FD079 「尾張柳生秘剣」
 火坂雅志  全1巻   祥伝社
 柳生石舟斉の正統を継ぐ尾張柳生。その剣士、新左衛門清巌の最強の宿命を負った男の苛烈な剣!

FD080 「まりやの基準」
 山田まりや  全3巻  扶桑社
 山田まりやの生い立ちから・・・。

FD081 「子育てをしない男には女のスゴサがわからない」
 山脇由貴子  全2巻  ポプラ社
 子供のことで悩んでいる親への応援歌、児童相談所のカウンセラーが贈る知恵の言葉。

FD082 「こころの手足」
 中村久子  全4巻  春秋社
 人生に絶望なし、3歳で両手・両足を失い、見世物興行の世界に身を投じながらもあらゆる悲しみを超えて人間愛に生きた感動の一生を書いたもの。

FD083 「密謀(上)」
 藤沢周平  全6巻   新潮社

FD084 「密謀(下)」
 藤沢周平  全5巻   新潮社
 織田から豊臣へ、豊臣から徳川へと、戦国の世と上杉主君を支える直江兼続の擁する草(忍びの者)の暗躍を軸に壮大なスケールで描く渾身の戦国ドラマ。

FD085 「女のいろは坂」
 田井洋子 全2巻  滑w習研究社
 「女のいろは坂」としていろいろな坂道を上がってゆく女の生態を描いています。随筆の方は田井洋子さんのシナリオ作家としての様子が描かれています。

FD086 「白い犬とワルツを」
 テリー・ケイ  全4巻  新潮社
 長年連れそった妻に先立たれた老人サム。サム以外の人間には見えない白い犬。真実の愛の姿を美しくさわやかに描いて、痛い程の感動を与える大人の童話。あなたには白い犬が見えますか?

FD087 「釧路・網走殺人ルート」
 西村京太郎  全5巻  講談社Novels
 北海道を舞台に逃走する横領犯とそれを追う刑事のトラベル推理小説。

FD088 「ぼくらはみんな生きている  18歳ですべての記憶を失くした青年の手 記」
 坪倉優介  全2巻  幻冬舎
 18歳で事故にあい、すべての記憶をなくしてしまった青年が草木染作家として独立するまでの12年間の軌跡。

FD089 「プロジェクトX リーダーたちの言葉」
 今井 彰  全3巻  文藝春秋
 不可能を可能とした現場リーダーたちのひたむきに生きた魂の言葉を書いています。

FD090 「母子鳥は翔(と)べるか」
 木島五子  全5巻  緑鯨社
 結婚して新潟から釧路に移り住んだ主人公が出産の時の後遺症で身体障がい者となった息子と歩む苦難の人生の物語。

FD091 「銀の雨 堪忍旦那 為後勘八郎」
 宇江佐真理  全4巻  幻冬舎
 市井の人々の運命の転変をつづる寛容な同心の人情捕り物帳。

FD092 「キタヨシの独り言」
 小川安久  全3巻  私家版
 若い頃から山川草木を愛し自然を大切にしてきた著者。釧路新聞(「番茶の味」)や雑誌に掲載された論文、短歌、俳句等を纏めたもので、ときには読む人を過去へ誘う。

FD093 「LOVERS(ラバーズ)」
 安達千夏、他8名  全3巻  祥伝社
 女性作家9名による短編恋愛小説。

FD094 「指揮官たちの特攻 幸福は花びらのごとく」
 城山三郎  全3巻  新潮社
 神風特別攻撃隊長として部下とともに決死行を遂げた、青年将校、関行男、中津留達雄を中心としてその生い立ちから最後までを個性的な指揮官として花びらのごとく散った男たちへの鎮魂の書。

FD095 「戦後史ノート(上) 〜二十万都市・釧路の成立〜」  釧路新書26
 釧路地方史研究会  全4巻  釧路市
 釧路市は昭和20年に人口が5万人余りであったが、四半世紀後に20万人を超えるまでになり、その過程・要因が書かれています。(第4巻74頁と75頁は見開きの表です。)

FD096 「始めるのに遅すぎることなんかない!」
 中島 薫  全3巻  サンマーク出版
 「考え方のくせ」のフレーズを101個集めた本。ビジネスのストレスをへらすなどのヒントになる新しい何かを発見するための手がかりとなる本です。

FD097 「君のそばで会おう」
 銀色夏生  全1巻  角川書店
 作者が好きなものを好きでいられるように注意して生きている中で生まれた詩集。

FD098 「奇妙にとってもこわい話」
 阿刀田高・選  全4巻 光文社
 一般応募に全国から寄せられた恐い体験話や奇妙な話の40選を紹介。

FD099 「伝えて! 届けて! 心のポスト!」作品集
 北日本広告社企画  全1巻  北日本広告社
 北海道新聞が「ありがとうの一言」「愛をこめて一言」「怒りの一言」「ごめんなさいの一言」を50字以内で募集して、5500点の応募の中から選ばれた作品集(非売品)

FD100 「室の梅 おろく医者覚え帖」
 宇江佐真理  全4巻  講談社
 奉行所検死役を務め事件を解き明かす主人公を人は「おろく医者」と呼ぶ。産婆の恋女房と共に江戸の底に渦巻く事件に立ち向かう。

 ┏★━━★┓
 ☆/
 ★    ふる〜い点訳データ
 ☆
 ★       101 から 184まで
 ☆
 ★     BSEからBESになおしてあります
 ☆\
 ┗★━━★┛

FD101 「ふいに吹く風」
 南木佳士  全3巻
 筆者は北海道に住む医者です。迷い悩みながら診療をつづける日々。

FD102 「償い」
 矢口敦子 全6巻
 “人の心を殺しても罰せられないのですか?” 絶望を抱えて生きるホームレスと15歳の「殺人鬼」。ふたりの魂が救済されるときは来るのか?

FD103 「こころとからだ」
 五木寛之  全3巻
 この本は具体的に偏頭痛や、腰痛の克服法について語りながら、人間の心と体の深部に横たわる「いのち」そのものの不思議さを探究する書です。

FD104 「赤い雪どけ水」
 原しょう  全1巻  文芸社
 一昔前に起こったソ連の崩壊、その後のロシアが抱える深刻な社会問題。主人公は、そんな中でもしたたかに力強く生きる人々に出会う。著者は釧路生まれ。1970年にソ連邦ルムンバ民族友好大学中退。1974年エストニア共和国タリン海洋学校卒業。

FD105 「もう一人の私が歩みはじめた」
 村西妙子  全1巻  緑鯨社
 平和が続いていたある日、私の見知らぬ客が現れた。「あなたの友達だよ」といって訪ねてきた。それが今も友達である「ガン」なのです。前向きな著者の闘病記。

FD106 「少年H(上巻)」
 妹尾(せのお)河童  全6巻  講談社
 太平洋戦争に突入する時代の少年Hの目を通して見た世界。

FD107 「みんなの幽霊  ローザ」
 クリスティーネ・ネストリンガー  全3巻  岩波書店
 ナスティとティナはなかよし友達。ある日ナスティに守護天使ならぬローザ・リーデルという名前のおばあさん守護幽霊があらわれました。ローザは呼鈴を鳴らしたり、揺り椅子を動かしたりするけれど、空を飛べず鍵穴を通り抜けることもできません。お父さんお母さんを巻き込んで持ち上がる一騒動。そしてついにローザはナスティとティナの学校へやってきた。

FD108 「心をほぐすいい話   自分をリフレッシュする60のヒント」
 渡邊祐介  全2巻  PHP研究所
 私たちの身のまわりにありながら気づかなかったささやかな話や遠い世界の極端な話など、心を励まし、温かくしてくれる一冊。

FD109 「I Love Beatles  アイ ラブ ビートルズ」
 赤岩和美他  全6巻  TOKYO FM出版
 世界中の人々をとりこにしたビートルズの歴史、CD、メンバーのプロフィール、関連本、ホームページなどをくわしく紹介した本。

FD110 「闇を引き継ぐ者」
 西村京太郎  全4巻  角川書店  十津川警部のシリーズ。誘拐して残酷な殺人を繰り返す犯人と警察のかけ引き。

FD111 「お医者さんが考えた朝だけダイエット」
 風本真吾  全3巻  三笠書房
 医師による健康管理のもとに朝食でとる400Kcal分を減らし、個人、個人に合うダイエット法を紹介。

FD112 「運命の足音」
 五木寛之  全3巻  幻冬舎
 ――これを言ってしまわなければ死ねない、とずっと思っていた―― 戦後57年、胸に封印して語りえなかった悲痛な記憶、驚愕の真実。告白的人生録。

FD113 「愛のひだりがわ」
 筒井康隆  全4巻  岩波書店
 左手が不自由な女の子が、父を探す旅の中でいろいろな困難に立ち向かいながら、大人になっていくお話です。

FD114 「本当は恐ろしい  グリム童話」
 桐生 操  全3巻  KKベストセラーズ
 現在の「グリム童話」は、無垢の子どもに親が顔を赤らめずに読んで話してやれるように、相当、手を加えているが、この本は「初版」の残酷で荒々しい表現法を残している。大人が読んで、「なるほど、こういう意味だったのか」と考えながら読むとおもしろい。

FD115 「ばたばたナース」
 桜木もえ  全3巻  講談社
 まだまだ勉強中のかわいいナースのおもしろいエッセイ。毎日が悪戦苦闘のナースのつぶやき。

FD116 「少年H(下巻)」
 妹尾河童  全6巻  講談社
 戦中戦後のおとなや神戸の変化を、少年Hの目を通して描く。

FD117 「有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房」
 綾小路きみまろ  全2巻  PHP研究所
 爆笑ライブの漫談(テープ)が本になりました。大いに笑ってください。

FD119 「猛スピードで母は」
 長嶋  有(ゆう)  全2巻  文藝春秋
 家族の求心力が失われている現代に勇気を与えてくれるような作品です。

FD120 「結晶物語 Tale of Crystallized Water 水が教えてくれたこと」
 江本 勝  全1巻  サンマーク出版
 人間の顔がそれぞれ違うように、水の結晶もふたつとして同じ姿はありません。水に声をかけたり音楽をきかせたり文字を見せたりするうち独特な結晶ができます。

FD121 「ヴィク・ストーリーズ」
 サラ・パレツキー  全4巻  早川書房
 空手の達人にして美貌の女探偵、V.I.ウォーショースキはミステリ・ファンだけでなく現代の女性達に勇気と元気をあたえつづけている。V.Iの新たな魅力が再発見できる全短編アンソロジー。

FD122 「覚醒麻酔」
 志賀 貢  全4巻  講談社
 医師で弁護士の朝比奈博士、親友の新聞記者片桐が入院の麻酔状態の中で、不正の言葉と妻の名を耳にする。夢か、現実か――?。そして、片桐の事故死――?

FD123 「やまない雨はない  妻の死、うつ病、それからやまない雨はない 妻の死、うつ病、それから」
 倉嶋 厚  全2巻  文芸春秋
 「伴侶との別れ」や「うつ病」の状況は人により千差万別ですが、この本に書かれていることの共感や批判を通じて、何かヒントになるようなことがあれば幸いです。・・・著者

FD125 「凍りついたメス」
 志賀 貢  全3巻  祥伝社
 医学知識を盛り込み、事件のナゾを追う長編医学ミステリー。

FD126 「阿寒湖わらべ唄殺人事件」
 木谷恭介  全4巻  徳間書店
 阿寒の湖でおきた連続殺人事件を「わらべ唄」の謎から推理していく宮之原警部シリーズ。

FD127 「陰陽師狼蘭(壱)」
 小沢 章友  全3巻  学習研究社
 都の鬼門を守る陰陽天文博士阿部龍明、狼蘭父子。幼なじみ達と共に妖魔との死闘に挑む王朝伝奇ロマン。

FD128 「いま聞きたい  いま話したい」
 瀬戸内寂聴・山田詠美  全2巻  中央公論新社
 瀬戸内寂聴と山田詠美の対談。「私小説」「死」「女と男」「場所の記憶」について話したことをまとめたものです。

FD129 「悲しいとき」
 いつもここから  全1巻  扶桑社
 お笑いコンビの「いつもここから」の『悲しいとき〜』で始まるフレイズ160点とインタビューとマンガ『ヒマオ』の三部作。

FD130 「ゲームの名は誘拐」
 東野圭吾  全5巻  光文社
 主人公は大手自動車メーカーの新車発売プロモーションを担当していた広告代理店のエリート。副社長の一声でプランが中止になり担当を外される。復讐を思いつく、彼は偶然にも家出した副社長の娘とであったことからゲームで挑戦する。しかし事態は思わぬ方向へ・・・。

FD131 「人気シェフの味をうちで楽しむ酒の肴」
 熊谷喜八・野崎洋光・日高良美・脇屋友詞  全2巻  学習研究社
 4人のシェフ、イタリア料理の日高良美、中国料理の脇屋友詞、日本料理の野崎洋光、パンエスニック料理の熊谷喜八のレシピ(作り方)集。お酒といっしょに食べたい料理は? 家族や友人と食べたい料理はどれ?

FD132 「盲導犬クイールの一生」
 石黒謙吾  全1巻  文芸春秋
 クイールはそのように生まれ、育ったか、そして息をひきとるまでをモノクロームの写真と文章で綴る]盲導犬クイールの生涯。

FD133 「歌になった「日本昔話・伝説」の謎」
 合田 道人  全3巻  幻冬舎
 知っている話ばかりなのに、そこには思いがけないいきさつがあった。深いわけがあった。へぇーへぇーの連続の本です。

FD134 「依頼人」
 ジョン・グリシャム  全13巻  新潮社
 マーク少年は、一人の男が自殺を図ろうとしている現場に遭遇する。男はある秘密を打ち明けてから、目の前でピストル自殺を遂げてしまう。11歳の少年にとってはあまりにも衝撃的な事件だった。秘密を公けにすることは、即、死につながる。追いつめられたマークは1ドルで女性弁護士レジーに助けを求める。

FD136 「精神科医はいらない」
 下田 治美  全4巻  角川書店
 自らも「うつ病」発症の経験がある著者が見た「精神科医の腕前の大きな差」。泣きながら医師に従う患者とともに、驚き、怒り、そして泣いた衝撃の記録。

FD137 「エルマーのぼうけん」
 ルース・スタイルス・ガネット  全1巻  福音館書店
 勇敢な男の子エルマーは年とった野良猫から、どうぶつ島にとらえられている竜の子供の話を聞き、動物たちの手から無事に竜を救い出すお話です。

FD138 「刑事コロンボ 人形の密室」
 アルフレッド・ローレンス  全4巻  二見書房
 深夜の老舗デパートで殺人事件が起こる。部下の主張する密室説をコロンボ警部がどう解決していくのか。

FD139 「童話の花束 その28」
 西本鶏介 監修  全1巻   ジャパンエナジー
 第28回JOMO童話賞入賞者の童話16編。児童賞は小学生3人が受賞しました。

FD140 「ああ、恥ずかし」
 阿川佐和子他  全2巻  新潮社
 穴があったら入りたい! こんなドジ私だけじゃなかったのね・・・。女性ばかり70人の“恥ずかしい”体験集。

FD141 「悲しいとき2」
 いつもここから  全1巻  講談社
 お笑いコンビ「いつもここから」の『悲しいとき〜』で始まるフレイズの数々、インタビュー、二人が日々の雑感を綴った『心のきれはし』の三部作。

FD142 「半落ち」
 横山 秀夫  全4巻  講談社
 請われて妻を殺した警察官は容疑を認めるが、犯行後の2日間については、口を割らない「半落ち」状態であった。

FD143 「屍鬼(一)」
 小野 不由美  全7巻  新潮社
 人口わずか1300の小さい村で発見された三体の腐乱死体。周りには無数の肉片が散乱していた。闇夜をついて越してきた謎の家族は、連続する不審死とどう関わっているのか。殺人か、未知の疫病か、それとも・・・。

FD144 「屍鬼(二)」
 小野 不由実  全7巻  新潮社
 死者の数は留まることを知らず、村は恐怖の連鎖に陥っていた。山々に響き渡る読経、毎日のように墓場に消えていく棺・・・。 目が離せない展開、戦慄の第二幕。

FD145 「取調室ーー静かなる死闘」
 笹沢 佐保  全4巻  光文社
 ホテルで全国学生テニス選手権優勝者の撲殺死体が発見された。そのホテルをあわただしくチェックアウトした父に疑惑が集まる。敏腕取調官と冷徹な被疑者との息をのむ攻防。

FD146 「いのち、生ききる」
 日野原重明・瀬戸内寂聴  全3巻  光文社
 元気になりたい人、この指とまれ!と90歳を過ぎた日野原重明さんと80歳を過ぎた瀬戸内寂聴さんが元気に生きるために対談をしています。

FD147 「へなちょこ探検隊 ーー 屋久島に行ってきました」
 銀色夏生  全1巻  幻冬舎
 自然たっぷりの屋久島を旅した様子をほのぼの楽しく心地よくエッセイにしています。

FD148 「体外受精 −− 女医は見ていた」
 志賀  貢  全4巻  祥伝社
 幼い頃、両親を殺害された主人公、朝日は不妊治療の権威である。結婚後、自ら妻とともに体外受精を受けるが生まれた子供の血液型があわず自分の子ではない。そこに隠された真実は何か?

FD149 「身がわり  ーー 母有吉佐和子の日日」
 有吉玉青  全4巻  新潮社
 有吉佐和子の娘、玉青が自分が小さい頃からの母との生活を細かく綴ってあり、自伝的内容です。

FD150 「時の回廊、昭和は遠くなりにけり」
 辻真先  全7巻  樺ゥ日ソノラマ
 昭和29年の台風にあい記憶を失い名前が太郎から三郎まで変わり、いろいろなことに巡り合いミステリーのような不思議な小説です。

FD151 「第三の時効」  横山秀夫  鰹W英社 全6巻
警察の捜査一課を舞台にした作品。三つの捜査班内部の心の葛藤と思いもよらない捜査方法で解決していく六つの事件。

FD152 「あの世 この世」  瀬戸内寂聴・玄侑宗久  全2巻 叶V潮社
作家であり、僧侶である二人が教えてくれる極楽への道案内、人は死んだら、どうなるのですか?等々、対談している。

FD153 「ドクター荒井のアジア スロー トラベル日記 ーー熟年よ旅に出よう!」  荒井義章  全2巻
ピースボート船医、国境なき医師団として世界を駆ける著者がアジアの旅を極める。熟年でも安心な「病気とケガの対処法」満載のトラベルガイドエッセイ。

FD154 「釧路ぬさまい橋 殺人事件」  木谷 恭介  全4巻 鎌、文社
釧路の水産会社社長が刺殺され莫大な財産が残された。事件の背景には家」に隠された愛憎が渦巻いていた。警察は一人娘の恋人に容疑を向ける。

FD155 「心がだんだん晴れてくる本」  中山 庸子 全2巻  叶V潮社
落ち込みから抜け出せない時、自分が好きになれない時、先が見えなくてつらい時などなど、人間の人間らしい様々なシーンを思い巡らせ元気になるような解決法を書いたエッセイ集。

FD156 「屍鬼(三)」  小野 不由美  全5巻 叶V潮社
逃げ場のない恐怖の村で深夜、何者かが蠢き始めていた。その謎に気付いていた者たちの背後に伸びる白い手。明らかになる「屍鬼」の正体。驚愕の第三巻。

FD157 「鬼女面殺人事件」  西村 京太郎  全5巻 叶ツ樹社
弁護士の中原正弘が居合わせた毒殺事件をきっかけに次々と起こる殺人。疑問を感じ出した中原の推理に注目。

FD158 「100万回の言い訳」  唯川 恵  全7巻  叶V潮社
マンションの火事を機に独身寮と実家で別居生活を始めた子供のいない夫婦がそれぞれ心ときめく相手との出会いと別れの中で夫婦とは何かを見出してゆく物語。

FD159 「屍鬼(四)」  小野 不由美 全7巻 叶V潮社
前代未聞の怪異が村に跋扈する中、閑散とした病院の奥で連夜密かに地獄絵巻が繰り広げられていた。・・・はびこる屍鬼を壊滅させるための糸口が見え出した。しかし、その時村人の絆が崩れ始める。生き残った者たちが選んだ策は――。

FD160 「みみずくの夜(よる)メール」  五木 寛之 全2巻 朝日新聞社
朝日新聞に連載された五木流ユーモアエッセイ集。笑う・考える・涙ぐむ、そして圧倒的に面白い53話。

FD161 「手紙」  東野 圭吾  全6巻  毎日新聞社
父親は事故、母親は過労で亡くしてしまった兄弟。弟を大学に進学させたい一心で強盗殺人を犯してしまった兄、その時弟は・・・。断ち切られた兄弟の絆。希望なき世界を彷徨う人生。いつか罪は償われ、傷は癒されていくのだろうか。

FD162 「囚われて桜子」  新津 きよみ  全4巻  株角川春樹事務所
岸本珠美の暗い過去、2歳からの1年間誘拐され桜子という名前で育てられていたらしい。それから27年後、インターネットの掲示板に再び桜子の名前が、何故――?

FD163 「いつのまにか私も「婆あ」 ―― 居なおって老いを楽しむ ――」  門野 晴子 全3巻 轄u談社
介護が必要な実母とアメリカ人と結婚した娘を交えた女三代の家族騒動記。NHK連続テレビ小説「天うらら」の著者。

FD164 「ズッコケ山賊修業中」  那須 正幹  全2巻  株ポプラ社
ハカセ、ハチベエ、モーちゃんの三人組がドライブへ行き谷底へつれさられ、逃げ出すまでのお話。

FD165 「屍鬼(五)」  小野 不由美 全6巻 叶V潮社
村人たちはついに凶器を手に「屍鬼狩り」に立ち上がった。最後に残るのは人間か屍鬼か? 意外な結末の壮絶な完結編。

FD166 「大江山鬼伝説殺人事件」  山村 美紗  全4巻  叶V潮社
京都を舞台に葬儀社を経営する若き女社長明子が葬儀の依頼をうけた遺体を見て死亡原因に疑問をいだき親しくしている警部に告発し探偵の如く犯人を推理して解決していく、大江山鬼伝説殺人事件。他4作の短編もの。

FD167 「前世療法―米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘」  ブライアン・L・ワイス  全4巻 494頁  PHP研究所
神秘的とも言える治癒の記録をつづったこの手記は、人間観人生観の革命であり生きる真の意味を教えてくれる。

FD168 「恋のあっちょんぶりけ」  北川 悦吏子  全2巻 潟}ガジンハウス
自分のこれまでを反省しても否定しないでちょっとその気さえあれば人生はいつまでも楽しいと思う。いろんな風にね。

FD169 「インソムニア」  ロバート・ウェスト・ブルック  全4巻
白夜のアラスカの町で、少女の全裸死体が発見された。ロス市警の刑事ウィルと相棒が捜査の応援にかけつける。殺人犯をおびき出したウィルは濃霧の中で誤って相棒を射殺してしまう。勝ち誇る犯人が連日かけてくる夜明けの電話は、ウィルの不眠症を加速し、罪の意識と恐怖がしだいに彼を追い詰める。

FD170 「群集を遠く離れて、伊邦人」  新山 乃輔   全2巻  新風社
釧路市内の現役高校教諭新山氏が自身のイタリア旅行を小説風にアレンジして学級通信に連載したことを機に生まれた旅行小説。旧友3人とイタリア旅行とイタリア芸術を中心に話が展開していく。

FD171 「経済のニュースがよくわかる本  世界の経済編」  細野 真宏  全5巻  椛P新堂
激動する世界経済を小学生でもわかるようにと書かれたもっともわかりやすい経済本。大学の講義でも利用されるほどわかりやすく、しかも内容も深い仕上がりである。経済書ではめずらしいミリオンセラー。

FD172 「医者がぼけた母親を介護する時」  米山 公啓  全3巻 鰹W英社
よりよい治療を求め介護を尽くし看取るまで医者として家族としての苦悩と葛藤の全記録。

FD173 「「かけがえのない人」と思われる人の共通点」  斎藤 茂太  全3巻 (株)新講社
私たちの生きている日常にはひとつの集団や人との結びつきの中で必要とされる存在でありたいと誰もが願うことだろう。傍らにいる人、自分自身の存在を見つめなおし「かけがえのない人」を見失わないためにみなさんと考えていきたい。

FD174 「ぼくらはズッコケ探偵団」  那須 正幹(なす まさもと)  2巻  ポプラ社
愉快な小学6年生の3人組が野球遊びから事件に巻き込まれ、自分達で解決していく様子を書いた、ユーモラスな推理小説。

FD175 「卵の緒」  瀬尾 まいこ 全3巻  潟}ガジンハウス
僕は捨て子だ。うちにはへその緒がない。「誰よりもあなたが好き。それはすごい勢いであなたを愛しているの、今までもこれからもずっと変わらずによ。ねえ、他に何がいる? それで十分でしょう」 母さんは言った。まったく新しい家族のあり方を軽やかに描いている。

FD176 「バツゲーム」  山田悠介 3巻  褐カ冬舎
10年ぶりの小学校の同窓会を境に、英明の周りで凄惨な事件が起き始めた。翌日に虐殺された当時の担任教師、突如として姿を消したクラスメイト。そして英明のもとに送られてきた1本の8ミリテープ。そこに映し出されていた壮絶な映像・・・! 一連の事件とかつて英明たちが行っていたいじめ「バツゲーム」との関わりは?

FD177 「小6社会 ――基礎から発展 まるわかり――」 全5巻(本文4巻 ふろく1巻)  (株)学研研究社
『日本の歴史』 大昔の日本の国の始まりから日本の新しい出発、世界の中の日本まで。 『わたしたちのくらしと政治』日本国憲法や国政、政治のしくみや役わりなど。 『世界の中の日本』日本と関係の深い国や世界との結びつき、世界における日本の役わりなどの3部構成。(この参考書は2005年9月に作成しました。)

FD178 「永遠のスカーレット・オハラ ヴィヴィアン・リー物語」  草鹿 宏  全3巻 (株)集英社
『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラを演じた事で、その名を映画史に不滅のものとしたヴィヴィアン・リーの波乱にみちた生涯をたどる。

FD179 「幸福の里」  佐藤 愛子 全3巻 読売新聞社
川上宗薫との友情。一人暮らしから公営住宅、老人ホームに入る幸福の形。霊体質の作者の体験。ユーモアを交えた短編8話。

FD180 「龍の子太郎・ふたりのイーダ」  松谷 みよ子  全4巻  轄u談社
サピえにアップ FD441に更新しています。

FD181 「野ざらし忍法帖」  山田 風太郎  全4巻  轄u談社
三代目服部半蔵正重は鉄の掟で忍者軍団を率いる支配者。これに対して弟の京八郎正広は兄に批判的な態度をとり、伊賀組の外から嫁を取ると言い出す。兄半蔵は忍法勝負による決着を提案するが・・・。エロスと妖術の山田風太郎忍法帖の短編集。

FD182 「すっぴん魂 カッパ巻」  室井 滋  全3巻  (株)文藝春秋
時代から取り残されつつあっても、「何か納得できないのね」でも、無理にでもこのスピードについて行こうと思わない。女優、室井滋のエッセイ集。

FD183 「釈迦」  瀬戸内 寂聴  全4巻  (梶j新潮社
この世は美しい。人の命には甘美なものだーー。と釈迦80歳が涅槃に至るまでの最後の旅にでる。寂聴80歳、20年の歳月を経て完成された入魂の大作。

FD184 「西の魔女が死んだ」  梨木 香歩 全2巻 (株)小学館
「西の魔女」とは、中学生の少女まいの祖母のこと。不登校のまいが祖母の家で暮らしていくうちにだんだんと心が癒されていく様子を描いている。